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第二話 何かが起きそうな予感
1は一人称視点で、2は三人称視点です。
1
尾張 古渡城
俺は織田信長の弟になったんだ…雰囲気で分かる。じゃあ、俺は、弟の織田信行か…?たしか、毒殺しようとして仕返されるんだよな…「!?」なんだこれ!昔の記憶が思い出せる!?(聞こえるか?斎藤信光よ)「なんだこの声!」「どうしたんだ?八法師?」「いや、何でも無いです、兄上」(其方に元の世界の知識を思い出せるようにした。それを使って生き延びろ。)なるほどそういう事か。そういえば、天下統一出来なかったら、どうなるんだろう…(貴殿を地獄に落とす。)「…」ふざけるな。「八法師。やっと起きたか。」なんだこの威圧感…まさかこの人が尾張の虎こと、織田信秀か。「今はいつですか?」「今は天文16年だ。」ということは8歳か。「曲直瀬様を呼んできますね。」「うむ。」
2
尾張 ???
「で、あるか。」「はっ!織田弾正忠の三男が死の淵から蘇ったそうです。」「嫡男はうつけだと噂されているようだな。内乱を誘発させるか。」
うん。はい。