前へ目次 次へ PR 104/108 さよなら、だれか 青くかげろう夜に 耳元で聞こえた さよなら 硝子のように透明で 抑揚のない響きだった それから 空にまき散らされた 雪粒のような 星座群を眺めた 風の神様をまねて ひと吹きすると 星が降ってきた 星は雪のように 降りやまず 目を閉じて 幻の闇へと 逃げ込んだ そこでみつけた 「さよなら」は 青い闇の中で 希望のように 光っていた ~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~