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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 6章 力ありし人編

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79話 押して引く奴

マリー「じゃ、明日ねー」

ベアトリス「おやすみぃー」

エルメス「ほーん」

そして私は図書館に向かった。

マリー「生きてるかー?」

クラウン「第一声が生きてるかは少し気に喰わないけど、どうかしたの?」

マリー「ただ本を見に来ただけ」

私は本棚をよく見ていた、私の目に留まったのはヴェニスの商人という本だった。

マリー「……こういうの読んでみて何か感じられるのかな」

にしてもこの本どこから手に入れたのかな。

マリー「クラウン?この本ってどこから手に入れてきたのかな?」

クラウン「ああ、私が持ってきたのも混じってるけど、それがどうしたの?」

マリー「そうなのね……」

私はその本をすらっと見た。

マリー「……これいいわね」

クラウン「読書、いいだろう?」

私は本を戻し、なぜ元気がないのかを聞いた。

マリー「少し元気がないように見えるけど、どうかしたの?」

クラウン「ははは……元気が無いように見えるのか……そうだな……無いと言われたら無いし、あるといわれたらあるんだよ」

そう言いながら角を回転させていた。

マリー「凄い角回るのね」

クラウン「うん、今の楽しみはこれしかないんだよ」

その時、グラシーが入ってきた。

グラシー「……マリー、ちょっとこっちに来てくれる?」

マリー「どうかしたのー?」

連れていかれたのは地下室だった。

グラシー「これ、なんだと思う?」

マリー「うーん、魔重石が使われてるし先端が丸っこい、なんだろう」

グラシー「動かしたらこんな動きをするんだ」

装置を動かしたら丸っこい部分が押して引いてという動作を速くし始めた。

マリー「これでグラシーは……」

グラシー「おい、変な妄想したな、これをクラウンの肩に当ててみ?面白いことになりそうだよ?」

マリー「う……うん」

私はその装置を手にしてクラウンのところに戻った。

クラウン「どうだったー?」

マリー「……おりゃ!」

私は例の装置を肩に当てた、するとクラウンは声を上げた。

クラウン「おほぉ……これすごいよぉ!?」

グラシー「やっぱりか、肩こってるんだな」

クラウン「ほあぁ……こりがなくなるぅ……あれ、なにもかんがえられなくなってきた」

マリー「アホになってるな」

そしてその装置はクラウンが持つことになった。

グラシー「……その装置、一応熱持つからね……気を付けてね」

クラウン「大丈夫よ、元々レッドドラゴンだし」

そしてグラシーは何かを書いていた、新しい装置を開発するのかな?

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