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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 2章 進む魔物と止まる人間

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13話 秘境にある温泉

ベアトリス「……温泉入るなら山登らないとな……登山大丈夫かー?」

マリー「山登り……初めてだぁ……」

グラシー「何度も登ったことあるが……ここに温泉が?」

ベアトリス「たしかここは元々火山だったんだよねぇ」

グラシー「だから土が黒いのか……」

ベアトリス「それとこれとは関係が分からないけど」

エルメス「早く行こうか……ふぅ」

グラシー「もう疲れてないか?その重い荷物持っていくよ」

エルメス「助かるわぁ……肩外れないようにね」

グラシー「わかってるよっと……まってこれ持ちあがらない……この中何入ってるのよ!?」

エルメス「もちろん……拘束具とか拷問器具とか……おまけに服を〇〇す薬とか……」

グラシー「だから重いんだよ!!!」

マリー「そんなに重いの?」

グラシー「いったん持ってみろ」

マリー「あっ……これ重いわね、でも飛んだら私でも持てるわね」

どうしてそんな器具とか持っているのか知らないが、いや持っている理由が少しわかるな……

マリー「まさか道中でこれを使って男とか陥落させてきたでしょ」

エルメス「どうしてばれるんだろうね……そうだけどね」

グラシー「人に迷惑かけたらだめでしょ……今の時代、人と魔族は共存しないと駄目なんだから」

ベアトリス「この洞窟を抜けた先が温泉だぞー」

マリー「……この荷物持っておいてねー、飛んで入るってことは出来なさそうだから」

エルメス「わかったよ……よっこいしょ」

ああ見えて、重いものを運べるんだな……

グラシー「ひんやりしてるな……それに蝙蝠がいっぱいいる……」

蝙蝠がいるせいなのか知らないけど、すごい耳がキーンとなる。

エルメス「……頭痛そうだが」

マリー「大丈夫だけど……どうしてなんだろう」

ベアトリス「たぶん超音波だね」

マリー「突っ走るか」

私は走って洞窟を抜けた。

マリー「ふぅ……走るの慣れてないから……疲れる」

ベアトリス「待った?」

マリー「いいや、全然?」

グラシー「この先か?温泉は」

エルメス「行くぞグラシー!」

グラシー「エエエエエ!?!?」

グラシーはエルメスに連れ去っていった。

ベアトリス「……私たちも行こうか」

マリー「すこし歩くの?」

ベアトリス「そうだね」

そして数分歩いたところでお湯が見えた。

グラシー「やめろよー」

エルメス「おらーぬるぬる攻撃じゃー」

グラシー「ほあー」

マリー「……すごく楽しそうだけど……私たちも入る?」

ベアトリス「そうだね、その前に……これを入れる」

マリー「なんだそれは?」

ベアトリス「できてからのお楽しみ♡」

ベアトリスは卵を籠に入れて、温泉に入れた。

ベアトリス「さて……はいろー」

ちゃぽんと入れば、体中がしゅわしゅわという感覚……極楽。

マリー「ああー極楽☆」

グラシー「ですね……星が綺麗ですね……」

エルメス「ほんとうだぁ……」

マリー「エルメスの触手も温泉に完全に浸かってる……それだけ気持ちいんだ」

エルメス「そうなんだよねぇ……」

ベアトリス「……もうそろそろしたら出来上がりなのかな……?」

籠を恐る恐る取ろうとした時、物陰から何かが来た。

ベアトリス「……?」

グラシー「危ない!」

グラシーはベアトリスを温泉に沈め、素手で何かを受け止めた。

グラシー「……なんだったんだ……今の」

私は少し見えた、なにか丸いものが飛んできていた。

????「あーあ、食べれそうだったんだけど……残念、それとなんであんたがこいつらといるわけ?」

その姿は見覚えがあった、何でも食らいつくす、どこかの大食いよりも数倍……いや数百倍食べ物を食える……カミラ……

カミラ「あらよっと」

体が動かない!?レッドアイか!

