表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/20

19、おっさん気付く

 バイト帰りに俺は気付いた。

 最近、魔法少女らしい行動をしていない。

 毎日バイトと家との往復で、パトロールもサボりがちだ。

「これじゃ、小瓶の星のかけらが集まらないよ?」

「悪いな、クロ」


 俺は早速百々花にラインで連絡を取った。

<たまには一緒にパトロールしない?>

 百々花からの返事は早かった。

<いいよ。駅前で待ち合わせね>

 俺は駅に向かった。


 駅に着くと魔法少女の格好をした百々花が立っていた。

「ひさしぶり、千草」

「こんばんは、百々花」

「今日は例の歩道橋から、中央公園までをパトロールするよ」

 百々花の言葉に俺は頷いた。


 今日は幸いなことに、歩道橋には誰もいなかった。

「よかったね。今日は事件は起こってないみたい」

「そうだな」

 俺はホッとした。


 人通りの少ない路地を中心に歩いて中央公園へ向かう。特に変な人物やおかしな出来事はなかった。

「百々花は魔法少女らしいことってしてるか?」

「毎日パトロールしてることくらいかな? あと服装くらい」

「だよな……」

 話している内に中央公園に着いた。


「さてと、誰もいないね」

「そうだな」

「千草も変身しなよ」

「うーん、そうしようか」

 俺は変身!とポーズを取った。服装が魔法少女の物になる。


「ちょっとだけ、戦闘訓練しておこう?」

「分かった」

 百々花と俺は魔法を使って、模擬戦をはじめた。


「こら、君たち何をしている!?」

「ヤバい、警察だ!!」

 俺と百々花は変身したまま、夜の町に逃げ出した。


「ふう、びっくりしたね」

「そうだな、ちょっと油断してたな」

 時計を見ると、夜の11時を過ぎていた。

「そろそろ帰ろうか」

「そうだな」


 百々花と俺はパトロールを終え、それぞれの家に帰っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