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終わりに

 いかがでしたか?

 参考になるやら、ならないやらでしょ。


 陣痛から始まる場合、破水から始まる場合、日取りを決めて帝王切開、無痛分娩、本当に色々。


 陣痛がほぼなくて、検診に行くと子宮口が開いていて即産まれた、という人もいます。


 他にも、「分娩前にトイレに行っておきます」と入ったものの中々でないなあ、ときばっていたら、やけに遅いと覗いた看護婦さんが「それ、う〇こじゃない!赤ちゃん!!」と叫んだという、実話もあります。


 つわりが酷くて、1ヶ月点滴で過ごした人もいます。

 産後に大量出血で倒れた人もいます。


 大部屋だったので、他のお母さんの話を聞けば、「キャンプ中に陣痛きちゃって。あっはっは」とかでした。ちなみに、このお母さんは四人目。


 退院前に、

「産後1週間で運動会に出て、救急車で運び込まれたお母さんもいるから安静ですよ!」

と看護婦さんに釘を刺されましたが、気持ちは分かるなあ、と思いました。



 妊娠、出産は十人十色。誰一人同じようにはいきません。


 これから妊娠にいどむ人。

 簡単に授かった私には、あなたの心を軽くしてあげられる言葉が分からない。ごめんなさい。


 だから、まだ出来にくいとかも分からない新婚さんへ。


 ストレスは体が酸性に傾いて、妊娠しにくい状態を呼んでしまいます。焦らずのんびりいきましょう。

 他にも体を冷やさないようにとか、締め付ける服をさけるとか、基礎体温を測って周期を知るとか、いろいろとあるけれど、無理のない範囲でね。


 正しい知識と心の余裕、パートナーとの愛情確認、周りのプレッシャーに負けないこと。

 自分を追い込むことがないよう、祈ります。


 妊娠中の人。

 やっぱりゆっくり、ゆったりだけどある程度の運動はいる。必要以上に心配しすぎないで。なるようになるから。でも油断は禁物。しっかり周りに甘えよう。


 つわり中、食べられなくても大丈夫。つわりが終わってから食べても間に合うよ。

 これ、っていうものしか食べられなくて栄養が偏るんじゃないかな、とかも心配しないで。それが体に必要なんだってサインなんですよ。


 ちなみに、私はなぜかキムチが食べたくなった。普段は苦手だったのに。そして、サバなどの青魚と海苔が食べられなくなりました。食べると吐いちゃうの。不思議ですよね。


 これからパパママになる人たち。

 ありきたりのことしか言えないけれど。

 楽しんで!


 そして、まさにパパママやってる最中の人。


 パパママになるまで、赤ちゃんに出会えるまでも勿論ドラマですが、それで終わりではありません。

 赤ちゃんを育てるのは大変だし、大きくなれば、また違う悩みや壁にぶつかります。


 頑張りすぎず、しっかり子供と向き合って。

 向き合い方はあなたのやり方でいい。

 本に書いてあるようなマニュアル通りじゃなくてもいい。保健師さんの言う通りじゃなくてもいい。比べて一喜一憂しないで。

 あなたが見なければいけないのは、成長曲線とか発達の目安とかじゃない。あなたのお子さんそのものです。


 もちろん、病気が隠れていたら大変。心配なら受信したり、誰かに相談しよう。

 一人で背負い込まないで。閉じた世界で息をつまらせてしまわないように。


 最後に。


 普通に子供を授かれたことに感謝します。

 産まれてきてくれたことに感謝します。

 健康に育ってくれていることに感謝します。


 子供たちが元気に私たち夫婦の下にいる、今に感謝します。

 普通のことのようで、普通でない、子供を持つことが出来た幸せを心から感謝します。


 ありがとう。

このような企画を立案してくださった長岡更紗様にも、感謝です。


そして、しつこく繰り返しますが。


私はとても楽観的で健康体だっただけです。

妊娠、出産は何が起こるか分かりません。

くれぐれもお腹の赤ちゃんと、ご自分の体をお大事に。


無茶な部分は真似しないで下さい。

前向きな部分だけ、持っていって。


暗く沈むよりも、明るく笑い飛ばした方が、私は上手くいくと思うのです。


最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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