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日本にダンジョンが現われた! 作者:赤野用介

第三巻 接触

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47話 短編 ハロウィン前編

今話と次話は、短編です。
本編と短編は別物・別人物であり、本編には何ら影響しません。

これらをご了承の上、次の二択からお選び下さい。
「今話と次話を飛ばす」「今話と次話は飛ばさず、作者を叱らない」
 かつてヨーロッパの一部で秋の収穫祭を行い、悪霊払いを行っていたハロウィン。
 そんな伝統行事が永い年月を掛けて次第に変質し、今では子ども達がお化けに扮して近隣を周り、『Trick or Treat』(イタズラか、御馳走か)と言ってお菓子を貰う地域住民の子供と大人の交流の日になった。
 アメリカでは、伝統的なハロウィンの文化を受け継ぎつつも、子供だけではなく大人も仮装して出迎えるようになり、仮装パーティなども行われるようになった。
 それが近年では日本にまで波及して、日本では若者がコスプレをして、都会を練り歩く日となっている。

 これら一連の流れを見ていけば、日本のハロウィンがコスプレ行列になる理由も理解できなくは無い。
 日本では既に神輿や獅子舞などと言った収穫祭が存在しており、カボチャの収穫も一般的では無く、元来のハロウィンが田舎に入り込む余地は無かったのだ。
 お菓子を貰い歩くトリックオアトリートも、お菓子をくれなければ悪戯をするという脅し部分が、日本人の大半の感覚では受け入れられなかったのだろう。
 その点コスプレであれば、コスプレを行いたい個人が手間を掛けるだけで、近所にお菓子を求めたり、諸準備で地域に負担を掛けたりするわけでは無い。
 しかも昨年用いた衣装を一回で使い切るのは日本人の精神では勿体ないと思うため、何年も出てくるグループが多く、参加者は一向に減らなかった。
 そうして日本のハロウィンのコスプレ行列は続けられ、次第に伝統化し始めている。
 そんなハロウィンのイベントに、次郎と絵理が訪れていた。
 二人がハロウィンに参加した経緯は、生徒会長選挙の一週間前まで遡る。

 一〇月一九日、木曜日。
 会長選挙の説明を受けていた一年生や、立候補者の話を聞いていた二組の塚原愛菜美らに先んじて部室に入った絵理は、照明やパソコンの電源をパチパチと付けながら、人懐っこい笑顔で猫なで声を出してきた。

「ねぇジロー君、美也っち。ボク、お願いがあるんだけどさ」
「なんだよ」
「何?」

 途端に悪い予感がした次郎と美也は、顔を引き攣らせながら怖ず怖ずと話を促した。

「図書文芸部としての、創作とお披露目で遠征をしたいんだ。一〇月二八日の土曜日に、渋谷でハロウィンの仮装イベントがあるんだけど、参加したいからジロー君を貸して欲しいな」
「どうして俺なんだ」
「だって部の遠征記録にはするけど、半分くらいは私的な用事だし。土日の遠征で泊まりになるから部の女子は誘えないでしょ」
「うーん」

 次郎は美也の様子を窺ったが、基本的に関わりたくないオーラが滲み出ている。
 次郎もご遠慮願いたいが、一年半もクラスメイト兼同じ部活同士で付き合いがあった結果、オタクイベントが絡んだ時には絶対に引かないタイプだと分かっている。
 もしも断れば、奥の手を使ってくるだろう。
 例えば『チュートリアルの映像。誰かに似ていた気がするけど、あれって金色コウモリを黙っている事の範囲内だったかな』などと言われれば、非常に面倒なことになる。
 最初からそれを口にしないのは、アレが広瀬防衛大臣や井口総理大臣から出されているため、流石に危機意識が芽生え始めているのだと思われた。
 絵理は、趣味嗜好が特定分野に極めて偏っているだけで、知能や判断力は決して低くないのだ。

「分かった。二八日の土曜日から二九日の日曜日に掛けてだな?」
「うん、ありがとう」

 次郎の夜のアルバイトは、一日休む事になりそうだった。
 レベルアップの速度が当初の予想より速いので、特に問題ないだろうが。

「それで仮装って、学校祭の時に着たのを使うのか?」
「そうそう。一回だけじゃ勿体ないから!」

 途端に陽気になった絵理が、強い口調で肯定した。
 二年一組は先月の学校祭で仮装行列を行ったのだが、絵理が用意した衣装は中級ダンジョンの地下一階に出てくるインプをデフォルメ化したもので、実物には似ていないが、革製の黒い翼や三叉槍まで細かく作り込まれていた。
 次郎はネットで購入したトノサマバッタのコスプレで、リアルでキモイいとウケていた。お値段は十六万円で、これまでの人生で最も高価でお馬鹿な買い物だった。

