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私の名前は、アデル。
アデル・クレメンスといいます。
小さな村でお父さんとお母さんとともに暮らしています。
お父さんはとても格好良い人です、お母さんもベタベタで、いつも一緒にぎゅーってしてきます。
ベタベタしすぎてうっとおしい時もありますが、良いお母さんだと思います。
村でいつも友達と一緒に先生とお勉強をして暮らしています。
遠くの場所には魔法だとか、知らないものがたくさんあります。先生はそう言ったものを教えてくれています。
この前はお箸の正しい持ち方を学びました、遠い地方のスプーンなんだとか。
勉強した後は、ご飯を食べてお祈りをして寝るのです。
お祈りはとても大切だと教わりました、正しいことを続けていれば自分の身を守ってくれるのだと、私は悪いことはしません。だからお祈りはとても効果があると思います。
お父さんが遠出していた時に買ってきてくれた、鏡の仕込んである首飾り。
鏡を見ながらお祈りをするのです。今日も正しく生きました。
どうか良いことがありますように。
遠い地方には神様という人がいるらしいです、お祈りを聞いてくれる人で、いつも見守っていてくれている・・・そんなひとなんだそうです。
とても不思議な人だなぁって思いました、だってその人は体が無いそうなのです!
不便どころじゃありません、だって体が無いのです、ご飯を食べることも、寝ることもできません!
それなのに他人のお祈りを聞いては、助けてくれるそうなのです、とても献身的な人なんだなあって思いました。
尊敬します、私も将来は、そういう、神様のような人になれたら、みんなともっと仲良くなれるかもしれません。
そしたらきっと毎日がもっと楽しくなります。みんなも笑顔でいること間違いなし、とても良い計画です。
そのためには何をしましょうか・・・?
私は何も知りませんから、やっぱり勉強でしょうか、先生の話をより一層真剣に聞かなければいけませんね。




