しふとちぇんじ！（仮題）

あ、この子だ。幼い頃に自分が少女漫画の世界に転生したのだと気付いた主人公、秋森彩香はとうの昔に忘れた記憶を思い出した。―――目の前にいる可愛らしい少女がこの「物語」のヒロインなのだと。ヒーローの婚約者という自分の立場は偶々覚えていたものの、もうそれも解消してしまっているどころか、自分はその面影さえない。それならば、と彼女が考えたこととは…？

作者の前作「いめちぇん！」の改稿版です。でも見切り発車です。よろしくお願いします。