「綾村さんの他には誰か行くの?」
「山中県からは誰も行かないよ。現地集合でレイヤーさんたちと合流」

 美也が確認をする間に他の部員が続々とやって来て、話は途切れて終わった。
 それから九日が経ち、ハロウィンのイベントが訪れたのである。

「言うなれば、ボクたちは文化の担い手なんだよ。つまり巫女さんだね」
「ナドト、ハンニンハ、キョウジュツ、シテオリ…………」

 午後七時四二分。渋谷は四方八方、物凄い人出だった。
 群集の統制を諦めて久しい警察は、歩行者天国の地域を拡大する応急処置と、開催日時や開催地域を拡大して人の分散を図る根本策を取っている。今年は一〇月三一日が火曜日のため、開催日時は一〇月二八日の土曜日から三一日までの四日間に分散した。
 しかし昨年からは新宿方面がダンジョン発生によって使えなくなっており、そこから流れてきた人達で渋谷方面は相変わらずの大盛況だった。
 次郎が目の前を通り過ぎていった金色の大仏頭の男達を二度見すると、その端には女子の水着を着た男達が走っている姿が見える。
 交通整理をしている警察官は、アレを捕まえないで良いのだろうかと思った次郎であったが、警察の方はそういう類いの連中を見慣れすぎているようで、もはや違和感すら覚えないらしい。
 三人で巨大な三ツ目頭に扮した化け物が通り過ぎ、二二世紀の猫型ロボットが六〇年ほど時代を先取りして現われる。かと思いきや、十字架を背負った二〇四五年ほど前の宗教家も、アスファルト上を裸足に腰蓑姿で歩いていた。
 やがて現われる、カボチャ神輿と法被はっぴにふんどし姿の男達、カボチャ姫とカボチャ兵団、そして何故かサンタクロースとトナカイ達。
 遠方の歩道には、緑色に輝く謎の巨大風船が滞空している。
 あまりにも混沌とした世界に飲まれた次郎は、渋谷駅の改札口を出てから僅か三分で白目を剥き、その状況に至ってようやく絵理のコスプレ姿が腑に落ちた。
 バイト代を注いで作り込んだであろうインプは、山中県の七村高校においては激しく浮いていたが、ここ渋谷では見事に溶け込んでいる。
 周囲には同レベルのコスプレを着込んだお洒落な女性が大量に居て、男子もウケ狙いから本格的なものまで多様に揃っていた。
 多分おかしいのは絵理ではなく日本で、山中県は日本に取り残されているだけだろう。
 都会人に溶け込んだ絵理は人の波に乗りながら道玄坂方面を一〇分近く歩いて、血糊で彩ったハイクオリティなインプたちが群れている中に入っていった。

「すみませーん、遅くなりました」
「おおっ。本当に来たねエリー」
「山中県から来たんだ。凄いじゃん」

 絵理が合流したのは、絵理の同人作家仲間だった。
 大学二年の小山奈津と大西陽彩(ひいろ)、大学一年の東山希愛(のあ)は、同じ高校の漫画研究会に所属していた先輩後輩で、今も一緒に漫画を描いているオタ女だ。
 主なジャンルは女性向けアニメで、オンリーイベントには高い頻度で出るらしい。
 このうち大西は吸血鬼のコスプレをした彼氏、東山は頭部をチスイコウモリに扮した彼氏をそれぞれ連れて来ており、おどろおどろしい彼らはインプ達のナンパ除けを兼ねている。
 小山にも彼氏は居るが、その彼はオタク活動にあまり理解が無く、インプ姿に眉を潜められるために呼んでいない。

 四人目の片岡舞華は、絵理の一つ下の高校一年生だ。
 舞華は絵理と同じく漫画を描き、同人イベントにも出てくる戦友のような関係だそうで、二人は大学生達三人組に誘われて今回ハロウィンに参加した。
 もっとも舞華が神奈川県民であったのに対し、絵理は山中県民であったため、絵理の方は無理だろうけど一応念のために誘ってみたという次第である。
 二人の画風は、絵理が広く支持される今風のスタンダードなものであるのに対して、舞華はスタイリッシュで格好良い絵を好んで描く。
 どちらが売れるかと言えば二人とも同じくらいだし、スタンダードな画風から外れても絵理と同等の支持数を得る舞華の画力は、実際のところ絵理よりも高い。アニメーターになるなら絵理、オリジナルの漫画を描くなら舞華といったところだ。
 絵理もかなりオタク界に精魂を注いでいるが、それを上回る一学年下がいる事に対して、次郎は改めて世の中の広さを認識した。

