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広場では数人の男がたむろしていました。
お父さんの首と一緒に。
胴体はお母さんが抱きかかえています。
大きな声で叫んでいました。
お母さんは男たちに向かっていきます、しかし軽々と抑えられてしまいました。
よく見れば友達の女の子やお姉さんもいます、しかし服を着ておらず、男たちになにかされていて・・・
良くないことなのは確かです、嫌がっているのです。
いったいどうしたのでしょうか。思考が追いつきません。
いえ
本当は分かっていました
理解しようとしていなかったのです。
しかし、どうしようもない現実をつきつけられたら、私はもう動けない気がして考えないようにしていたのです。
お兄さんは男たちと笑いながらお話をしています。
そして私を軽々と持ち上げると
服を脱がし始めました。
知識にはありません、しかし、なんとなく、これから何をされるのかは理解していました。
肉体の痛みを感じながら男たちに囲まれ私が考えていたことは。
多分、今悪いことをしているのは男の人たちです。でもどうして自分から悪いことをするのか、それが不思議で仕方がありませんでした。
男たちにとっては良いことなのかもしれません。
すると私にとっての良いこととは何でしょう。
分かりません。
しかし、考える時間だけは幸いあったのです。
確かなのはこの男たちは笑顔なことと。
私は笑っていないことでした。




