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34話 イルナとお出掛け①

僕とイルナは、朝食を食べ終えると、宿で出掛ける準備を調えた。

そうして、準備を終えたイルナが笑顔で聞いてきた。


「お兄ちゃん、今日はどこ行くの?」


「そうだなー まだ行ってないような場所に行ってみようか」


「やったー 新しく行く場所凄く楽しみー」


昨日からずっと楽しみだったから、ワクワクしてるな。


「それじゃあ、まずは孤児院に行こうか」


こうして、シャニとカイルを孤児院でお留守番させた。


「それでは、ショウさんもイルナも気をつけて行ってきてくださいね」


「お兄ちゃん、イルナいってらっしゃい」


いつも心配をしてくれるシャニは、優しいなと思いつつ行くことにした。


「じゃあ、行ってきます」


「いってきまーす!」


こうして、シャニとカイルに見送られ僕とイルナでまだ行ってない街の場所に行くことにした。


イルナがもし迷子になるとまずいので僕は、イルナと手を繋いで歩いている。


「イルナ、見たいお店があるなら遠慮せずに、すぐ僕に言ってね」


「うん、あのねイルナあのお店に入りたい」


イルナの事を優先したいと思い聞いてみたらイルナは、すぐに見たいお店を指をさした。


イルナが指をさしたお店は、どうやら女の子用品が売っているお店だ。

そういえば、僕はイルナに女の子用の物など買ってあげてなかった。

イルナも女の子なのだからお洒落はさせてあげたい。


「じゃあ、入ろうか」


「うん」


こうして、僕とイルナは女の子用品が売っているお店に入った。


「いらっしゃいませ」


お店に入ってみると、色々な種類の服やら帽子やら装飾品なんかが売られていた。


イルナは、ある物をずっと見ている。かなり興味があるようだ。


「イルナ、これが気になるの?」


「うん」


「お姉さん、これって試着出来ますか?」


「はい、全然いいですよ」


イルナが気になっていた物を頭に着けてあげた。


「あら、可愛いですね」


お店の人からもどうやら好評だ。そして、お店の人に手鏡を渡してもらったのでイルナに手鏡を渡して自分を見せたら。


「これでお姉ちゃんと一緒だね」


「やっぱり、シャニとお揃いにしたかったんだ」


そう、イルナが気になっていた物とはうさ耳のカチューシャだった。色も白なのでシャニと同じ色にしたのだろう。

とても、似合ってて可愛いと思う。


「イルナ、他に欲しいものとかはある?」


「うーんとね お兄ちゃんの色も欲しいな」


イルナは、シャニの色だけではなく僕の髪の色の黒色も欲しいと言ってきた。


それならと思い僕は、黒のカチューシャリボンを手に取り、さっきのうさ耳カチューシャと交換して着けてみた。


「あらー そっち似合ってますねー」


こちらのリボンもお店の人から好評だった。さっきと同じ感想になってしまうが僕もすごく可愛いと思う。


「これでお兄ちゃんともお揃いだね」


「うん、そうだねイルナ」


僕は、イルナの頭を撫でながら買うことを決意した。


「すいません。これいくらですか?」


「お兄ちゃん、買ってくれるの?」


「もちろんだよイルナ」


「イルナちゃんは、いいお兄さんと一緒でいいね。そのリボンは、1つ銀貨1枚ですよ。」


こうして僕は、うさ耳カチューシャの白色とカチューシャリボンの黒色をそれぞれ2つずつ買うことにした。


「ありがとうございました。リボンを気に入ってくれたお礼に手鏡もサービス付けますね。」


「いいんですか、ありがとうございます。」


サービスで手鏡も貰った。

そして、うさ耳カチューシャをイルナに着けて残りのカチューシャは、イルナのマジックバッグに入れ街を歩くことにした。

イルナは、最初よりも笑顔になっている気がする。

本当にうさ耳カチューシャを気に入ってるみたいだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


こうして、しばらく街を歩いた所で果物などが売っているお店を見つけた。


「イルナ、あの場所見てもいいかな?」


「うん、いいよー」


「ありがとう」


イルナも良いと言ってくれたので早速お店を見てみた。


「こんにちはー」


「いらっしゃいませ、あら可愛いらしいお客さんだわ」


可愛いらしいと褒めてもらったからか、イルナは、少し照れていた。

良かったねイルナ。僕はそう思いつつ、果物を手に取り見ていた。


「お兄さん、そのリンゴは甘くて美味しいよ。よかったら買わない?」


やっぱり、これはリンゴのようだ。

前のパンの時も思ったのだが、食べ物の名前とかは変わらないようだ。


「はい、いっぱい買わせていただきます。」


こうして、僕は店の人のオススメのリンゴをたくさん買っていった。


「イルナ、このリンゴ皆で食べようね」


「うん、すっごく楽しみ」


イルナもリンゴを食べるのを楽しみにしてくれるようだ。

僕も久々に果物を食べられると思うと今からでも少し楽しみだ。


そうして、そろそろお昼の時間なのでイルナにお腹が空いているか聞くことにした。


「イルナ、お腹空いた?」


「うん、おなかすいたー」


「そうだよね、じゃあどこかでお昼ご飯食べてようか」


「うん」


僕とイルナは、ご飯を食べられる場所を探してご飯を食べることにした。

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