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この星の質量  作者: ルビリンス


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75/87

流れる花

挿絵(By みてみん)


流れる雲

旅する命


移ろう景色

移ろう気持ち


地球は回り続ける



岸辺に流れ着いた花は

セピア色の水面に

ひときわ色めいて

揺れていた


夕陽が沈むたびに

やがて花は

錆びて朽ち果て

泥土に埋もれて

消えていった


過去の流れる河畔で

空に浮かんだ未来を

眺めていた旅人の目に

花の残像が立ち現れる


名づけられない色と

表現できない形で


旅のまにまに

捨て去ったもの

忘れ去ったもの

捨てられなかったもの

忘れられなかったもの


物言わぬ花が

語りかける幻境で

大河は今日も流れ続ける

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