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マスター

 幼い頃から、憧れの神様がいた。その神様は人でありながら神になった現人神である。なんと光栄なことに、その神は、自分自身の叔母にあたった。

 長い髪を靡かせながら、いつも自身の宮で過ごしている。執務に追われながらも、動じることが無い。その後ろ姿を何度も追いかけた。

 自分が呼びかければ振り返り、何倍もある身長の影が差し込む。ゆっくりと伸ばされる大きな掌が、頭に触れると温かさを感じた。

 黒い宮は憧れの場所であった。生みの親が過ごしていた場所を憧れの神が受け継いだという格式高いとされる場所。素人が踏み入れば、たちまち平衡感覚を失っていしまう。暗闇に包まれれば足元はおぼつかず、従者が突然現れたようにも見える。だが黒い宮で過ごすかの神は、見えるから平気だと口にしていた。

 同じものが見たかった。同じものが食べたかった。同じ音を聞いて、同じものを感じたかった。

 幼い自分の心は純粋に染まっていた。それが愛情なのだと信じていた。


「蓮、お前の友達を紹介しよう」


そう憧れの人から、憎き存在を紹介されるまでは。



 永遠永久は君臨するなり、その場を支配する。神の気配が辺りに充満していった。

 穏やかでありながら、その気配は人に害を与える。ある人間には平穏な夢を、ある人間には過去を見せた。触れるだけで皮膚から取り込まれ、全身を巡る。その作用は毒と同様に、量を取り込めば人体に深刻な影響を与える。

 遠くの方で、地面の唸り声が聞こえた。微かに地面が揺れヒビが入り、蓮の空間の制御が奪われていく。


「今代の白君か。中々に気が回るヤツなのだろう。能が筋肉な神々(先代)とは大違いだ」


 田中を視界に収めると、永遠永久は息をふっと噴き出した。永遠永久の記憶では、白君は筋肉が正義という神の一団。何度新しく見繕い知的な存在を招き入れても、最終的には脳筋に仕上がるほどだった。武力では頼もしい限りであるが、それ以外はからっきしである。

 真っ白な髪が水に触れた。少し癖があり柔らかい髪質が、そして何よりも温かみを感じる。生き物らしさがあった。


「永遠永久(玄君)よ」


聞き慣れないが、呼び慣れた名前が永遠永久の耳に入る。目を向けると、”蓮だった者”が力ない様子で立っていた。恨めしそうな表情で見ている。


「神は死んだ。何故…なぜ幻影の御身がそこにいる」


不敬と取られる恐れのある歯に衣着せぬ物言いだった。蓮だったものは、永遠永久に敵意を抱いていることは明らかである。

 永遠永久は顎に手を当て、僅かに思案する。


「その理由に心当たりがあるんだろう?真実を知るものが何故真実を問う」


永遠永久が話せば、水は彼女の話を称える。泣けば震える。笑えば弾ける。

 永遠永久はただ問いかけた。殺気は籠っていなかった。一パーセントの怒りを含んでいたそれだけである。だが、水は細かな粒子となって空気を漂い、蓮だった者の肌に触れる。すると急激に温度を上げ、熱を放つ。

