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アルテミシアは普通じゃ無かった

に、日曜ですよ……?


冗談ですすみません、忙しくて投稿出来ませんでした。

しかも短いという。

やっぱり時間が空くと全然書けなくなります。



まず無いとは思うが、ミファルの感知能力を越えた何かで隠されているかもしれない。

そんな可能性に賭けて、俺たちは一度、バクエジオの反応がある場所の真上まで来た。


「ミファル、どうだ?」

「……分からないです」


改めてミファルに聞くが、返ってきた答えは先ほどと変わらなかった。


これだけ近くにいても何もわからないのでは、仕掛けがあるということは無いだろう。


「やっぱり、死んで埋められたってことか?」


だとしても、ここに埋められた理由に疑問が残る。

建物の真下に埋めるのにはそれなりに手間もかかるだろうし、そもそも縁起が悪い。

縁起とかげん担ぎとかを大事にするこの世界では、わざそんな事をする理由もないだろう。


「……あの」


そうして俺が首を捻っていると、アルテミシアがおどおどしながら俺の肩をつついてきた。


「どうした?」

「ここの下……何かありますよ?」

「何か?」

「えっと……具体的に何があるのかは分からないですけど、何かあります。何となくですけど、分かるんです」


どこか虚ろな目をして、アルテミシアはそう告げた。

半信半疑、どころか一信九疑くらい信じられなかったのだが、何かに気づいたミファルの一言で一気に信ぴょう性が増した。


「主様!」

「ん?何だ?」

「この子って王族でしたよね?」

「ああ、そうだが?」

「たぶん、原初の一族(オリジナル・クラン)ですよ」

「なっ!」


一体何の話をしているのだろう、と不思議そうにこちらを眺めているアルテミシアを、俺は驚きながら見た。

原初の一族という言葉には、それだけ大きな意味があるからだ。


原初の一族。

始まりの一族とも呼ばれる彼女達は、文字通りこの世界で最初に産まれた人間の血を引いている。

いや、血を引いているという意味では、この世界の人間全てが当てはまってしまう。

正しくは、その血を色濃く引いた人間ーー簡単に言うなら、先祖返りのようなもの。

それが起こった極一部の人間が、原初の一族と呼ばれているのだ。


先祖返りといっても、誰もが同じような能力を発現する訳ではない。

例えば戦いだったり、例えば研究だったり、人によって違う能力が発現することの方が多い。

原初なんて大層な言葉で呼ばれているだけのことはあり、その特異性は勇者と並び立てるほどだ。

その余りの人外っぷりから、以前いた世界では英雄と呼ばれていた。


アルテミシアはそんな人外連中の一人。

なら、天使というこれまた人外の能力を越える能力を有していても不思議ではない。


「だが……」


俺は、何かが引っかかった。

あまりにも都合が良すぎる。

まるで誰かがこうなるように仕組んだみたいに、作為的なものを感じるのだ。


どうして天使が気づけないような仕掛けを、こんなところにいる奴が出来る?

曲がりなりにも囚人だというのに。


それをアルテミシアが見破れた事も、変といえば変だ。

いくら原初の一族とはいえ、様子を見るにほとんど能力は発動していない。

せいぜい1割がいいところだろう。

それで天使ミファルが見破れなかった仕掛けを見破るというのは、いくら何でもおかしい。

才能があったと言われればそれまでだが、異常としか言えない。


これだけマイナス要素があると、いっそ諦めて帰りたくなる。


「けど、仕方ないか」


どういう事情があるにせよ、このまま何の成果も無しにここを出ることはできない。

いや出来るけど、やりたくない。


俺は一つため息を吐いた。


「ミファル、アルテミシア。二人とも少し離れとけ」

「はーい」

「えっ?」

「ほら、早く。主様の手を煩わせないでぇ」

「わ、分かりましたから!引っ張らないで下さい!」


ズルズルとアルテミシアの腕を引っ張るミファル。

言い合いながら二人が離れたのを見て、俺は右手を振り上げた。


「え、まさか……」

「せえ、のっ!!」


俺は拳を作り、思い切り振り下ろす。

まるで爆発したような轟音を立てて、廊下が吹き飛んだ。


「えええええっっ!?」

「やべ、少し強すぎた」


離れていた二人まで土煙で覆われてしまったのを見て、加減を間違えてしまったことを悟る。

ミファルはともかく、アルテミシアは下手をすれば怪我しているかもしれない。


「……だ、大丈夫だよな?」


不安になって二人を探すが、中々土煙が晴れそうにない。

仕方ないので、俺は探すのを諦めて真下を見た。


きっとミファルが何とかしてくれているだろうと信じながら。




「……おいおい」


そして、そこにあった物を見て、俺はたらりと冷や汗を流した。




そこには、真っ黒なーー日が差し込んでいるのに、その光を反射することすら無いーー大きな正方形のような物が鎮座していた。



実はここなつの二人と遊んでたんです。

……すみませんでした。

悪いのはGRV4曲も増やす方なんだ!

本当は今月はなるべく音ゲーはやらない予定だったのに!

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