30話 非常事態
ガルシア「そこの草むらで少し待っておいて」
マリー「急にどうしたんだ?」
ガルシア「……いやな予感がする」
マリー「いやな予感って……」
ガルシア「とにかく魔力を出すな」
そしてガルシアはどこかに飛んでいった。
マリー「もう……なんなのよ」
見るからに実践慣れしていそうな体つき、私はあいつと戦わないと駄目なの?
そしてベアトリスは……
ベアトリス「ねぇ、少しイライラするんだけど、なぐっていい?」
側近「サンドバックですか、やめてくださいよ」
ベアトリス「どっせい!」
側近「ふっ……まだまだですね」
ベアトリス「なんでそんな強いのかなぁ……」
ガルシア「近くてよかった……発生源の近くに指名手配犯いましたよ」
ベアトリス「それで……何をしてほしいんだ?」
ガルシア「アポロとルシアを派遣してほしい」
ベアトリス「最高戦力じゃないか……それほど厄介なのか」
ガルシア「はい、周りに邪悪な気配を感じました」
ベアトリス「……運べるよな」
ガルシア「……はい?」
ベアトリス「よし行ってこい!」
ガルシア「意味が分からないのだが……」
マリー「まだかな……ガルシア」
かれこれ数時間待っているぞ……
ガルシア「こっちこっち」
マリー「来てたんだ……」
ガルシア「応援を連れてきた」
????「……これが……吸血鬼」
????「可愛らしい」
マリー「むふー」
ガルシア「こいつら、一応S級だ、派遣してもらった」
マリー「S級なんだ……こんなちっちゃいのに」
????「子ども扱いしないで」
マリー「はいはい、私も幼く見えるけど、133歳なんだもんな」
そして私は発生源にいる男に話しかけた、そしてあの子たちの名前はアポロとルシアらしい。
マリー「おいこら」
????「なんだ愚民」
マリー「その言い方気に喰わねーな……訂正しろよ」
????「お前こそ、その言葉を言う人を間違えたな」
すると周りから黒い魔物が飛び出してきた。
マリー「あいつの言う嫌な予感ってこのことか」
その時、後ろから火と水の魔法が出てきた。
マリー「……あいつらが援護してるのか」
ガルシア「いいぞ、そのまま援護を続けろ」
ルシア「私援護向きの魔法」
アポロ「あーもう!突撃したい!」
マリー「……あいつら頑張ってるんだったら、私も頑張らないとね」
それと同時に、グラシーとエルメスが来た。
グラシー「マリー!」
マリー「きたんだ……これでそろったな」
エルメス「……雑魚は私に任せて」
グラシー「ガルシア、後は任せろ」
ガルシア「ふふっ……強くなったな」
マリー「行くぞ!」
あいつは参加者だ、生け捕りにしないとな……
マリー「鎌がダメなら拳だ!」
私は奴の腹に拳を叩きこもうとした、だが両手でガードしてきた。
マリー「離せよ……」
????「このまま指の骨から折るか……」
グラシー「何両手で襲おうとしてんだよ変態が!」
人数差でもはやわかりきったことだが、あれだが……グラシーは男の股間に剣の鞘をぶち当てた。
????「はうぅん」
マリー「このまま気絶しとけ!」
顎に拳を入れた、そして男は起き上がらなくなった。
マリー「……死んでないよな」
グラシー「息子は死んだけどな」
エルメス「雑魚は片づけた、にしても股間にぶち当てるとは……さすがだな」
グラシー「さて、こいつは届けるにしても、このゲートはどうするのよ」
マリー「確かに、どうやって閉じるんだ?」
アポロ「私に任せて」
アポロはゲートに炎魔法を連続で当てて、ゲートは霧のように消滅した。
マリー「……さて、こいつを届けるか」
グラシー「ああ、行くぞ」
そういえば人があまり見当たらないな。
アポロ「人いなさすぎ」
ガルシア「王女様に聞いてくる……」
エルメス「じゃ、私の触手で拘束しておくねー」
マリー「入り口に行くか……そういえばA級の奴はゲットしたの?」
グラシー「ああ、難なくゲットだな」
マリー「じゃ、後は生き残るだけね」
グラシー「ですね」
そして男を渡しに行った。
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