 瞬く間に蓮の肌には火傷ができあがった。


「真実を知るのは、真実を作った者だけ。凡夫の絵空事が史実をも覆したことを光栄に思うが良い」


 たとえ神であっても、真実を覆すことは難しい。永遠永久の言葉には僅かに尊敬の念が籠っていた。

 蓮は無理矢理にでも、史実を書き換えてしまった。落華の滅亡を代償にして、誰も成し遂げなかった伝説を打ち立てたのである。


「絵空事」

「そうだ。現実を見ることをやめ、嘯いた。それがお前の罪である」


永遠永久と蓮の声が、二人の声が木霊する。まるで永遠永久(裁判官)が、今にも罪を裁こうとしているかの如く。

 永遠永久はそれ以上話すことはないと、六甲に手を翳した。仄かな光と共に、六甲の手の中に空倫が再び顕現した。

 六甲がそれを握ると、空倫は姿を徐々に変える。両刃に、特注の持ち手。刃先は白銀に染まっていた。その形は六甲の相棒そのものであるが、重量と材質はけた違いであった。


「それは迷惑料だ。神の代行者として、蓮(あれ)を滅せ」

「お前はいいのか」


六甲の言葉には、様々な意味が込められていた。

 怒りであったり、悲しみであったり。その中には、かつて存在していたであろう愛おしさも含まれていた。

 永遠永久は返事をすることなく、姿を消す。あえて言葉にしなかったと、六甲は理解した。

 いつもの如く、軽い準備運動をする。武器の準備はでき、後は開始の合図を待つだけだった。

 武器を構え、低く身を屈める。臨戦態勢は整った。


「尻拭いをするのは俺らしい。お相手お願いできるか」


六甲は口角を上げた。



 金属同士を叩きつけた後、六甲はふっと息を吐き出す。すると空気中の水が、蓮に向けて一直線に突撃を開始した。

 蓮は慌てた様子もなく、水の弓矢を作り出すと向かい打つ。もとは同じ液体としても、威力は桁違い。六甲と蓮の攻撃がぶつかり合うと、混ざり合い荒波が辺りに襲いかかった。

 波の中でも、お構い無しに六甲は足を動かす。

 神の器になってからというもの、六甲の体は調子が良かった。というのも、痛みを感じない。腕が吹き飛んだとしても、数秒あればもとに戻る。視界が潰されたとしても、瞬きをすれば即座に取り戻すことができた。

 人間離れした人間から、化け物になったのだと六甲は悟った。だが、後悔はない。心踊るような戦闘に夢中になることができるのだから、六甲の戦闘狂に拍車をかけた。

 同じ玄君の力を使う者。六甲と蓮の激しい攻防は暫く続いていた。両者、体が欠損したとしても、平気で動き続けていた。

 蓮は慣れた手付きで、武器を変形させる。ある時は刀、ある時は弓や盾。変幻自在に作り出し、六甲の攻撃に合わせていた。蓮が柏手を打つと、神力に動かされていた水は力を失い、地面に落ちる。

 乱れた髪をかきあげると、蓮の不服そうな表情が露になった。


「惜しいな」


六甲が突きを放つと、蓮は体を後ろに引く。そして六甲の攻撃を防ぐように、武器を脇で掴んだ。加えて、六甲の手を上から掴む。

 引くことも押すこともできず、六甲は蓮を睨むように見上げた。


「何の話だ」


武器を取られた以上、六甲の不利は明らかである。

 即座に距離を取る選択肢が浮かんだが、蓮の言葉が引っ掛かり、その状況に甘んじる。だが、下手をすれば死ぬ。六甲は警戒を緩めることはなかった。


「貴様が人間であったことに、だ。あの方の眷属であったのであれば、私兵としておくこともできただろうに」


言葉に悪意は感じられない。蓮なりの敬意の言葉だった。

 六甲はありがたく受け取ることにしたが、それとは別に感情が浮かんだ。


「一回(いっぺん)出直してこい」


六甲は空いている手に、短刀を生成する。そして、蓮の心臓の位置に突き刺した。

 僅かに拘束が緩んだ隙に、拘束された手を切(・)り(・)離(・)す(・)。痛みはあるが、胴体と首がおさらばすることを考えればまだマシだろう。

 六甲はそのまま、蓮の顎に一撃を入れる。力任せに放った一撃は、蓮にダメージを与えたらしい。

 蓮は数歩退くと、膝をついた。膝をついた蓮に、六甲は失った手首を庇いながら、ははんと嘲笑うように言う。


「さてはお前、自分の力を扱いきれてないな。過ぎる力を手に入れてしまったが故に、攻撃に乱雑さが表れている」


蓮は何も反応しなかった。全て六甲の言う通りだった。

 玄君の跡継ぎとして育てられた蓮は、玄君の力を扱う術を心得ていた。しかしそれは純粋たる玄君に限る話であり、力の限度には扱うものにより差がある。

 蓮は玄君としての才覚を持ち合わせていたが、その容量は満たされている状態。そして運悪く蓮が取り込んだ玄君は、永遠永久だった。人間から神に成り上がった前例のない神。奇神と揶揄されるほどに、変わり者。それら全て前例のない事態が組み合わさり、生まれた永遠永久は玄君の力をも自在に操る才能を持っていた。人間として生まれてしまったことが惜しまれるほどに。

 その力を受け継いだ蓮は、歴代の玄君よりも力を発揮している。しかし力を使えば使うほど供給される力は、扱いきれないほど膨大なもの。水で満ちたコップから溢れだした量と、注がれる水の量が釣り合っていないために、中身に変化がない。むしろ、溢れる量が増え、蓮が行動する度に漏れ出していた。


「黙れ」


静かな声だった。

 蓮の声に反応するように、辺りににわか雨が降り始める。二人の間を大粒の雨が通りすぎるが、一滴たりとも二人の行動を妨げる様子はない。身動ぎ一つする度に、水は彼らを害することはなかった。


「お前のような人間に分かるはずもない。この力がどれほど害を及ぼすのか、あの人がどれほど苦しめられてきたのか。得たくて得たものではない、そのような適当なものに人生を狂わせられるなど…分かるはずもない」

「嗚呼、その通り。俺には微塵も分からない」


 蓮は吐き捨てるように言った。扱えぬ力を与えられ、それに流されるだけの現実を次々と告げていく。望まれた(超越した)存在でありながら、望みの範疇でしか生きることができない。1人では生きることすら許されない生活の怒りを孕みながら。

