49 閑話 ミラとローズ宰相の思惑①
それぞれの夜の出来事を書いてます
シリウス様がプレゼントを喜んでくれたことを考え深く思い出していると、自然と口元が緩む
「┄ミラ、偉くご機嫌ね。あ、もしかしてシリウス様に購入したプレゼントでも渡したのかしら」
お嬢様の髪を夜用にセットしているのを思い出して、私はつい櫛を途中で止めてしまう
「┄あら、無言って事は、渡したのね。ふふ、喜んで貰えたの?」
「┄えっと、は┄はい」
お嬢様には私の気持ちなど、バレバレなので、隠す必要はないと素直に返事をすると、クスクスと楽しげに笑みを浮かべられた
「お嬢様、笑わないでくださいよ」
「ごめん、ごめん。でも┄嬉しいじゃない、ミラもやっと素直にシリウス様の事に対して、気持ちのアピールをする気になったんだもの」
「ここ最近なんて、一緒に行動する姿が楽しげだって友人に聞いたしね」
友人って、薬屋の彼女ですか?
と聞き返したい気持ちになったが、下手に聞いて、余計に自分に不利な状況が来そうだと思い
「┄あまりからかわないで下さいませ」
と少し文句を言ってしまう
するとお嬢様は、また楽しげなため、諦めることにしました
一通りにお嬢様の準備を済ませたあと、私は部屋の扉を開ければ、今日はクロード様がいるのは知っているため、ちょっと気恥ずかしいような姿が目の前にあった
「┄準備は出来ておりますが、あまり無理はさせないで下さいませ。いくら明日が学園がお休みでも」
「あ、ああ。出来るだけ自重しよう、止められたらな」
部屋の奥にいるお嬢様の姿を見て、愛しげな眼差しを向け、生唾を飲む姿は、はたから見れば興奮した獣だと思い
はあ~と溜め息を吐いてから、もう一度、忠告し、念には念を入れた後に、クロード様を部屋に入れ
私はお嬢様の部屋を後にした
もう婚約式をし、結婚し入籍したので夫婦となっているため、二人きりにするのは旦那様より許可されている
そのため私は、お二人の甘々な場所にいると毒なため、そうそうに立ち去ることにした。
廊下を歩いているとき、偶然か否か、旦那様が師匠と談話している場面に遭遇する
「┄そうか┄やはり、あのものが仕掛けていたわけだな」
「そういうこと、まあ旦那が予測の範囲内で処理したらいい、あと明日ぐらいにシリウス様も報告にくるんじゃないか?」
「フッ、確かに来そうだな。私の予測を覆せれば、シリウスも成長したと言えようが、さあ~どうなることやらな」
クスクスと黒い笑みを浮かべている姿は、はたから見れば悪どい人物にしか見えませんね
などと観察していると、旦那様と師匠が私の気配に気づいたらしく、振り向いて、偉くご機嫌な笑みを向けてきた
「お┄いいところに来たなミラ」
「良いところに来たなミラ」
ニコニコな笑顔が変に不気味なため、瞬間的に一歩後退してしまう
「何ですか、人の事をみて、不気味ですよ」
多少の警戒を含む物言いになり告げると師匠と旦那様は互いに顔を合わせ、確かにと言いつつ、すぐに私へと向き直し
「ハハハ、そんなに警戒をするな、ただなお前にも話しておきたい案件なんだよ、な┄旦那!」
「そうだな、この件はミラがいなくては、なりたたんものだしな」
「はい? どういうことですか?」
あまりにも不気味笑みだったが、用件事態の話は楽しげなため、理解出来ず、首を傾げていれば、お二人は場所的に移動する必要があると言われ
旦那様の執務室に移動することになった。