「いやぁ、親の説得には苦労しましたよ。あ、山中県からトノサマバッタ一匹連れて来ました。名前はジローくん。ほらご挨拶」
「ヤア、トノサマバッタノ、ジローダヨ。ソラモ、トベルヨ」

 同人作家さん達の前で何かしなければと考えた次郎は、バッタの着ぐるみをフル装備のまま、その場からジャンプしてバク転をして見せた。
 単なるバク転であれば、体操部で大会に出るような人は概ね出来るが、着ぐるみを着て行うのは桁違いに難易度が高い。
 プロ野球の開幕式で飛び跳ねる一部マスコットキャラの中の人が大衆の前でやっているので、レベルが無くても不可能では無いが、あれは野球選手並みに凄いプロである。

「「おおー!」」
「わぁ、凄い凄い」

 案の定パフォーマンスがウケて、魔物以外の周囲からも拍手が送られた。
 田舎のバッタに対する評価は、単なるバッタから飛べるバッタへと上方修正された。
 この界隈では、山中大学の空手部のようにレベルがあってズルいという考え方は薄く、面白ければ良いらしい。ハイクオリティな魔物集団にあっての既製品感は、充分に補えたようである。

「ドウモドウモ」

 山中県民の尊厳を守った次郎は、かぶり物の頭のままヘコヘコとお辞儀をした。
 すると舞華が歩み寄って来て、ジッとバッタの頭部を見つめた後、バッタの頭部に触れてくる。

「ジローさん、これは手作りですか?」
「チガウヨ。アマゾン、ノ、テンネンモノダヨ」

 熱帯雨林のごく一部には、多種多様な生態系が混在するのである。

「お値段はいくらでした」
「ニホンゴ、ムズカシイネ」
「頭、外してみても良いですか」
「ヤメテ、シンジャウ。ナカミ、デチャウ」

 次郎が抵抗する間もなく、舞華は背後からバッタの頭部を持ち上げて、素早く抜き取った。
 そして露わになった次郎の頭部を、四名のインプ達が嬲るように眺め尽くす。

「ああっ、中身が出てしまった」
「おー、意外にイケメンじゃん」

 そう評したのは彼氏を連れて来ていない小山奈津であったが、相手が大学生のお姉様であるので、社交辞令も入っていたのだろうと次郎は考えた。
 さもなくば華麗なバッタジャンプと、バッタの頭部から顔を現わした事で、偏差値も補正が掛かったのだろう。

「ジローさん、年いくつですか?」
「舞華さんより一つ上の高校二年生。絵理とはクラスメイトで、同じ部活」
「あたしの一つ上ですね。それならあたしも呼び捨てで良いですよ」
「舞華」
「ジローさん」
「舞華」
「ジローさん」
「舞華、結婚しよう」
「一生オタ活に専念させてくれるならオッケーです」
「流石、絵理の知り合い作家さんだわ」
「いえいえ、それほどでも」

 意気投合したトノサマバッタとサイドテールのインプは意味深に笑い合うと、絵理の方を振り向いた。

「そういえばジローさんとエリーって、明日どうやって帰るの?」
「適当に新幹線ですよ。今日はトコトン練り歩くぞー」
「流石エリー」
「えっへん」

 絵理の鼻が、ピノキオのように高々と伸びる。
 話が落ち着いたタイミングを見計らい、集団のリーダーの一人である大学二年の小山が声を掛けた。

「ねぇエリー、バッタ君はどれくらい歩ける感じ?」
「ダンジョン産のバッタよりレベル高いでーす」
「おおー。それじゃあ、容赦なくレッツゴー」
「「「はーい」」」

 小山が先頭に立って歩行者天国を歩き出し、その後ろに大西と吸血鬼の彼氏、東山とチスイコウモリな彼氏が続く。
 そして大学生達の後ろに絵理と舞華が並んで歩き、トノサマバッタの着ぐるみが追いかける集団が完成した。
 最後尾のバッタは複眼の穴で周囲を見渡し、恐竜が大地を踏みしめるような重量感で、ノシノシと路上を歩んでいく。
 目の前にはカジュアルショートなインプと、ツインテールの片側をバッサリ切ったようなサイドテールのインプが連れ立っており、前を行く大学生たちを第一グループとするなら、絵理達で第二グループのようなものが形成されていた。

「エリー、血糊してないの?」
「時間なかったよ。この辺は良いけど、都会に来るまでは血糊していたら、救急車を呼ばれるし」
「そう。じゃあ付けようか」
「いぇす、マイマイ感謝」

