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第34話 新しい役割

イラスト

https://52564.mitemin.net/i1282203/

翌朝。


宿を出る支度をしていたエイルは、腰に蒼鋼剣を差したところで手を止め、自分の左腕を見た。荷物をまとめていたロディオが、それに気づく。


「どうした?」


「出る前に、盾を見ていこうと思って」


「盾?」


ルシエラも振り返った。エイルは頷く。


「昨日ガーディアンになっただろ。剣だけでも戦えるけど、それじゃ今までとあんまり変わらないし」


ロディオが少し笑った。


「昨日、昔ならウォリアーを選んでたって言ってたのに、朝になったら盾を買うんだな」


「まだその話するのか?」


「だって、子供の頃は剣を持って敵を倒す英雄になりたかったんだろ?」


「そうだけど」


エイルは少し考えた。


「今の俺が子供の頃の俺に会ったら、もっと剣に金を使えって言われるかもな」


「やっぱり?」


「でも今は、あいつに横を抜かれた時の方が気になる」


ミゼリアとの戦いが頭をよぎった。剣を振るよりも早く横を抜けられ、振り返った時にはルシエラの目の前まで入り込まれていた。あの時は三人がかりでルシエラを引き戻したが、次も同じように止められるとは限らない。


ルシエラが少し考えてから言った。


「でも、大きい盾を持っている英雄もいましたよ」


エイルがすぐにそちらを見る。


「いたよな」


「いました」


ロディオが二人を見る。


「そこは二人で庇い合うんだ」


「本当にいたから」


「本当にいました」


今度はメルディアも口を開いた。


「私も読んだことある」


ロディオが止まる。


「三人いるの?」


「有名な話だから」


「じゃあ俺が知らないだけ?」


クラウスが少し笑った。


「たぶんそうですね。僕も子供の頃に聞いたことはあります」


ロディオは荷物を肩へ掛けながら首を振った。


「昨日から知らないことばっかり増えるな」


「お前が今まで聞いてなかったんだろ」


「それ、昨日も言われた」


五人はそのまま宿を出た。


◇


ベルハルトの装備屋には、朝から何人かの冒険者がいた。壁には剣や槍、鎧、盾が並んでいる。エイルは店主に、昨日ガーディアンへ転職したことと、蒼鋼剣はそのまま使いたいことを伝えた。


店主は剣を一度確認してから、盾の並ぶ一角へ向かう。


「なら片手で使えるやつだな。大きければいいってもんじゃないぞ」


「動けなくなったら困るので」


「そういうことだ」


いくつかの盾を見た後、店主は奥から一枚を引き出した。立てれば胴から脚の上まで隠れるほど大きく、表面には厚い金属板が張られている。縁にも補強が入り、目立つ装飾はなかった。


「付与はない。ただ、丈夫だ」


エイルが受け取ると、ずしりと左腕へ重さが掛かった。固定具を締めて構え、右手には蒼鋼剣を持つ。そのまま何歩か歩き、向きを変えてみた。


ロディオが正面へ回る。


「でかいな」


「持てなくはない」


「俺なら持ちたくない」


「お前は持たなくていいだろ」


メルディアはエイルの後ろへ回ると、左右に少し位置を変えた。


「ここなら、ほとんど隠れる」


エイルが振り返る。


「使う気満々だな」


「そのための盾でしょ?」


店主が笑った。


「使い方としては正しい」


エイルはもう一度正面を向いた。盾越しでは左側の視界が少し狭い。取り回しにも慣れが必要になりそうだった。それでも、ミゼリアが通り抜けた場所をこの盾で塞げたらと考えれば、試す価値はある。


「これにします」


「毎日留め具は確認しろ。盾本体が無事でも、そこが外れたら終わりだ」


「分かりました」


代金を払い、簡単な手入れの方法も聞いた。店を出る頃には、エイルの左腕に大きな盾が増えていた。隣を歩くロディオが、改めてその姿を見る。


「昨日より英雄っぽくなくなったな」


「まだ言うのかよ」


ルシエラは盾を眺めてから言った。


「私はこっちも格好いいと思いますよ」


エイルは少しだけ黙った。


「……ありがとう」


ロディオが笑う。


「そこは普通に喜ぶんだ」


「うるさい」


◇


ベルハルトを出た五人は、東へ続く街道を進んだ。まずはベル砦。その先のリゼルへ戻り、そこから南へ下る街道へ入ればメルクへ向かえる。ベルハルトからリゼルまでは一度通った道なので、道順そのものに迷う心配はなかった。


