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楠葉の誓い
平安の世に生まれ、陰陽師のお師匠様の下、
様々な事を学ばせて頂いている。
生まれし頃より、四神に護られ、四神を使役に下し、今都を襲う大きな闇、力強きものと
対峙すべく立ち向かおうとしていた。
しかし、力強き物には敵わない……。
十二神将、いわば神を使役に下さねば、都を
救う事はできない。
私になど到底無理な事であるが、不思議な森
、狐の森で生まれ、不思議な力を持つ私。
神々を使役するに至った。
けれど、安堵するも怪しい者により、異世界へと飛ばされてしまう。
千年のちの世に……。
途方にくれるも、やはり運命に導かれ、お師匠様の子孫の春保様と巡り会え、お師匠様の
お導きもあり、平安の世へ戻る手立てを探す……。
春保様も同じ運命に生まれしお方。
ご自分の事を受け入れ、私と共に都に蔓延る悪しき者と闘うと……。
自分の弱さや、生まれた境遇に戸惑う私。
春保様は違った。
不安はない訳ではなく、しかし、己の運命を
受け入れるのが生きる道。
強いお方と思う。
私も己を受け入れ、都を護りたい。
神々を統べる者として。
私の中に生まれた強き心と覚悟。
共に闘う方と、お師匠様と。私は護ってみせる。
大切なものの為に。
平安の都に咲く桜。
皆と一緒に見る為に……。




