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出会い
夏樹
「澪!おはよう
こら、まだ寝てるの?起きろ!
ほら!今日、ドライブ行くって言ってたろ?」
澪
「あ、夏樹…おはよ…」
夏樹
「チャイムならしても出ないから、カギで開けようとしたら開いてたぞ!
カギちゃんとかけとかないとダメって言ったじゃないか…もう」
澪
「うん…zzz」
(はあ、もうほんとに
手がかかる…)
そう思いながらも夏樹は
ちょっとのんびりしてて放っておけない澪のことが可愛かった
。
。
。
2人は1年前、同業他社の合同勉強会で知り合った
資料をどこかに落としてしまったか、置き忘れてしまったか
隣の席で困っている澪に夏樹は資料を見せてあげた
まるで、教科書を忘れて隣の席の子に見せてもらう生徒と同じだ
澪はそのお礼だと言って
帰りにそのビルの一階にあるカフェで
コーヒーをご馳走した
最初は互いの仕事のことを話したりしていたが
休みの日には
カメラを持ってドライブに行くという夏樹の趣味に、澪はいたく興味を示し
じゃあ今度一緒に、ということになった
特別ドラマチックでもない2人の始まりだった