 六甲には理解できない。扱えぬのであれば、死ぬ気で扱えるようになるまでの話だった。根性論でのしあがってきた六甲には、分からない。他人のことであれば、尚更。

 六甲には心は読めないし、それらを操る頭はあっても、それは効率良く動かすためのものである。考えは読むものであるが、心は効率を悪くするものでしかなかった。そう考えてきた。

 蓮は六甲の返事に、初めて満足そうな反応を示した。喉をならして、口許を歪める。


「人間同士は心が通じているのではなかったか」

「…なんて気色悪い。そんなはずないだろ」


 六甲は不快なものを吐き出すような表情をする。

 人間は間違った選択を重ねながらも、お互いを知りそして高め合う。間違うこと前提の欠陥だらけの生き物でしかない。

 妖怪・妖人は醜い姿を、一方人間は醜い心を。

 長年の経験で得た六甲の感覚だった。


「意外と話が合うのかもしれないな」

「何?」


思わず出た素直な言葉だった。

 突然の六甲の言動に、今度は蓮が眉間に皺を寄せる。


「理解できないと言いながら、お前は俺の話を理解しようとしてる。気に入らないならぶったぎれば、済む話だろ。話を聞く耳のあるヤツは、性格に何あれど大概心根は良い」


独断専行するな、報連相をしっかりと。何度忠告しても、聞く耳を持たない相手であれば意味がなかった。忠告を聞かなかった隊員ほど早く肉体が死に、忠実に捉えたものほど心が死ぬ。


「身の程をわきまえよ、人間」


蓮の声は静かだった。

 雨が雷を呼ぶ。何度か雷鳴を呼び寄せるが、その場では雷に動じる者はいなかった。


「貴様らの都合で神を評価するな」


傲慢で繊細な神々は、望まれることで生まれ維持される。忘れられた神ほど、優しきものが多い。生き残る神はその狡猾さを以て、残りの神を蹴り落していく。

 蓮は立ち上がる、そして武器を変形させる。それは見たことも無い大きな鎌の姿をしていた。


「やはり神だけの国。それが望ましき形だ」


六甲は喉を鳴らした。神に近づいた所為か、鋭くなった感覚が告げるのである。神器(あれ)はヤバいと。辺りの水を吸収し、あの鎌自体が成長する。神の気が強すぎるあまり、蓮周辺は濃厚な死の気配が漂っていた。

 近づかない方が賢明であると本能が訴える。永遠永久は沈黙を貫いているが、動揺が伝わってきた。

 賢い選択をするのであれば、逃走が正しき選択である。だが後ろには人間がいるし、仮にも忘れられれば消滅する身。存在を記録しておく媒体は必要である。

 そして何よりも、目の前の死神に対しての脅威が尽きない。近づいても平気なのか。武器に斬られればたちまちのうちに死んでしまうのか。六甲を生かすものは、本能と後は好奇心である。

 

「神の国か。それは大層なもんだ」


荒ぶる斬撃を、受け止める。ずっしりとした重さがあり、武器が悲鳴を上げた。勢いが収まると、攻撃を全て頭上に流す。

 斬撃が空高く打ちあがると、やがて霧散して消えていった。


「だが、それでは誰も幸せにならないんじゃないか。いつ誰が消えるか怯えて過ごすことになる」

「黙れ、人間くずれ」


悠久の時の中を生きる神だけの国は、恐らく誰もが長い時を過ごすことができる。しかしいつしかその存在が消えるときを、怯えて過ごすことになる。絶対は存在しないのだと、神々が思い知る。

 蓮は勢いを増して、六甲に攻撃を続ける。その顔色は悪く、明らかに体力の消費が見えた。

 感情の高ぶりと攻撃に神経を注ぎ、休まることがなく、自分が削られていく。戦闘とはそのようなものだと理解していたが、蓮の予想を大きく上回っていた。吸収した永遠永久の力に余裕はあるが、蓮自身の力を上回る力の消費により、体が先に悲鳴を上げていた。限界がすぐそこに迫る。

