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エッセイ  作者: 河野吉田
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エッセイ『病院で許しを請いていた少年の話』

『病院で許しを請いていた少年の話』


 去年の暮れ、インフルエンザの予防接種しに病院に行った時の話です。

 私は打ち終わり、受付で待っていると、母親らしき女性に連れられた、まだ小学校に上がってないかな?くらいの男の子がいました。インフルエンザの予防接種に来たとの事で、酷く嫌がっている男の子。

 「嫌だ!」とか「帰る!」とか言うのかなーと思っていると、まさかの「許してつかぁさい!許してつかぁさい!」と何故か江戸っ子になっていました。

 不覚にも笑ってしまいそうになりましたが、彼に悪いと思い、何とかやり過ごす事が出来ましたが、受付の方は普通に笑ってました。

 「ズルいよ……」と何故か思った、そんな日でした。


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