表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世侍女の冒険譚?  作者: やっしん
現世にて
32/43

閑話1-ミハイル

ほとんど登場してなかったので書いてみました

俺はこれまで王国の膿を徹底的に排除してきた。

〈たとえどんな地位にあろうとも絶対に容赦はしない〉誰に何と言われようともこの考えを改めるつもりなどなっかた。

そのせいか俺は次第に恐れられるようになる。まあ、それは当然覚悟の上だ。

恨まれようが何だろうが俺にとってはどうでもいい。俺を突き動かすのはエリスとの約束、決して忘れることのない大切な記憶。

かつての唯一の味方であり、姉のような存在だった彼女。

彼女のために俺は前に進み続ける。




ある時、ピグー子爵が子供を誘拐し屋敷に連れ込んでいたという報告があった。ピグーのことは前にエリスから、幼女趣味の危ない奴だと聞いていた。

やはり早めに始末しておくべきだっただろうか。


誘拐されていた子供たちは冒険者の少女に助けられたようだ。その少女なのだが、どうやら普通ではないという。ピグーはならず者を30人ほど雇っていたようだが、そいつらは皆殺しにされていたという。しかも死体がなく大量の血液のみがその場に残されていた。その光景は騎士たちでさえ、あまりの不気味さに恐怖したという。


話だけ聞いているとその少女は悪魔か何かなのだろうか? どう考えても普通の人間が為せることではない。


最後に気になることがあった。ピグーが供述の中でエリスの名前を出したのだという。


なぜ彼女の名が? 本当に少女は何者なのだ?




次の日その少女が王宮に来ると聞いて、見に行くことにした。


ありふれた茶色の髪に茶色の目、それにあどけなさの残る顔。年は12~15くらいだろう。


本当にこの少女は強いのか? 何かの間違いなのでは?


そう疑問に思いつつもその場を後にした。


その後彼女は学院の実習で弟のフェイを助けてくれた。フェイ曰く、彼女は化け物みたいに強く、もはや次元が違うそうだ。それと、「血にまみれた彼女は美しかった」などとよくわからないことも言っていた。


変な方向に目覚めてしまったのか?



フェイと会話した翌日、『大災厄ディザスター』により東の森が吹き飛ぶという大事件が起こった。


それを聞いたとき俺は少女のことを思い浮かべたが


「まさか………な」


そんなわけがない、とその考えを打ち消す。さすがにいくら何でもそこまで化け物じゃないだろう。


なぜだかとても興味のひかれる存在だ。


いずれ直接会って話をしてみたい。




次はケインのお話です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