マリー「マナシールド!」

魔法がなければ私に当たってたのだろう、すんでのところで止まった。

マリー「……なんでこんな温泉入ってる時に襲ってくるのかなぁ!」

あいつにとっては好都合だが、私たちにとっては不都合なんだよ。

エルメス「休ませてくれないか……なぁ」

そして触手の一つが飛んだ。

エルメス「……そういうことか、なら戦うってことか」

エルメスは素っ裸で触手を魔弾が飛んできた方向に突いた。

エルメス「外したか」

マリー「私たちは……どうすれば……?」

エルメス「まずはベアトリスちゃんを引き上げてあげて」

マリー「あ」

私はグラシーと顔があった。

グラシー「……大丈夫ですかぁぁぁ!!!」

ベアトリス「大丈夫だけど……この扱いはひどいよぉ……」

グラシー「大丈夫なら……」

マリー「……私も戦うよ……その前に着替えさせて!」

エルメス「その方がいい、行って来い」

私は急いで着替えた、まだ濡れているからすこし気持ち悪いが……

マリー「……見えた!」

エルメス「どうだ?」

マリー「覚悟ぉぉぉ!!!」

奴は予想もしていない方向から私が来たのか、鎌に少し斬られた。

マリー「どっせぃ!」

奴はそのまま温泉に行った。

マリー「逃がすかぁぁぁ!!!」

すると、中にある卵を食べだした。

マリー「私の物だぞぉぉ!!!」

エルメス「いや私だぞぉぉぉ!」

ベアトリス「いやあなたらの物じゃないって!?!?」

そしてベアトリスが温泉にファイアをぶち込んだ。

マリー「……あれ、熱くなってない?」

エルメス「そうね……」

カミラ「……あ……あつ……」

マリー「アツゥゥゥイ!!!!」

三人は温泉から飛び出るように出た。

ベアトリス「ナイスキャッチ」

グラシー「お見事です」

マリー「あついよぉぉ」

カミラ「ううっ……おなかすいた」

エルメス「あちー」

カミラ「かみら、えるめすのけつ食う」

エルメス「いてぇぇぇ!!!!」

ベアトリス「……温泉卵……いる?」

カミラ「いる……うめっ……うめっ……おかわり」

ベアトリス「いっぱい入れてたからおかわりもあるぞ!」

マリー「わたしにもほしいよぉ」

そして落ち着いたころ、私は温泉のそばに座っていた。

マリー「それで?どうして襲ったの?」

カミラ「それわたしのだとおもった。

マリー「だからおそったら……だめでしょ」

ベアトリス「こらこら」

エルメス「この子悪の7柱でも幼いからな……」

カミラ「このひと、ふともも、なめる」

マリー「ひゃひゃひゃぁ」

太ももを舐められて、後ろの温泉に落ちてしまった。

マリー「もー、服がびしょぬれだよぉぉ」

ベアトリス「ははは……おもしろいな……」

カミラ「ばいばいー」

エルメス「おーう、二度とくんなよー」

マリー「二度と来るなって……ひどくないか?」

エルメス「いいや、全然、それと……びしょ濡れだろ?襲うぞ」

グラシー「こら、やめなさい」

ベアトリス「さて、帰りますか……十分体暖かくなったし……」

そして洞窟に入ったとき、みんなの第一声がこうだった。

ベアトリス「ねぇ……言いたいこと言っていい?」

エルメス「いいけど、多分同じこと思ってる」

グラシー「言いましょう」

みんな「さむーい」

涼しい所を歩いてるんだからそりゃ当然だ。そしてトコトコと歩いて、なんとか村に戻ってきた。

マリー「疲れたねぇ……寝てくるよ」

グラシー「私も……寝てきます」

エルメス「私はグラシーと添い寝だー」

グラシー「くっつくなよ……恥ずかしい……」

エルメス「お前恥ずかしいっていう感情あったんだ……」

グラシーが新たに感情を開発されてるところを目撃したが、私には関係がない、そう思いながら、部屋に入った。

マリー「……今日も楽しかったな」

そして一人で寝る、誰か来てほしいものだ。

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