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「くたばれ、クソ神様」  作者: 無脊椎動物
いざ、ブリフィアへ
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65、リベンジ

「おはよう、アラタ」


 自空間でのイメージトレーニングと実践を終えて出てきた俺を迎えたのは、カコの朝の挨拶だった。

 もう朝か、そんなに時間がたってる間隔が無かったが俺はよっぽど没頭していたらしい。

 まあそのおかげで新技を2、3個は作ることのできた。

 きっと役に立つだろう。


「ああ、おはよう。もう朝か」


「もう朝かって。まさかあれから一睡もしてないの? 大丈夫?」


「まあな、もともと俺は睡眠は必要ないし」


「そうなの? でも学園に居た頃は普通に寝てたよね?」


 その頃はまだリヒトになって日が浅かったからな、何と言うか人間のころの名残で寝てたな。

 最近はだいぶ慣れてきて寝ることは娯楽みたいになってるが。


「まあ、気分だ」


「・・・・・・そうなんだ」


「ところで、集まるのは何時なんだ?」


「まだ少し余裕があるよ、私は早めに行くけど。クーアさんに聞きたい事が有るから」


 余裕があるのか、なら少ば時間が足りなくて出来なかった事をしようか。


「分かった。ところで俺は少し別行動をとっても良いか?」


「良いよ。けど遅れないようにね」


「了解」


 さてと、余裕があると言っても遅れないようにできるだけ早くしないとな。

 俺は足早にその場を立ち去った。



 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽



「やっべ、結構集まってるな」


 俺が用事を済ませて集合場所に行くとかなりの人数が集まって居た。

 カコは何処に居るだろうか・・・・・・居た!


「カコ! 始まってるのか?」


「アラタ。大丈夫、ぎりぎりセーフだよ」


 そうか、良かった。

 さすがに二日連続で最後はご遠慮願いたいからな。


「それにしても何処に・・・・・・それは?」


 俺の背中を見ながらカコがそう聞いてくる。


「創った」


「もしかしてその槍がやりたかったこと?」


「ああ」


 俺の背中には昨日まで無かった槍があった。

 槍、と言ってもどちらかというと矛の様なものだが。


「昨日の戦いで剣だとリーチが足りなく感じたからな。まあ、有ったら選択肢が増える程度のものだが」


 それに槍ならいざというときにぶん投げられるからな、昨日みたいに逃がす可能性が減るかもしれない。


「おし、注目! 今から作戦の説明をする!」


 その声の方向を見るとそこには盾の上に盾が乗って、その上にまた盾が乗っているオブジェの上に乗っているクロードが居た。

 うん、どこから突っ込もうか。

 とりあえずクロードお前何でオブジェの上に乗ってるんだよ、と言うかよくそんな所に乗れたな。

 あとその変なオブジェスタラトでも見たぞ、何それ? 何かのシリーズか何かなのかよ。


「前回は全員で行って町が襲撃された。だから今回はこの中の半分が行こうと思う」


 そして誰も突っ込まないのかよ。


「また、敵はおそらく呪いを使ってくる。しかしクーアが加護魔法掛けられる人数はそんなに多くない」


 よし、もう突っ込むのは辞めよう。

 加護魔法? 呪いに対する耐性でも上げるのだろうか?


「よって突入組から更に数人を選出して最初に突入、しばらく置いて残りの人員といった感じだ」


 更に人数を絞るのか? 俺としては技を見せる人数が減ってリスクも減るから良いが。


「そしてその先発隊は俺、クーア、ニクラウス、ニコラウス、カコ、そしてアラタの6人だ」


「「「ざわ・・・」」」


「なるほど、クロードさんなら安心だ」


「しかもラウス兄弟まで」


「カコ様、はぁ、はぁ、どうか俺を罵しぎゃぁぁぁぁぁ!」


 最後まで言わせるつもりは無いぞ、変態。


「「「「「つーかアラタって誰だ」」」」」


 ・・・・・・うん、まあ、分かっていたけども何となく傷つくな。


「以上だ、何か質問は有るか?」


「その、アラタってのは信用なるんですか?」


「安心しろ。アラタは信よ・・・・・・いや、うんまあ、多分信用できるな」


 世辞でも良いからそこは言い切ってくれよ。


「他には・・・・・・無いな。ああ、あと突入組はこの後声を掛けに行くから。以上、解散!」


 そのクロードの言葉を皮切りに冒険者達は散り散りになっていった。


「ごめんなさいね、勝手に決めちゃって」


「クーアさん」


 話しかけてきたのはクーア、あれ、何かデジャビュ?


「別に良いぞ。ところで何で俺達何だ?」


 俺は素朴に思っていることを聞く。


「カコちゃんは強いから、残りは知り合いのほうが呪いにかかった時に殴りやす、解呪しやすいから」


 よし、絶対にかからないようにしよう。


「ふふっ、冗談よ。ちゃんと実力で選んだのよ?」


「そうなのか?」


 こう言っちゃなんだが、あの双子はそこまで強いイメージがない。

 良い方向に考えると呪いにかかった時に押さえつけやすくなるか?


「まあ、とりあえず今は準備をしておいてね。時間になったらまた呼びかけるから」


 そう言い残してクーアは人ごみに紛れて見えなくなった。

 準備とは言っても俺はとっくにしている、暇な時間ができたな。


 ・・・・・・待ってろよ、レーナ。

 約束したからな絶対に助けてやる。


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