燃える炎
思いついて、一気に書いちゃってます。
いやなんか急に書きたくなって。
気分が落ち込んでる時に物語って降ってくるんですかね?
何日か過ぎ、カレロは一日中水晶を見つめては磨き、見つめては磨きを繰り返すだけとなってしまっていました。
お父さんやお母さんも、最初こそ注意をしたり取り上げてみたりしましたが、カレロが今までに見た事も無い程怒り狂ったりして、まるで逆鱗に触れてしまった龍のようになってしまうので何もする事ができませんでした。
ある日、近所に住んでいるカレロの親友のペルドナントが心配してやってきました。相変わらずカレロは微笑みながら水晶を見つめています。
「やいカレロ。お前はそんな水晶ばかり眺めて楽しいのか。」
「あぁとっても楽しいのさ。」
「僕にはその楽しいのがわからないや。どれどれそれを見せておくれよ。」
「ああいいとも。決して落としたりしてはいけないよ。」
「もちろんさ。」
カレロはうっとりした表情で水晶をペルドナントにそっと手渡しました。
「うわぁ本当に中で火が燃えているようだ。しかしとっても不思議だなぁ。なんだか僕にはこの水晶はおかしな感じがするよ。」
そういうとペルドナントはすぐにカレロに水晶を返しました。
その時。急に中の業火が消えてしまいそうにゆらゆらと細くなりました。細くなって小さくなってしまって、しまいにはあんなに赤かった炎も弱々しく、マッチを擦った程もありませんでした。
それを見た途端。カレロは椅子を後ろに飛ばして立ち上がってペルドナントを殴りつけました。殴られたペルドナントは入り口の方まで転がっていってしまい、痛そうに頬をさすっていました。
「やいカレロ。何をしてくれるんだ。僕が何をしたって言うのだ。」
「ペルド。お前は今この水晶に何をしたのだ。こんなに火が消えかかってしまっているじゃあないか。」
「僕は何もしていないよ。何かしたのは君じゃないのかい。酷いじゃあないか。僕はもう帰らせてもらうよ。」
そう言うとペルドナントは乱暴に扉を開けて出て行ってしまいました。
「カレロ。あなたは親友になんてことをするのですか。」
「お母様。だって火が、火がこんなに。」
そう言って手元の水晶に目をやると、水晶は今まで見た事が無い程に赤く赤く、燃え上がっていました。
カレロはそれを嬉しそうに眺め、それから一言もしゃべりませんでした。
いかがでしたでしょうか。
ちょっとうまく行ってないところも多々あるとは思いますが、まぁ。
続編すぐ出します。
最後まで読んでくださってありがとうございます!




