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人類滅亡学者の旅路  作者: さくら
人類滅亡
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 人類は滅亡しました。

 こんにちは、ソラ・グレイと申します。


 今日は、昨日と打って変わった空模様。

 雨です。


 雨に降られたら、飴のように溶けてしまうかもしれません。

 だから、今日は自宅待機なのです。

 自営業だから、休みでも大丈夫なんですよ、ご心配なく。

 サボっているわけではありません。悪しからず。


 ここは、ちょっとお高そうなマンションの最上階。

 見晴らしは、無駄に良いの。

 海まで見える。

 波浪高し。波がザブーン。


 でも雨粒が窓ガラスに当たり滴り、実は良く見えない。

 こんなお高そうな部屋、滅亡前には住む事は絶望的に無いだろう。

 滅亡後は、住みたい放題です。

 うむ、住宅問題は解決しました。

 人類は滅亡しましたけど。

 …クスクス。

 

 人類滅亡ギャグです。今、僕にマイブームなのですよ。


 うむ、僕の時代が来たな。

 人類は滅亡しましたけど。

 …プッ。クスクス。



 台所でホットケーキを焼く。

 ホットケーキミックスを見つけてしまった。

 これは、もう焼くしかないよ。

 なんと蜂蜜も常備してるし。

 幸い冷蔵庫の牛乳も、まだ無事です。


 油を敷き、フライパンを温める。

 きっと、ここでお母さんが、子供達の為に、ホットケーキを焼いていたに違いない。

 幸せな親子の情景が目に浮かぶ。


 溶いたホットケーキミックスをフライパンに流し込む。

 幸せの匂いが辺りを包む。


 ああ…今日は雨だったなぁ。

 外の景色が雨で見づらいや。


 ホットケーキは美味しいです。

 でも、人類は滅亡しました。

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