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人類滅亡学者の旅路  作者: sakura
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目覚め

 毎日が日曜日だ。

 素晴らしい…人類滅亡万歳。

 私に取っては良い事尽くしである。


 朝、朝の光りで目覚める。

 素晴らしい…もう、時間に追われることもないのだ。

 ゆっくりと朝食の支度に掛かる。

 …

 いざ、食べようとしたところで僕が目覚めようとしていることに気づく。

 ちょっと残念…。



 …



 目覚めると、理想的な朝食が湯気を立てて目の前にありました。

 もちろん、僕にも私の気持ちや記憶が引き継がれている。

 これって緩やかな二重人格?

 記憶の欠落や齟齬はない。


 なんだかもう一人の私は、自分なのに、心配性なお母さんみたい…。

 こうして栄養面を考えて、ちゃんと朝食を作ってくれている。


 むむ、待てよ…記憶を思い返す。

 いや、たんに自分が食べたかっただけみたい。

 それでも彼女の人格自身に根付いている暖かな気持ちは、無意識に僕の身体を気づかってくれてる気がする。


 コレって、ある意味自画自讃かな?

 …

 恥ずかしくて頬が火照る。


 今日は彼女の方針に従い、猫ちゃんを探そうと思う。

 彼女は、自称大人な男性で職業人類滅亡学者だと言ってるけども性格に性別は無い。

 なら、僕の肉体に準じて良いのではないかと思うから彼女と呼んでも支障はないよね?

 …

 …呼びかけて、しばらくしても反論が無いので承認してもらえたかと思う。

 もっとも彼女にとっては性別など、どうでもよいのかもしれない。



 朝食は理想的なブレックファーストでした。

 彼女は、通常和食を好むけど、たまに、パン食になる。

 その日の気分でコロコロ変わる。

 内から見える僕には万華鏡みたいで煌びやかに見えるけども外見は僕だから、何の変化もない。

 人って不思議だなぁ。

 外から見ても、内面など分かりはしない。

 でも内から見ても、人は自分の事さえ、満足に分からないのだ。


 食べ終えたら、お皿を洗って片付ける。

 それが礼儀だからだ。

 私や僕が、親から習い受け継いできたものですから、自然と体が動く。

 人類滅亡して、僕以外いないのに礼儀なんか関係あるの?と思わなくもない。

 しかし、僕は未だに神棚には一礼するし、神社には拝礼して行く。

 多分、礼儀とは、対人的に必要なものだけではなく、究極的には自分自身の為にあるのかもしれない。

 …だから、その所作は続けている。

 そして、…願うのだ。



 …




 さあ、外に出よう。


 人は、休み、食べ終えたら活動するべきである。

 午前中働き、昼は食べ、午後は休息するのだ。

 それがより良い人の生き方。


 今日の目的は、僕の精神安定的な処方のための、猫狩りです。



 

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