 舞華は腰に付けた黒い革製のショルダーバッグから、慣れた手つきで血糊と化粧道具を取り出すと、絵理の顔に素早く血糊を塗り始めた。
 歩き出した次郎が周囲を見て回ったところ、佇んでいる女性仮装者に対して男性は見定めをしており、一緒に写真を撮って欲しいと依頼している姿が散見された。
 写真を名目として自然に隣に寄ってから、女性の仮装などを褒め、雑談で親しくなるなどして連絡先を交換している。
 次郎が面白く感じたのは、都会のハロウィンは男女の出会いの場も兼ねている点だ。
 ストレートに可愛い等と褒める男性がいた場合、周辺の女性は褒められる対象が自分で無くても動きを止め、男性目線でお淑やか、或いは可愛く振る舞っている。
 女性側も期待があるのか満更ではない様子で、このように軽々とナンパできる都会の環境に、田舎者として軽いカルチャーショックを受けた。

「ジローさん、左手借りますね」

 サイドテールのインプが、トノサマバッタの左腕に掴まりながら体を預けてくる。トノサマバッタも普段の監視が無いのを良い事に、伸びてきた指先を絡め合う。
 その動きを目ざとく見つけたカジュアルショートなインプが、バッタの右腕を掴んで引き寄せた。

「ジローくん、サイドテールが好きなの?」
「バッタ、ショッカク、スキ」

 バッタを自認する着ぐるみ男は、バッタとしては当然の行動だとばかりに開き直った。
 それに触覚を一本持つ神奈川県のインプとは、なぜか相性が凄く合う。
 ちなみにバッタが自己弁護するならば、美也はツインテールなので触覚は二本になる。
 また綾香は髪の一部を編み込んだ長髪で、両肩から身体の前側に髪が流れているので、見る人次第では二本の触覚になるかもしれない。
 今回の場合は触覚が無い絵理と、触覚が一本ある舞華との比較で、一本の側に惹かれただけである。

「それなら触覚が二本あるダンジョン産のバッタとは、相性が抜群のはずだよね。一一月四日の土曜日、ボクと一緒にダンジョンに行こうか」
「アイツラ、シュゾク、チガウ」
「駄目。ボクとレベル上げに行くの。四に上げたいし」
「バッタ、ニホンゴ、ムズカシイ」

 あくまで知らん振りをするバッタに対し、絵理は日本語以外で要求を出してきた。

 Why don’t you go the Dungeon with me?
(ボクと一緒にダンジョンに行こうよ)
 Unfortunately, Eri don’t have my favourite antenna.
(残念だけど、絵理には俺のお気に入りの触角が無い)

 二学期の中間テストでクラス五位だった絵理の攻撃に対して、一二位だった次郎はタジタジになりながらも、美也から習った英語で言い返す。
 その様子を面白そうに見ていた舞華が、横から英語で参戦してきた。

 Then, could you take me there?
(それなら、私を連れて行って頂けませんか?)
 Sure, let’s go on a date on Saturday. Oops.
(もちろん、土曜日デートしようぜ……シマッタ)

 中途半端な英語力でデートの約束を取り付けてしまったバッタの頭部を、絵理が白い目で見つめる。

「ジローくん、どうしよっかなぁ?」
「ミンナ、トモダチ、ハナシアオウ」

 状況に流されてしまった次郎は、素直に白旗を揚げた。
 普段に無い行動を取ったのは、ハロウィンの場の雰囲気や、パワーレベリングでストレスが溜まっていた事などが原因だろう。そのためだろうか、サイドテールのインプの誘惑に抗い難かった。
 絵理は仕方がないとばかりに、やれやれと首を振る。

「マイマイ、ボクはジローくんと付き合っているわけじゃないから」
「えっ、そうなの?」

 略奪愛的な流れを面白がっていた舞華は、すんなりと絵理が引き下がった事に意外そうな表情を浮かべた。

「うん。だから遊びに行ってもボクは構わないけど、このバッタ、凄く仲の良い幼馴染みの子とか居るからね」
「そんなの別に良いよ。山中県って厳しいね」
「ええっ、あー、うん、ボクは良いけどね」

 普段の次郎と美也の様子を知る絵理は疑問符を浮かべるが、舞華は全く気にした素振りを見せなかった。

「それじゃあダンジョンが残っている山梨県にしましょう。連絡先交換して下さいね」
「バッタ、ケイタイ、コレ」

 収納から取り出した携帯端末を操作しつつ、妾候補までいる事は黙っていようと心に誓ったバッタであった。
+注意+
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