町から離れるにつれて人家が減り、代わりに街道を行き交う荷馬車や兵士が目につくようになる。しばらく歩いたところで、ロディオがエイルの盾を振り返った。


「それ、次に四天王が出ても使う?」


「そのつもりだけど」


「誰が来ても?」


エイルは少し考えた。


「何が来るか分からないから使うんだよ」


「それもそうか」


ロディオは前を向いたが、しばらくするとまた口を開いた。


「四天王って、あと二人いるんだよな」


ルシエラが小さく息を吐く。


「できれば会いたくないです」


「俺も別に会いたいわけじゃないよ」


「本当ですか?」


「何で疑うの?」


メルディアが言った。


「ガルベルトの時も、ミゼリアの時もかなり危なかった」


「そうだけどさ。二人とも全然違ったじゃん」


エイルもそれには頷いた。ガルベルトとミゼリア。同じ四天王でも、戦い方も受けた印象もまるで違っていた。


「残り二人も似たような相手とは限らないな」


「たぶん違う」


メルディアが答える。ロディオが嫌そうな顔をした。


「それ、対策しづらくない?」


「会ったことのない相手の対策はできない」


「正しいけど嫌な答えだな」


クラウスが少し笑った。


「先に、会わないことを考えた方がいいと思いますよ」


「それが一番だよな」


ロディオも素直に頷いた。エイルは大型盾を持ち直す。


「でも、向こうから来ることもある」


ミゼリアは実際にそうだった。潜入していた三人を見破った結果、今度は四天王本人が自分たちの前に現れた。ロディオも同じことを思い出したらしい。


「そうなんだよなあ。俺たち、何で四天王二人と戦ってるんだろ」


「ガルベルトは偶然に近かった」


メルディアが答える。


「ミゼリアは、私たちを調べに来た」


「そっちは俺たちが三人を見つけたからじゃん」


「見つけなかった方がよかった?」


ルシエラが困った顔でロディオを見る。ロディオはすぐに首を振った。


「いや、それは絶対見つけた方がいい」


「じゃあ仕方ない」


「そうなんだけどさ」


ロディオは少し黙ってから続けた。


「また人間のふりして近づいてくるのは嫌だな」


普通に話した。ダンジョンのことも教えた。それから相手が魔族だったと知った。クラウスも思い返しながら言う。


「次に知らない人から話しかけられたら、少し警戒してしまいそうですね」


「でも、普通の冒険者さんかもしれませんよね」


ルシエラが言うと、ロディオが頷いた。


「そこが困るんだよ。全員疑ってたら何も話せないし」


メルディアは前を見たまま答える。


「変なところがあったら調べればいい」


「また糸を張る?」


「必要なら」


「やる気だ」


「前は見つかった」


それ以上は誰も否定しなかった。しばらく歩くと、街道の両側に低い林が続き始めた。その途中で、先頭を歩いていたロディオが急に足を止めて右手を上げる。


四人もすぐに止まった。


「いる」


エイルの手が盾へ移る。


「何体?」


「三」


林の中で枝が揺れた。少しして、三体のホブゴブリンが姿を現した。一体は剣と盾。残る二体は槍を持っている。エイルが前へ出ると、ロディオは少し横へ位置を取った。メルディアとクラウスが後ろへ下がり、ルシエラが杖を握る。


ロディオが小さく笑った。


「ちょうどいいな」


エイルが横を見る。


「何が?」


「試せる」


「油断するなよ」


「分かってる」


ルシエラが杖を掲げる。


「《光と闇の祝福》!」


いつものように力が身体へ満ちた。三体のホブゴブリンが一斉に走り出す。最初に来たのは槍だった。エイルは剣で逸らさず、大型盾を正面へ出した。


槍が盾へぶつかる。


ガァンッ!


大きな音が街道へ響き、ルシエラの肩が跳ねた。


「エイル!」


「大丈夫!」


音の大きさに反して、エイルはほとんど動いていなかった。盾越しに受けた感触も、それほど重くない。むしろ異変が出たのは相手の武器だった。穂先が曲がり、柄にも細い亀裂が走っている。


エイルはそれを一瞬だけ見た。


「……すごいな、これ」


すぐに二体目の槍が来た。盾を向けて受けると再び大きな金属音が響いたが、それでもエイルの足はほとんど動かない。その隙に、盾持ちのホブゴブリンが横を抜けようとした。


エイルは一歩だけ位置を変え、大型盾をその進路へ入れる。ホブゴブリンが足を止めた。


「そっちは行かせない」


今度はエイルから前へ出た。盾同士がぶつかり、鈍い衝撃音が響く。押し負けたホブゴブリンが数歩下がった。構え直した盾の中央は、大きくへこんでいる。


それを見たエイルの目が少し見開かれた。


「ガーディアン、思ってたより強いかも」


その横をロディオが抜ける。


「《疾駆》!」


地面を蹴った瞬間、身体が予想以上の速さで前へ出た。


「速っ!」


槍持ちが振り返るより先に側面へ回り込み、そのまま脚へ短剣を入れる。刃は思っていた以上に深く食い込み、ホブゴブリンが体勢を崩した。ロディオはすぐに間合いを外す。


「同じ《疾駆》なのに、前より速いな。アサシンになったからか?」


追ってきた槍持ちがエイルへ向きを変える。


その槍が大型盾へぶつかった。


ガンッ!


