8話 醒める体と途絶える望み
三十年後……
マリー「ん……」
私は暗い地下室で目覚めた、そしてテーブルにはメモと私の鎌があった。
マリー「……私は一体何をしてたんだろう……頭が痛い……」
倒れる前の記憶は持っていたが、その後の記憶がなかった、どうしてなのだろう。
マリー「……マナが凄い減ってる……そっか、日に焼かれてたんだ」
そして体を起こし、メモを見た。
マリー「これは……書置きなのか」
その字は誰のかわからないのだが、この鎌と置いてあったのだから……
「起きた時、何が何だかわからないだろう、お前は一度死んだが、ある教団にお前を預けた、悪い連中とは違う。そしてこれを読んでるとなると、俺は死んで、お前は生き返ってるのだろう。勇者ってのは、寿命は短いんだ、それでお前が起き上がる前に死んでるのは普通の事だ……一応調査メモをつけておく、目を通しておけ」
マリー「……もう死んでるのか……何年経ってるんだ……外に出ないと」
外に出ると、夜だった。
マリー「……ベアトリスのところに行っておきたいね……いくか」
そしてベアトリスの住んでた場所に行った。
マリー「まだギルドあるのね」
そして中に入った、そこは、数十年前見た光景と一緒だった。
ベアトリス「いらっしゃいませ~……ぇ」
マリー「……ベア……トリス……?」
その姿は数十年前とは変わらない姿だった、どうして?
ベアトリス「生き返ったのね……よかった……」
マリー「どうして……老けてないの?」
普通の人間だったら、老けてるのに、どうしてなんだ……?
ベアトリス「ああ……少し事故でね……不老不死の薬を浴びてしまったんだよね」
マリー「……不老不死……私の城にあった……?」
ベアトリス「えっ!?そうなの!?男の人が急にかけてきたから……」
マリー「……盗賊か、でもいいわ、それで……周り人間と魔族入り乱れてるんだけど……」
ベアトリス「ああ……そういうことね……」
すると、懐から、想像もできないものが出てきた。
マリー「それって……」
ベアトリス「ああ、王冠だな、これを勇者に渡されたから……びっくりしちゃった……」
マリー「つまり……?」
ベアトリス「ハンターギルド兼王女様だね」
マリー「御見それしましたぁぁぁ!!!!」
王女様になってたとは……
ベアトリス「いやいや、今はだいぶましになってるけど、王女になった時は荒れてたんだよ?」
マリー「……それで、私の城……行きたいな」
ベアトリス「いいよ、一緒に行ってみる」
いいのか……それで。
マリー「あれ……夜明けが近い……」
日に当てられても、体は焼けなかった。
マリー「……焼けない……どうしてなんだろう」
ベアトリス「使った薬がその効果なんだろう……詳しくは知らないけど」
マリー「私を治した人……知ってるか?」
ベアトリス「私にもあまりわからないんだけど……ある団体って……」
マリー「……城に行ったら何かあるでしょ」
ベアトリス「移動手段は……」
マリー「もちろん、徒歩」
そして私はリハビリを兼ねて、家に帰った。
マリー「……まさか、勇者が死んでたんだな」
ベアトリス「そうだよ……今は王国の地下深くにいるんだ」
マリー「……贄」
ベアトリス「贄……?」
マリー「もし、ワルプルギスに勇者の死体使われたら、世界が滅ぶかもしれない……」
ベアトリス「なんだ?それ……でも死体……最近になって冒険者が行方不明になる数が増えてるんだよ……」
マリー「……なんか少し怪しいな……すこし急いだほうがいいな」
すると前に……誰だっけ。
ベアトリス「ういっすー、グラシー・マリア」
グラシーっていうんだ……あいつ。
グラシー「ベアトリスお嬢様と……三十年前あったヴァンパイアじゃないですか」
マリー「……三十年…そんな経ってたんだ」
ベアトリス「城どうなってるのかなって……」
マリー「そうだよ、今城はどうなってるのよ!?」
グラシー「……ひょんなことで悪の7柱と聖の7柱が訪れてたんだよね……どうしてなんだ」
マリー「……何か取ってないんだよね……」
グラシー「そこはあそこにいるメイドさんに……」
マリー「まだ生きてるの……あの子ら」
グラシー「……主人を思ってなのだろう」
マリー「今すぐ行こう!」
ベアトリス「え……はや」
グラシー「一緒について行くぞ!」
ベアトリス「グラシーお姫様抱っこやってー」
グラシー「いいですよ、お嬢様」
そして急いで城に戻った。
マリー「……ただいまー」
埃は被っているが、火はついていた。
グリーン「おかえりなさいませ、どこに行ってました?」
マリー「ちょっと……無茶をしてて……」
グリーン「……昼間……太陽を克服しました?」
マリー「ええ、すこしね」
そして私は図書館に向かった、どうなってることやら。
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