 六甲を近づけない様に攻撃を続けていたが、僅かな隙を縫って、六甲は眼前に迫った。

 蓮の眼前白銀の刃が迫る。どこまでも美しく、鍛え抜かれたその技巧。蓮は六甲の中に永遠永久を見た。

 鎌を縦に防ぎ、六甲の武器を跳ね上げた。蓮は続けて攻撃をするが、六甲の体は蓮の頭上に上がった。咄嗟に顔を上げる。

 六甲の体は、武器を下敷きにして落下してきた様子が目に入る。片刃は、蓮に向いていた。六甲に向け斬撃を飛ばすが、身を捩って避けられる。

 やがて六甲との鍔迫り合いになった。お互いに神の気を纏う武器の衝突により、辺りに暴風が吹き荒れる。

 そして六甲の勢いが収まり、蓮が攻撃に転じる瞬間。六甲は武器の先端に体重を乗せて、武器を足蹴に一回転をする。


「これで終わりだ」


両刃の内の片刃で、蓮の背中を斬った。

 蓮が状況を察するよりも先に、体が暴走する。力を制御していた器が崩壊し、力が傷口から漏れ出していた。力の暴走である。

 人々を守っていた田中が走り出してくる様子が、六甲の目に映る。何か叫んでいたが、六甲の耳には届かない。

 力の消費が激しく、体力の限界がやってきた。緊張の糸が切れてしまった。だが、倒れないように踏ん張り耐える。蓮よりも先に倒れるものかと意地になった。


「永遠永久はお前を殺せと言った。だが、俺はお前を吸収してもいいと思っている。お前がお前で居られるうちに、この世にお前の欠片を残せる」


震える片手を抑えて、六甲は問いかける。蓮は恨めしそうな顔をしていたが、六甲の提案を否定しない。六甲は蓮の言葉を待っていた。

 無論、斬れと言うのであれば六甲は提案を取り下げるつもりだった。六甲の提案は蓮の意思を尊重するもので、ここまでの戦闘を提供してくれた礼である。


「…好きにしろ」


数秒後、蓮はそう零した。

 六甲はそれを承認とみなした。返事をすることなく、武器を杖に蓮に近づく。そして手を翳した。

 次の瞬間、強大な気配を感じる。手を止め空を見上げると、いつの間にか雨(・)が(・)止(・)ん(・)で(・)い(・)た(・)。

 天からガラス片のようなものが降り注ぐと、眩い光が差し込む。遠くに人影が映った。


「このタイミングですべてを覆す。契約などお構いなしか」


蓮が呟いた。

 天から無数の槍が降り注ぎ、六甲達を襲う。蓮の前に六甲が立ち、攻撃をいくつか弾いた。だが力に押し負け、腕に傷を作る。


「どういうことだ、さっさと説明しろ」


背後にいる蓮に六甲が問いかける。蓮の発言からは、事情を予想できない。


「朱君だ」


そう短く蓮が告げる。新たな名前の登場に、六甲は眉間に皺を寄せた。

 否、数秒後、六甲はその名を聞く事は二回目であることに気が付いた。永遠永久が語った落華の物語に、四柱の神が登場したのである。玄君、白君、蒼君_そして朱君。


「つまり朱君が乱入してきたと」


なぜ今更。

 二回目の攻撃が迫り、六甲は口を閉じる。天高くにいる敵に攻撃をするには、同等の高さに飛ぶ必要がある。攻撃を見越して水による攻撃も届かないほどに、高い位置に敵が位置していた。

 そのとき地面が盛り上がり、支柱のような形となって空高い敵に飛んでいく。田中が地面を伸ばした。相手の攻撃よりも素早く届く。

 六甲の隣にやってきた田中は、拳を構える。


「あれはまずい。次の蒼君が誕(・)生(・)した」


六甲が問いかけるよりも、田中は先に事情を話す。

 蓮が落華を襲撃した際、白君と蒼君は後継者を認める間もなく殉職_消失した。そのため落華滅亡後、空席は長らく放置されている状況にあった。そしてつい最近白君の席に田中が座ることになった。蒼君の席は未だ空席_そのはずだったのである。


「その席に誰かが座ったってことか」


空席であれば、争うことも無く早い者勝ちに違いない。だが席に近づくには、神が認めるほどの素質が必要。蓮も田中も、六甲も神に認められることで神に成り上がった。

 だが、六甲の疑問はまだ残る。どうやって神に認められるのか。突然強者が誕生するわけでもない。

 六甲の疑問を解消したのは、蓮である。


「あっただろう。そのような素質あるものを集める場所が」


蓮は舌打ちし、蒼君に斬撃を飛ばした。やはり、斬撃は蒼君のいる場所までは届かない。

 蓮の言葉を受け、六甲は一つの回答に辿り着いた。六甲にも心当たりがあったのである。

 人知れず存在し、国の機関でもない。誰にも信じられない妖怪・妖人の存在を確信し、それらを討伐するために集められる場所。国中の存在に目を光らせ、次々に人材が補充される。_特殊部隊そのものが、神の器を集め育成するための場所だったのである。


「来るぞ、隊長」


田中の声に顔を上げると、田中が作り出した支柱を伝って近づいてくる存在が見えた。猛スピードで迫りくるその姿は、見覚えのあるものだった。


「置丹」


 思わず名前を呼んだ。口が酷く乾いている。

 神の気配を纏い体を動かすその姿は、六甲の部下の一人。動けない体となったはずの、置丹薙だった。






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