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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 2章 進む魔物と止まる人間

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14話 ワーウルフの大群、そして浄化

呑気に寝ていたら外が騒がしく、そして忙しそうな声が聞こえてきた。

マリー「もう朝なのかな……でも外は暗いし……どうかしたのかな?」

私はドアを開けた、そこには一人の魔族と……すごい数のワーウルフだった。

マリー「……これまずくないか?」

このままだったら村ごと壊される可能性があるね……でもなんで壊す必要があるんだろう。

マリー「ん?」

エルメスの触手が肩を叩いていた。

マリー「こっちにこいっていうことだよね……少し待ってて」

私は鎌を持ってエルメスのいる部屋に行った。

マリー「どうしたの?肩を叩いて」

エルメス「あれって、グラシーの仲間だったのよね」

グラシー「ああ、なんでここを襲ってるのかわからないんだ」

あれって聖の7柱だったのか……だとすれば誰なんだ?

グラシー「あいつは少し厄介だな……」

マリー「どうして厄介なの?」

グラシー「強めに言ったら、無限機関だね、怪我したら奴が回復魔法をかける、逆に調教者に攻撃を加えようなら……周りの動物を取り込んで回復するんだ」

マリー「仲間なのに、どうしてこんなことしてるんだろう」

グラシー「おそらくだな……目の色が変わっていた、なにかに洗脳されてるのか?」

マリー「催眠……そういうのは持ってるんだけど、ああいう感じだっけな……エルメスにかけてもいい?」

エルメス「いいけど……その……エロい事には使わないでね」

マリー「確認のためだよ……終わったら解除する」

そう言ってエルメスに催眠魔法をかけた。

マリー「スイートパラダイス」

エルメス「ほー」

エルメスの体に異常はないね、それに目も変わってない……となると、なんだ?

マリー「解除、すごくおとなしかったな……」

エルメス「っと、そうでしょー?催眠魔法私にもほしいわね」

マリー「あなたはその豊満な体で催眠できるでしょ」

それでどうやってあいつを退けようかな……

エルメス「あのワーウルフたちは私に任せて、誘惑するから」

一応こいつサキュバスだっけ。

マリー「犬にサキュバスの事わかるのかな……?」

エルメス「大丈夫でしょ、わからなかったら一匹ずつ調教していくから」

マリー「それ大丈夫なほうの……?」

グラシー「私はあいつの相手を……あいつの武器鞭だからな……それに属性付与……」

ベアトリス「私は後方支援してますね」

マリー「じゃ……これ以上の被害は出さないでおこうかな」

そして私たちは外に出て、犬の大群と対峙することにした。

エルメス「……エミリー?どうしてこんなことするんだ?お前は牛小屋で働いてな」

エミリー?「……黙れ……シモン様の思し召しだ……」

エルメス「へっ……なにがヘモンの思し召しだよ、頭いかれてるのか?あいつは数百年前に死んだんだぞ?それをまだ生きてるって言っていると、聖騎士団は堕ちたな」

グラシー「エルメス……?私聖騎士団だけど……どういうことなのかなぁ……ねぇ……?」

エルメス「聞かれてたぁぁぁ……」

マリー「なら、あいつらの刺客ってことか、何の目的か知らないけど、死んでも知らないぞ!」

脇からワーウルフが飛び出してきて私の手を噛んできた。

エルメス「大丈夫か!?」

マリー「エルメス……あなた謝れたのね……」

私はワーウルフに噛まれた方の手を奥に押し込んだ。

ワーウルフ「ギャウン」

犬とかに噛まれた時に押し込むと逆に離す、これ覚えておいて損はなかったな。

マリー「犬を殺すのは少し気が引けるけどな……人じゃないしね!」

そのワーウルフは私の鎌で真っ二つになった。

マリー「……さて、他のワーウルフはどこに行ったんだろうね」

エミリー?「……まさかあの乱痴気女!!!」

エルメス「ここですよぉ♡♡」

凄く肌面積が多い服装でワーウルフたちを誘惑していた、なんでワーウルフに効くんだよ……

マリー「さて、守るワーウルフがいなくなったなぁ……」

グラシー「……私たちに斬られるか、もしくは事の顛末を話なさい」

エミリー?「ああ……我が主君よ……お力をください……」

急に上を向き、こういうことをブツブツを呟いた。

グラシー「避けろ!」

マリー「わかった!」

エルメス「え?どういうこと?」

奴の体が爆発し、もう一度見た姿は、別の姿だった。

グラシー「……今はエミリーじゃない、そうだ、エミリーじゃないんだ」

グラシーは錯乱しているようだった。

マリー「……ベアトリス!あれはなんだ!」

ベアトリス「わからない!でもすごく強いと思う!」

マリー「こりゃ勝てないぞ……」

????「スピリットキャプチャー」

私の耳に急に聞こえた、どこからなんだ……それにスピリットキャプチャー……?なんだそれ?

エミリー?「イギャァァァァァァ」

エミリーは悲鳴に近い声を出して、ちっちゃくなっていった。

グラシー「……エミリー……エミリー!」

マリー「一体どこからなんだ……」

周りを見渡した、そしてある一人、見たことのあるローブを被った男の子がいた。

マリー「……あなたは……」

????「……きちゃった

捨て子「お母さん」

その姿は……捨て子だった子だった、だが年はあまりたってなさそうだった。

捨て子「お母さんの血を飲んでから、ちっちゃくなったけど……」

マリー「……ぁ……ごめんよ……」

この質感、あの子だ。

マリー「ごめんよぉ……急にいなくなってごめんよ……」

捨て子「いいんだよ……グリーンさんとワトソンさんが育ててくれたから……」

マリー「もう一人の子は……今は家か?」

捨て子「そうだけど……どうしたの?そんな涙をながして」

マリー「いや……何でもない……帰ろう、家に」

グラシー「……城に帰るのか?」

マリー「うん……いったんね……あなたたちも来なよ」

エルメス「じゃ、行っちゃおっかなぁ」

グラシー「私はエミリーを背負いながら行くよ」

ベアトリス「……じゃいくか……」

マリー「……うん」

どうしてあんなでかい奴のそばにこの子がいたのか……後々わかるのだろうか。

捨て子「……背中あたたかい」


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