表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
答えはありますか?  作者: 抹茶と苺とロールキャベツ
第1章~私の罪編~
21/55

20話:仲直り

    私は双子としばし、見つめあっていた。



   風が吹いて、草木が揺れて音を奏でている。


    木漏れ日が光り、宝石みたいだ。




     何故か夢の中にいる様に

    双子はぼんやりと立っている。





    先に白旗を上げたのは私だった。


    私は見つめあう事に飽きて

      芝生に寝転んだ。


   


 

   ゆったりと移動している雲を見ていると


     悲しい気分が晴れてきた。



     また明日、動物たちに

   歌えば良いじゃないかと思い始める。

   




      私の横に影ができた。


    気づくと左右に双子が座っている。



    いつの間に移動したのだろうか。



   

   私は上半身を起こし、双子と向き合うと、



        「ごめん。」

    


      双子が声を揃えて言った。


    気が強そうな双子が謝ってくるのは

   珍しいと思い、つい じっと見てしまう。       

  

     気落ちして沈んでいる表情。

     

    なんだか頭に犬の耳が見えてきそうだ。



     

  「いいよ、動物たちがいなくなったのは悲しいけれど、

     昨日誤魔化して、ちゃんと丘の事を

       答えなかった僕も悪いし。」



      素直に謝ってくれた双子に、

       私も素直な気持ちを返す。


        

      「僕の方こそ、ごめんね。」




       

       双子が一斉に首を振る。


     犬にしか見えなくて、可愛らしい。



         

       「じゃぁ仲直りね。」



        私が笑って言うと、


      双子も嬉しそうに微笑んだ。




  そういえば、双子のこんな笑顔を初めて見たかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