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『老害プログラマと呼ばれて』

ムカつく。誰かに「老害」と呼ばれるのは。でも、40年間守り続けてきたシステムが「レガシー」と切り捨てられる今、64歳のベテランプログラマー・古保留斗郎(こぼる とろう)の闘いが始まる。

大手金融システム会社で基幹システムを支え続けてきた、通称"コボルさん"こと斗郎。若手エンジニアたちからは「老害」と揶揄され、陰では子供向けアニメのように「コボちゃん」と馬鹿にされる日々。そんな中、会社は全システムのクラウド化という大改革を打ち出す。時代に取り残されていく焦り、若者たちとの軋轢、そして突如として訪れる未曽有のシステム障害――。40年分の手帳に記された障害対応の記録と、古びたメインフレームとの対話が、思いもよらない形で世代を超えた絆を紡ぎ出す。

COBOLという言語と共に生きてきた男の、最後の1年を描く心温まる物語。技術の進歩の中で見失われがちな、人と人との繋がりの大切さを静かに、そして力強く問いかける注目作。
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