95話 知るべき時に知ること
翌日、ドローレスは城を訪れてきた。
ドローレス「失礼しまーす」
どうしてきたんだよ……またタイマンしてほしいのか……?にしても今日記を書いてるんだよね。
ドローレス「いないのかー?ってなんだこのちびっこ!?」
きっとマリーが茶々を入れてるんだな……
ミラー「なんだー?」
ドローレス「どこにいってたんだ?」
ミラー「日記を書いていたんだ」
ドローレス「へぇ……マメなのね」
ミラー「見る?日記の本棚」
ドローレス「うん、気になるし……この世界の歴史も知りたいし」
こうしてドローレスを私の部屋に招いた。
ミラー「大丈夫か?クラウン」
クラウン「まぁ……眠いんだけれど」
ドローレス「どーもー」
クラウン「……知らない人だ」
そして部屋に入った。
ドローレス「おお……日記多くないか?」
ミラー「900冊ぐらいあるのかな……」
何百年も生きてるから正確には覚えていないけど、大体その位なのだろう。
ドローレス「勝手に見てもいいの?」
ミラー「ご勝手にー」
さて、私は日記を書かないとな。
ドローレス「……なぜか知らないんだけれど、1冊だけまがまがしいんだけれど」
ミラー「ああ、最初の本だね、見てみ?」
ドローレス「じゃ、見るよ……」
最初の本を見た瞬間、ドローレスは氷魔法にかかったかのようにピタッと止まった。
ドローレス「……私もなんだ」
ミラー「私もなんだってどういうことだ?」
ドローレス「いや……そんなことはないはず」
ミラー「だから何のことなのよ」
ドローレス「……あなた、私と同じところから来たの?」
ミラー「おそらく」
ドローレス「どうやって戻るの?」
ミラー「わからないんだ、戻る方法は、あっちの世界からここに来るトリガーはわかってるんだけれど」
ドローレス「それで、あのちびっこと一緒に来たのか?」
ミラー「いや、あれは私の子供だ」
ドローレス「……子を成してるのか……誰となんだ?」
ミラー「内緒だ」
ドローレス「ブラザーなのになんで教えてくれないのよ」
ミラー「いつからブラザーなのよ!?」
こうしてドローレスを日記の沼に引きずり込んだ。
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