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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 5章 王国建国編

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63話 半信半疑

マリー「一体どうしたんだ……訳も分からず呼び出すのは」

すると私の体を触手が巻き付いた。

マリー「どわぁぁぁ!?!?」

絶対これエルメスの触手だこれ。

エルメス「あまり声を出すなよ……あいつにばれたら終わりなんだよ」

マリー「どういうこと?」

エルメス「情報は確かじゃないんだけど、言ってもいい?」

マリー「いいけど……どうかしたの?」

エルメスの顔はいつもより深刻そうな顔だった。

マリー「顔を柔らかくしろよ……」

エルメス「……そうだな、よし、多分だけど、グラシーは今操られている」

マリー「誰になんだ?」

エルメス「ものすごく微弱な魔力で催眠魔法をかけられてるんだよ、だから誰にかけられたか、まだ特定はできてないんだ」

マリー「でもどうして操ってるんだろう」

エルメス「……それはわからない、それに私の勘違いの可能性もあるし、本当はわからないんだ」

すると入ってきた所から誰かが来る音がした。

エルメス「まずい、とりあえず、この藁の中に入るんだ」

マリー「う……うん」

わたしとエルメスは肌と肌が密着するほど、狭い藁に隠れた。

マリー「あつい……」

そして通ってきたのは、グラシーだった。そして通り過ぎたことを確認したら、藁の外に出た。

マリー「……何をしようとしてたのかな」

エルメス「とにかく外に出るぞ」

私は難なく外に出たが、エルメスは藁が足元にあったんだろう、踏んで音を鳴らしてしまった。

エルメス「まっずい」

急いて出た、幸い誰が踏んだかとはわからなかったらしい。

マリー「……いったん外に出るか」

エルメス「いや、一番上の部屋で話そう、その方が聞かれるリスクがない」

マリー「うん……」

私たちは最上階に向かった。

マリー「……それで、さっきの話の続きは?」

エルメス「考えられる可能性が、マーキングをして使う時に催眠魔法を強めるか……」

マリー「もうすでにかかってる線は?」

エルメス「いやそれはないんだ、催眠魔法はずっとかけれないんだ」

マリー「そうなのね……」

エルメス「今はきっちりとした証拠がないんだ、下手に動かない方が、身のためなのだろうか」

マリー「そうだね……」

エルメス「じゃ、解散ってことで」

エルメスは下に降りていった、私は最上階を見て回った。

マリー「……懐かしいな」

ここは私が暇なとき、血液を貯蔵していたところだ、確か成分が沈殿しないように回転させてたんだっけ。

マリー「鎌に血を入れておかないとね」

私は鎌に血を入れ、そのまま下に降りていった。

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