第14話 報告と今晩の宿
さて投稿です。なんか、最近大雨続きで嫌になる・・・。
第14話 報告と今晩の宿
さて、依頼者であるレグノと別れたあと、自分は今回の依頼の完了の報告
と今回の出来事などを受付嬢に報告したのだが。
「グレイア殿、今回の件は大変すまなかった、そして今回の依頼は銅級か
ら金級への変更し報酬も当然金級並みの報酬を払おう、そして冒険者組合
からもお詫び金などを支払い今後この様なことが内容に最善を尽くすつも
りだ」
「いえいえ、大丈夫ですのでその・・・お詫び金とかも要らないので、そ
れに本人から貰うことになってるのでこれ以上は過剰ですので」
「いや、これは冒険者組合としての反省であり謝罪でもありお礼でもある
、だから頼むどうか、どうか受け取って下さるとありがたいのだ」
「いえ、あの・・・そう言われましても気持ちだけでいいので」
そして今回についての謝罪書とお詫び金を渡そうとしてくる人物は受付嬢
ではなくここの冒険者組合長であるアーグロン・ザラグドであったそして
こんなやり取りをもう4回くらい繰り返していた。
「ですからお詫び金など必要ないの、それに偶々自分が受けた依頼の討伐
対象が記載された魔物より格上の魔物だっただけの話です、なので通常の
報酬と依頼人からのポーションだけで大丈夫です」
と自分はハッキリと断言し、席を立つ。
「そろそろ外も暗くなってきたでここで失礼」
「そうか・・・ですがグレイア殿この埋め合わせはいつか必ず」
と言ったあと自分は部屋を退室した。そして一人部屋に残ったアーグロン
はこう静かにこう言った。
「・・・彼は一体何者なんだ・・・謝罪金を受け取らずましてや今回の件
に関して特に思ってもいないようだが、欲がないのか?、とりあえずは
彼のランク昇格について考えなくてはな受付嬢から来た彼のLvは64・・・
英雄どころか賢者いや、もしかしたら帝国魔導長かの御仁と同じ領域に迫
らんとする者か?・・・とりあえずは彼のご機嫌取りをし彼にとってハジ
スは居心地のいい場所として印象に残しつつ友好的な態度を取らなけらば
な何せ上位冒険者は万年不足だしなましてやここまで大物逃しては組合長
失格だしな」
と組合長アーグロンは誰も居ない部屋でそう言ったのであった。
―〈:場所:商業都市ハジス・中央広場:〉――
さて現在自分は冒険者組合を出た後町の中央にある広場に居た。
(えーと宿屋があるのが商業地区だから北東の大道りに進めばいいのか)
自分は進む方向が決まると宿屋があるであろう商業地区に向かう。
「宿屋、宿屋は・・・ここか・・・安すぎず高すぎずで普通の価格の宿屋
は・・・ここか外見は時代相応の中世感だな」
と言ったあと自分は目の前の宿屋を見る、宿屋の見た目はまず壁は基本石
レンガできているようだが赤レンガも使われており屋根は黒であり建物の
大きさは三階建てで前世で言うところのドイチェランド風の建築物に似て
いる。
「さて、早く宿を取って一休みするか」
と言ったあと自分は宿屋の扉を開けて中に入る、そして受付場と思われる
場所を見るそこには宿屋の主人と見られる人物が居たので話しかける。
「すみません、一晩宿を借りたいのですが部屋空いてますか?」
「うん?お客か?、泊まる部屋なら空いるぞ、一晩で銀貨1枚と銅貨2枚で
先払いだ、どうする」
と自分は宿屋の主人に部屋が空いているのか聞き、空いていたのでここで
泊まることにした。
「はい、泊まります、はいこれ代金です」
「おう、丁度だな、じゃあ泊まる部屋は二階にある7号室だ、はい鍵なく
さないように気よ付けてくれよ」
と宿屋の主人は代金を受け取ると自分に7と書かれた鍵を渡してくる。
自分はそれを受け取ると階段が見える方に進み二階へと上がる、そして
泊まる部屋の場所は登って来た階段から続く通路の奥にある部屋が7号室
だ、そして7号室の鍵を開けて部屋に入った。
「普通の部屋だな、まあ血の跡とか痛々しい傷跡とかあっても困るのだが
・・・」
と自分が言った後、部屋を見渡す部屋の内装はシンプルで少し古めの白い
壁に木製の床、そしてドレッサやベットに椅子と机そして黄緑色のカーテ
ンなどがある。
「とりあえず追い剥ぎから取った武器の処理を考えないとな」
と言った後机の上に荷物を置き椅子に座る。
「しかし転生初日で町へ着き、冒険者に就職し、一つ依頼を片づけて、今
は宿屋で一晩部屋を借りて、色々あったな・・・本当にね」
自分は部屋の中で独り言を言いつつ明日を待とうと。
「あ!、そういえばまだ試してなかったことがあったな」
と自分はあることを思いだし机に置いた腰鞄を開き何かを出す。
「この世界でのアンデットは回復魔法を使用されるとどうなるのか実験し
ないと、自分で」
と言って自分は机の上に癒しの鈴置いた。
「ふむ、確か鳴らせば第二位台魔法『小治療』が発動するらしいけど、
いざ自分に試そうと思うと少し戸惑うな・・・」
と自分はこの癒しの鈴を鳴らしたあとの出来事を予想する。まず予想内容
は普通に回復するかダメージを受けるかである、まあ普通ならダメージを
受けそうだと思うがアンデットに転生させる女神が作った世界なので、も
しかしたら回復するかもしれない、そんな望みを抱きつつ癒しの鈴を持つ
。
「えーと、まずは手に向かって鳴らしてみるか」
と言い自分は癒しの鈴を左手に向けて鳴らす、すると癒しの鈴は光の輪の
ようなものを放ち、自分の左手に当たる、そして左手は少し光ったあとす
ぐに消えて何も起きなかった。
「・・・何も起きないな、恐らく回復の効果は出たけど怪我一つしてない
から何も起きなかったんだな、そしてダメージは受けていない・・・つま
りアンデットでも回復魔法は使えると言うことだな・・・」
と自分は結論を言った。いや、普通にダメージ受けるだろうなとは思いな
がらやったけどまさか普通に回復できる方とは・・・あの女神もしかして
邪神類なんじゃ・・・。
「とりあえず、回復魔法は自分にも使えるとわかったことだし明日は武具
屋を探さないとな追い剥ぎから剥ぎ取った武器を売らないと」
と言い自分は追い剥ぎから回収した武器を机に並べる。
「これ全部売ったら、合計いくらになるかな、外はもう夜だし月でも見な
がら一晩過ごすか」
と自分はそう言って雨戸を開けて空に浮かぶ黒い月と白い月を眺めるので
あった。
「しかし月が二つあるとか本当に異世界なんだなー」
と空に浮かぶ二つの月を見ながらそう言ったのであった。
と言った感じで第一章はここまで次回から第二章になります、では次回お楽しみにしてください。




