七日目ー煮詰まった鍋丸スリー
ルシフェルくんの一人称は僕で決定しました!
ありがとうございます。
旧約聖書…
そこには、ヒトの敵で在るサタン…
そしてそのサタンと同一視される地獄の王であり、
後の堕天使。
ダンテ作、
『神曲』では地獄の第九階層『コーキュートス』にて、
神を裏切った最大の罪にて、
その身を氷に包まれる傲慢なる魔王。
ルシファー…
堕天する前はその背に12の美しい翼を持つ最も神に近いと言われた天使。
ミルトン作、
『失楽園』では、
神の偉大さを知りつつも、彼は自由を求めた、
それだけ立派な、
されど反逆者として描かれる。
その場合は『エデンの園』にて、
イヴを誘惑したのはルシファーとされる。
そして、
私は目の前に居る後の魔王を見る。
「えっ…僕の顔に何かついてるかい?」
別にお前の顔が見たいんじゃない、
お前そのものを観て居るんだ。
「えーと…そろそろ恥ずかしいんダケド」
最後は消え居りそうなか細い声だ、
はぁ、
まぁやめといてやるか。
「うん、ごめんね、後これ、食べて良いよ」
私は鍋からよそったカレーをルシフェルの方に、よこす。
ちゃんとライスもついている、
本当にエデンの園は実りが充実して居る、
しかしまぁ、ミカンの木に米が生えていたのを見つけた時は吹いた。
「…これは?」
何だ、お前、
カレーライスもしら無いのか、
田舎者め!
「これはカレーライス、好きに食べて、」
まぁ、
気に入らない事はないだろう、
ミカエルも気に入ってたし、
そういや、ミカエルの分残ってネェや、
…
あいつはなしで良いか。
「美味しい!こんなに美味しいものは園のどこでも食べた事がない!」
あっはは!
そうだろう、
さすがは私だ、
天使の舌まで唸らせるとはな!
さぁて、
私もたべますか…
「ただいまー、今日はカレーかい?」
ちくしょう!
ミカエルめ!
ヒト(ヘビ)が食べようとするところをよくも!
しかし…
彼の言葉はここで終わりでは無かった。
「兄貴…なにしてんだよ」
「やぁ、ミカエル、邪魔してるよ」
何お前たち!
兄弟⁈




