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人類滅亡学者の旅路  作者: さくら
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テイルチェイサー(前編)

 猫です。

 

 孤独は人を狂わせると言います。

 私によると、その処方箋は、猫だと言う事です。

 あのモフモフ感が、僕の孤独を癒すのだそうだ。


 私が僕に代わっても、私が考えていたことの記憶は引き継がれる。

 人類が滅亡しても支障はないけど、猫が滅亡しなくて本当に良かった…などと、思っていたよ。

 

 それは、ちょっと、どうかな…と思っちゃうけど…少し羨ましくも思う。

 だって、なんて楽天的で、自分勝手の刹那的で、とても自由な思考形態なんだろう。


 僕から派生した人格とは思えないくらい、楽観的なのに僕よりもシビアでタフな一面を持つ人格には嘆息するしかない。

 きっと今でも、そんなに褒められても何も出ないよぐらいのことを、僕の思考の裏側で思っているかもしれない。


 …きっとそう。


 でも、彼女は多分将来の僕だ。

 この世界で、経験し成長した未来の僕であると直感している。未来の世界から今の僕の窮地を救ける為に、時空を越えて記憶さえも削ぎ落とし、思考だけで、やってきたのだと夢想している。

 子供のかなりとっぴな考えだけど、当たらずとも遠からずと思っている。

 僕が、毎日の日常を経験して成長していく事で、今の僕が…将来の私に繋がるに違いない。

 その時こそ、僕たちが完全に一つに融合するとき。

 だから、もう一人の私、待っていて下さいね。



 よし、まずはデイリーミッションです。

 今日のお題は、「猫を探せば!」です。




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