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自宅

一カ月ぶりの自宅は…がらんとしていた


ここで夏樹が私の作った料理を食べて…

どっちが片付けるかでふざけ合って…


ここで優しく抱きしめてくれて


ここでたくさん笑ってたまに喧嘩して

ここで………

ここで………


夏樹との沢山の思い出が…澪を押しつぶしそうになった


涙が止まらない

こんなに足って重くなるものなのだろうか

玄関から一歩も進むことができず

うずくまった…


どれくらいの時間が経っただろう


ようやく澪が顔を上げた時


机の上に一台のカメラが置いてあるのが目に入った


青いストラップ……


あの時お揃いだといって夏樹がつけていた


やっぱりあれは本当だった

あの日曜日、夏樹は私と一緒にいてくれたんだ


急いで机に向かいパソコンを開く


見覚えのないフォルダが2つあった


ひとつは 『澪へ…』

もう一つは 名称が設定されていない


澪は

一つずつ開けてみることにした

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