表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
だらけたい白騎士隊長と苦手な侍女は内緒の和平を結ぶ  作者: ユミエリ
第一章 だらけたい白騎士隊長は苦手な侍女と内緒の和平を結ぶ
21/102

21 プレゼントーミラ視点①

プレゼントの選ぶって難しいよね

朝にメリアお嬢様と学園の登校時間にクロード樣が付き添い、何故か私まで付き合うことになった頃、買い物に途中まで付き合い町に来たときでした。


偶然か否か、ルーヴェンス殿下がお嬢様の買い物する場所にロイさんと待っていて 


そのことを知っていたらしいお嬢様とクロード樣は、ついて早々に楽しげに会話に花を咲かせていました。


置いてけぼりで話が見えない私は、ただ後方にて待機し不信人物を見つけるため暗部モードに気持ちを切り替えようとしたときです


急にルーヴェンス殿下が私の腕を掴み


「お仕事モードに切り換えないでね、ミラ嬢」

「はい?」


何故にわかったのか?


そんな疑問を感じていると、お嬢様もクロード樣もウンウンと頷き


「そうよ┄今日はお父様の誕生月じゃない」

「そうなんだ、だからプレゼントするために、来たんだよ。あとシリウスの誕生月だからな、あいつの分も選ばないとな、すぐ誕生日を忘れてるからよ」

「私もそれを思って同行したんだ、常に自分で選びたいしな」


と3人して言われ、私は思い出した。


旦那樣のは、選んでいたけど、シリウス樣が今日誕生月だとは、いま初めて知ったからだ


でも、私が選ぶ必要もプレゼントなどをする義理もない気がして、3人を見れば


私の意図を感じたらしく、首を振り


「今回は、せっかく会話出来る中になったんだもの、ミラが口説いてしまいなさい!」

「そうそう、何だかんだで鈍いんだ、忘れてるぶんは、ミラ嬢にチャンスありだと思うしな」

「そうだな、私もアイツなりにミラ嬢のこと、少なからず、気になってると思うし、初恋の人物に、また恋をするのも面白いからな」


お嬢様とクロード樣の意見は良いとしても、ルーヴェンス殿下の意見は、ちょっと引っ掛かりを感じてしまうものの


少しはシリウス樣の中に私がいる感じが、時おりするのは私自身、感じてはいた。


シリウス樣が思い出したら、私も気持ちを素直に出来る、でも思い出していないなら、きっかけぐらい、与えるのも良いかと思え、私は折れた。


◇◆◇◆◇◆


誕生月に異性からプレゼントを送るのは、特別な意味があることも考えたが、せっかくのお嬢様達のアドバイスにのったのだからと


自身に言い聞かせ、お嬢様に買い物に行くのなら、急ぎましょう! と告げてみると


クロード様とお嬢様、ルーヴェンス殿下がニヤリと笑う姿を目にしましたが、無視をし私が先導し店の扉を開けた


そのときです、急いでいたのか一人の少女が私の前にぶつかり、謝ってきました。


「┄すみません、急いでいたもので」

「いえ、大丈夫です。そちらのほうこそ、大丈夫でしたか?」


人に気づかずに開けた私が悪いと謝ってみれば


「いえいえ、お気になさらず」


ペコペコと振り子のように縦に振り出した


えらく腰の低い人ですね、あっ、貴族がいるからでしょうか?


一般的にも、私も含めですが、貴族という肩書や雰囲気は市民には結構、恐れるか、嫌悪、憧れたりすると知りましたからね


だからこそ、下手に呼び止めるなど、憚られますね


私はすぐに避けて道を譲れば、少女はありがとうございますと告げて、酷く焦ったように走っていきました。


よほど急いでいたのでしょうね


そんな感想を抱いていると、後方よりザワザワして動きを止めているような気配に振り向いてみると


お嬢様が何故か、ふふっと楽しげに笑い


クロード様はお嬢様に首を傾げ


ルーヴェンス殿下などは、キョロキョロと怪しげに何かを必死に探していました。


「何をなさっているのですか、ルーヴェンス殿下?」


どうにも不可解過ぎて、お嬢様とクロード様よりルーヴェンス殿下が気になり訝しげに聞けば


「え⁉ あ、ああ┄ちょっとな、気にしないでくれ、少々┄探し人がいるだけだ」

「ほう、探し人とは気になる方ですか?」

「ああ」


はっきりとしないような返事に、ルーヴェンス殿下らしくないと思いましたが


別に気にもならないため、お嬢様に買い物に行く意図を急かし、店に入ることにした。


多少だが、ルーヴェンス殿下が思案顔が気になりましたが、聞いても話さない方だと知っているので視界にいれずプレゼント選びに集中する


店には雑貨や文房具、他にも布地の綺麗なものまであり、色々と揃っていました。


あまり買い物も、別の高級店での発注や、メイド長のハリーさんに連れだって行くぐらいなため、市民のいる場所は、本当に久々だと思えた


孤児院にいるときぐらいに園長やシスターのカスミさんに連れてって貰ったわね


そんなことを思い出しているとき、シリウス様に似合いそうな文房具を見つけました


黒渕にある留め金は赤の花柄をモチーフにしており、手帳の色は私の紅の瞳が縁取り黒の物だった。


綺麗でつい手に取ったとき、店主のカリオンさんが横におり、営業スマイルで声をかけてきました。


「お客様がそれをお選びになられるとは、珍しい物でしょう、色や艶など新作なんですよ」

「あら、そうなんですか?」

「はい、最近┄我が店には、文房具や布地、雑貨などは、ある人物によりリメイクという奴をしましてね」

「すると客足が凄くよくなりました。そこで新作を今日、もって来られたので、その新作1号だったので、つい声をかけてしまいました」


つらつらと口が回る店主に、そこまで聞いてないのに、とちょっと胸中にて突っ込みつつ


「そうですか。ですが┄高いのでしょう?」


こんな手合いには、大概が高いと相場が決まっている


購入するにしても、値引きはしますよ


出ないとお金は有限ではありませんから


ニッコリとこちらも営業スマイルを見せて、意味深な含みを入れて交渉の意図を見せます


すると店主は、私の意図を汲み取ったらしく、色々と値段を告げて来ますが、相場と材料費、そして作り手の手間賃を考えを告げ


店主より、私の満足する値段にまで抑え、購入をしました。


何故にそこまでするのかって?


プレゼントだろうと、気持ち良い買い物が良いに決まっていますから女としてね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