第三十一話 戦闘開始!
ヒュウガ達の状況
ヒュウガ
「・・・(気づいてくれるなよ・・・)」
倉庫の中でシナノと時波と時とで隠れていた
前回
大和と時風は闘気と雪花の居る部屋へ転移して偵察?を行なったが
ヒュウガとシナノと時波と時が隠れている倉庫に敵が侵入してきた
シナノ
「ひゅ・ヒュウガ?・・・大丈夫なの」?
時
「もし見つかったら・・・」
時波
「大丈夫でござるよ時・・・拙者とヒュウガ殿でなんとかするでござるよ・・・」
ヒュウガ
「あぁ・・・しかし・・・敵は何でこの海上警備会社に襲撃したんだろう」?
大和の状況
正晴
「さぁ坊ちゃま行きますよ」?
大和
「あ、あぁ・・・けどその装備はやりすぎじゃあない」?
時風
「戦争しに行くんじゃあないんですから・・・」
正晴は腰にレイピアを装備していて胸にスタングレネードを12個ほどぶらさげていた
(どっから持ち出した!?)
大和
「でも・・・敵が母さん達を人質にしあらどうするんですか正晴さん」?
正晴
「坊ちゃん・・・この私難波正晴がこの命に変えても
闘気様と雪花様を無傷で敵を全滅させますよ」
大和・時風
「「(なんか・・・その笑顔が逆に怖いですけど正晴さん・・・))」」
正晴は笑顔で答えたが顔が笑っていなかった
しかも後ろから黒いオーラが出ていたが突っ込まないでおこう・・・
正晴
「では・・・私が先に突入いたしますので大和坊ちゃまと時風様は
闘気様と雪花様を救出してください・・・」
大和
「あぁ、分かったよ正晴さん・・・無茶はしないでくれよ・・・」
正晴
「分かっておりますよ坊ちゃま・・・行きます」!!!
バーーーン!!!
そう言って正晴は敵兵がいる部屋のドアを蹴破った
敵兵1
「な、何だ」!?
敵兵2
「何かが入って来たぞ」!!!
敵兵3
「ど、どこだ!?早くて見えないぞ!・・・(シュパ)グワッ」!!!
慌てている敵兵の一人が倒れた
敵兵2
「どうした!?・・・(ヒュンッ)ギャッ」!!!
敵兵1
「な、!?なんだ!?どうした・・・(スパッ)グヲッ」!!!
次々と敵兵が倒れて行く中・・・
雪花
「な、何が起こったの・・・」?
大和・時風
「母さん(雪花さん)」!!
雪花の後ろに大和と時風が居た
雪花
「大和!時風ちゃん!・・・無事だったのね」
??
「何!?大和だと」!?
雪花の隣にいるスーツ姿の男性が声を上げて驚く
雪花
「えぇここに大和はいるわよ闘気さん」
闘気と呼ばれた男はその場から立ち上がって雪花と大和のそばにきた
大和
「ただいまって言えばいいのかわからないけどただいま親父」
時風
「このお方が大和さんのお父さんですか・・・」
雪花
「今戦っているのは誰なの大和」!
大和
「今は正晴さんがレイピアで敵を撃退してるんだよ」!
闘気
「そうなのか?・・・だが一つ言わせろ大和・・・この馬鹿!5日間どこにっ・・・」!
闘気が最後まで言おうとしたら・・・
雪花
「それより正晴さんを援護するわよ」!
闘気
「ちょっ・・・最後まで言わせてよ雪花・・・」
大和
「こんな時にそんな事を言おうとする親父が悪・・・危ない」!!!
ドンッ!
シュパッ!
大和が闘気を突き飛ばし、つかさず腰の永光を抜いた
その刃先には敵兵が闘気にライフルを向けていた
大和がライフルの先端を切り捨て敵兵も倒れた
闘気
「い、行きなりなにするんだ大和」!!!
大和
「親父が危ないから助けたんだ!せめて礼ぐらい言ってもいいんじゃあないか」!?
闘気
「何だと!?それが父親に対して言う事・・・」
雪花
「あんた達喧嘩する前にこっちを手伝いなさいよ」!!!
正晴
「喧嘩は後でたっぷりできますよ闘気様」!!!
そう言いながら雪花は敵のライフルをへし折りながら敵をはり倒し
正晴はレイピアで敵の足を斬りつけていく
闘気
「わ、分かった!大和!説教は後にするから逃げるなよ」!
大和
「5日間の家出生活で少し疲れたからもう逃げねぇよ」!!!
時風
「行きますよ大和さん」!!!
大和
「了解だ時風」!!!
次回へ
登場人物紹介
時
時風型駆逐艦三番艦
出身 不明
髪型 ショートヘアーで両端を髪留めでとめている
外見年齢 11~12歳
身長 156・0センチ
体重 ・・・聞けなかった
誕生日 8月3日
家族構成 姉二人(時風)(時波)
好きなもの・ヒュウガ・ヒュウガといる時・姉たち・楽しい事
嫌いなもの・人前に出る事(嫌いと言うか苦手)
時風型駆逐艦三番艦の艦魂
少し恥ずかしがりやで引っ込みやすい性格
ヒュウガと初めて出会った時、好意を持った
ヒュウガの後ろに隠れている事が多い
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