先ほど入った亀裂が一気に広がり、乾いた音とともに柄が折れた。ホブゴブリンの手から槍の半分が落ちる。ロディオはすぐに戻り、負傷していた一体へ短剣を入れて仕留めた。


残る二体。メルディアが杖を向ける。エイルが盾持ちの進路を塞いでいた。


「エイル、少し右」


エイルが盾ごと動き、射線を開ける。


「《フレイムランス》」


炎の槍が一直線に走り、ホブゴブリンの胸へ突き刺さった。そのまま身体を貫いた炎は背後まで抜け、街道脇の地面へ細い焦げ跡を残して消える。


ホブゴブリンが倒れた。メルディアは倒れた相手と、その向こうに残った焦げ跡を見比べる。


「前より通ってる」


ロディオもそちらを見る。


「ウィザードになったから?」


「たぶん。前より明らかに抜けてる」


最後の一体が剣を振り上げた。エイルが大型盾で受けると甲高い音が鳴り、盾の縁へ当たった剣の刃が一部欠けた。ホブゴブリンの動きが一瞬止まる。


エイルはその隙に盾を押し込み、相手の体勢を大きく崩した。すぐ横からロディオが入り、短剣を急所へ突き込む。最後の一体も倒れた。静かになった。


ロディオが周囲を確認する。


「もういない」


クラウスも四人を見回したが、怪我をした者はいなかった。ルシエラはすぐにエイルのところへ行く。


「本当に大丈夫ですか?」


「ああ。音はすごかったけど、受けた感じはそんなでもなかった」


エイルは左腕を動かしてから、大型盾を見る。表面には新しい傷がいくつか付いていたものの、使うのに問題があるような損傷はない。足元には曲がった槍先と折れた柄が落ち、少し離れたところには大きくへこんだ盾と、刃の欠けた剣が残っていた。


