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だらけたい白騎士隊長と苦手な侍女は内緒の和平を結ぶ  作者: ユミエリ
第一章 だらけたい白騎士隊長は苦手な侍女と内緒の和平を結ぶ
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66 孤児院への襲撃①

ミクライス様とヴェルス様から話を聞くため移動することしばし、密会用なのか、ヴェルス様の仕事場に通された。


部屋に通されると、部下の方々が私を見るなり、バッと作業を止めて興味があるのかジロジロと見られた


「┄隊長が、ミクライスと一緒にメイドさんを連れ込んでいる!」

「┄何故だ、我々の癒しが‼」


ふむ、癒しとはヴェルス様に対してだろうが、ヴェルス様はムスッとして怒鳴る


「仕事する! サボるのよくない、ダメなんだからな!」


両手を腰にあてて注意をするが、体型が子供なため身長もまだ低いので声変わりがないせいで、ちょっと迫力にかけ可愛いく思ってしまう


しかし┄部下の方々も同じようだが、すぐに私語はやめて仕事に集中していた。


「┄ハハ、ヴェルスが怒ると怖いの知ってるから黙ったな」

「うっさい、微笑ましく見るな、殴るぞお前!」

「┄ごめん、ごめんって、それより奥に行こうぜ、ミラ嬢には早急に話しておかないと行けない案件だからな」

「うん、そうだった。行こう、ミラ嬢」


何だか仲良しな二人に、ちょっと昔を思い出していたが、ヴェルス様に声をかけられハッと我に返り、コクリと頷いて、奥の部屋へと移動した


そして私はソファーに座らされ、対面にはヴェルス様に隣にはミクライス様が座ると、二人して顔を見合せ頷くなり三枚の書類をテーブルの中央に広げるように私に見せる


「あの┄これは、何ですか?」

「これはね、君達がコソコソと調べていたジルビオさんの資料と最後の一枚は、君の孤児院の事だ」

「┄見たら、いいと思う。結構、危うい内容になってるから」


私は二人の内容に、少々驚くものの、彼等の能力は知っているため、黙って書類それぞれに目を通した


一枚目は最近の事件に、ジルビオさんがやったような案件があり、取り調べをした憲兵と犯人の意見が書かれている


二枚目は人身売買や、国に損害ある物流を留めるような、やり口になど口にするのも不快な内容が記され、全部が全部、ジルビオ夫妻が悪いように書かれていた


「┄何です、これ! 裏をとれば┄全部、隙を見せてるように見えるような内容ではないですか⁉」


二枚を握り締めて、クシャと紙に皺が寄ってしまうが、可笑しい内容は見過ごせず、二人を睨みつければ


「あはは、睨むなよ。これは大概はデマだって俺らでもわかってるし、だいたいジルビオさんは、もと将軍だぜ、こんなせせこましい真似しないよな」

「┄うん、ジルビオは母上と戦友だと、言ってた。強いし人望もあると」

「┄┄そうですか。では┄これは、どんな意図で製作したのですか?」

「ルーヴェンス殿下と国王の策略って奴だと思うよ、きっと」

「┄二人とも黒い事を考えてると、ヴィスカに聞いた」

「鳥の獣魔?」

「うん、彼女は優秀だもん」


なるほど出かしたとヴェルス様の頭をグリグリと撫でくりまわし、ベシッとヴェルス様がミクライス様の手を跳ね退けた


「子供扱いムカツクから、止めれ!」

「うわ~ケチだね。まあいいけど、それより、その二枚はいいから最後のソレを見たほうがいいよ、もとより、ソレの事で話があったんだから」

「┄うん、そう。結構┄大変だと思ってたから、見たほうがいいよ」


お二人が唐突なじゃれあいを止めて、三枚目が重要だと念押しされ、わかりました、と告げ三枚目を手に取り中を覗くと、そこには私にとって驚くべき内容が記されていた

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