ロディオもそれらを眺める。


「上級職って、思ってたより変わるな」


「盾買って正解だった」


エイルが言うと、ロディオが笑った。


「昨日まで剣一本だったのに?」


「だから、それはもういいって」


「でも、昨日あんなに迷ってたのに、もう気に入ってますね」


ルシエラに言われ、エイルは改めて盾を見る。


「実際に止められると、結構いいな」


「英雄の剣は?」


ロディオが聞く。エイルは右手の蒼鋼剣を少し持ち上げた。


「剣も持ってるだろ。両方でいい」


「欲張りだな」


「お前に言われたくない」


「俺?」


ロディオは短剣をしまいながら、先ほど《疾駆》で走った場所を見る。


「でも、アサシンはいいかも」


「気に入ったんですか?」


ルシエラが聞く。


「うん。あれだけ速く動けるなら、前より先まで見に行けそう」


エイルがすぐに顔を向ける。


「一人で遠くまで行くなよ」


「逃げるのも速くなったって話だよ。見つかった時に戻ってこられる範囲が広がったってこと」


「本当に?」


「たぶん」


エイルはまだ少し疑っている。ロディオが笑った。


「大丈夫だって。ミゼリアに捕まって投げられたのは覚えてるから」


「それ覚えてるならいいけど」


「忘れないよ。あんな投げられ方したの初めてだし」


その横で、メルディアは自分の杖と先ほどの焦げ跡を交互に見ていた。


「もう一回撃ちたい」


ロディオが振り返る。


「フレイムランスを?」


「うん。どのくらい変わったか、もう一回見たい」


「何に撃つの?」


「何か出たら」


クラウスが少し笑う。


「確認するために魔物を探すのはやめてくださいね」


「探さない。見つかったら試す」


「それなら構いません」


ロディオが二人を見てからクラウスへ向き直る。


「そういえば、クラウスだけまだ変わったか分かんないな」


「誰も怪我をしませんでしたからね」


「試したい?」


「そのために誰かが怪我をするなら、試さなくていいです」


「それはそう」


ロディオもすぐに納得した。ルシエラが笑う。


「クラウスらしいですね」


「そうですか?」


「はい」


三人分の魔石を回収する。エイルは折れた槍を一度拾おうとして、すぐにやめた。


「これは売れないな」


「折れてるしね」


ロディオが言う。メルディアは大きくへこんだ盾を見ていた。


「普通にぶつかっただけなのに、かなりへこんでる」


「ガーディアンって、こんなに力出るんだな」


エイルも感心したように答える。ロディオは自分の足を見る。


「アサシンもかなり違ったし」


「ウィザードも」


メルディアも続ける。ルシエラには、昨日までどの職業を選ぶか迷っていた四人が、もう新しい職業に手応えを感じ始めているように見えた。


「皆さん、自分に合うのを選べたみたいですね」


ロディオが笑う。


「たぶん当たり」


メルディアも頷いた。


「ウィザードも当たり」


エイルは大型盾を持ち直した。


「じゃあ行こう」


五人は再び東へ歩き始めた。まずはベル砦。その先にリゼルがある。


◇


同じ頃。


魔王城では、ミゼリアが寝台の上で上半身を起こしていた。身体にはまだ包帯が残っている。扉が開き、長い金髪の女が杖を手に入ってきた。額から上へ一本の角が伸び、黒と白を基調に深紅を差した長いローブをまとっている。


魔王軍四天王、ロザリア。ロザリアは寝台の前まで来ると、ミゼリアをしばらく眺めた。


「偵察に行ったって聞いたんだけど」


「行ったわよ」


「偵察って、こんな怪我をして帰ってくるものだった?」


「普通はしないわね」


「でしょうね」


ロザリアは椅子を引き寄せ、包帯の下を確認する。


「グラディオからは、先に治せとしか聞いてない。何があったの?」


「聖女にやられた」


ロザリアの手が止まった。


「聖女?」


「人間側の五人組にいたの」


ロザリアが傷へ手を添えると、淡い光が広がった。治療が始まり、ミゼリアの顔が僅かに歪む。


「痛い?」


「痛いって言ったらやめる?」


「やめない」


「じゃあ聞かなくていいじゃない」


「治療してるんだから聞くわよ」


ミゼリアは諦めたように息を吐いた。ロザリアは手を動かしたまま尋ねる。


「それで、何をされたの?」


ミゼリアは旧放牧地で起きたことを話した。人間側の聖女が、攻撃を一切通さない防御を持っていたこと。外側から攻撃しても、中へ入ってから攻撃しても傷をつけられなかったこと。


ただし、防御の内側へ入ること自体はでき、聖女本人を掴めば身体を動かすこともできた。ロザリアが少し眉を上げる。


「変な能力ね」


「面白かったわよ」


「そこで帰ってくればよかったのに」


ミゼリアがロザリアを見る。


「そこまで分かったら、もう少し見たいでしょ」


「私は見なくていい」


「ロザリアはそうでしょうね」


治療の光が傷口を覆っていく。ミゼリアはそのまま話を続けた。自分にもいくつかの強化を重ね、最後に《風走》を使ったこと。そして動き出す直前、聖女の胸元にあった緑色の石が光ったこと。


「そこから先は覚えてない」


「次に覚えているのは?」


「知らない場所で倒れてたところ」


「どのくらい離れてたの?」


「戻りながら地形を見た感じだと、二十キロくらい」


ロザリアが顔を上げた。


「二十キロ?」


「それくらい」


「聖女に?」


「そう」


ミゼリアに迷いはなかった。


「あの子か、胸元の石かは分からないけど、光った直後にものすごい衝撃が来た。次に気づいた時には、二十キロくらい離れた場所にいたわ」


ロザリアは改めてミゼリアの傷を見る。


「それで、この傷?」


「そういうこと」


「よく帰ってきたわね」


「私もそう思う」


ロザリアは小さく息を吐き、再び治療へ意識を戻した。


しばらくしてから尋ねる。


「一緒に行った三人は?」


ミゼリアの表情が変わった。


「死んだ」


ロザリアの手が止まる。


「……三人とも?」


「ええ」


「あなたが戻った時には?」


「もう死んでた。三人とも、私がいなくなった後に五人と戦った傷が残ってた」


ロザリアは何も言わなかった。再び治療の光が傷を覆い、ミゼリアもそれ以上は話さない。やがてロザリアが手を離した。


「大きな傷はこれで大丈夫」


ミゼリアは肩を回してみた。先ほどよりずっと動く。


「助かった」


「でも今日は休んで」


「もう動けるけど」


「治したばかりでしょう」


「グラディオから何か言われたら行くわよ」


「今日は行かない」


ミゼリアがロザリアを見る。


「決めるのはグラディオじゃない?」


「もう一度悪化させたら、また治すのは私」


「それはそうだけど」


「だから休む」


しばらく見つめ合った末、先にミゼリアが目を逸らした。


「……分かったわよ」


「最初からそう言えばいいの」


「ロザリアって、治療してる時だけ強いよね」


「今、治療中だから」


「終わったでしょ」


「まだ患者」


ミゼリアは諦めて寝台へ背を預けた。ロザリアは杖を取り、扉へ向かいかけたところで足を止める。


「その聖女、名前は?」


「ルシエラ」


ロザリアは一度だけ、その名を繰り返した。


「ルシエラ……」


そして、その名前を覚えた。


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