7 そろそろ行こうぜ?
すみません。ナタが楽しかったんです。
シャクシャク
「やっぱ、これ美味いなぁ幾らでも食えるわ」
「みずみずしくておいしいよねぇ」
あれから神罰は下らなかったので、美味しかった林檎っぽい果実を一口サイズにカットして食べてる。
いやマジで美味しい。大量にインベントリに突っ込んでおこう。ここら辺群生地なのかめっちゃ林檎っぽい木が生えてるからね、取り放題だぜ。良い導きの杖もゲット出来たし、流石に出発しなければ……
「っし、そろそろ行くぞ。これよりも美味い物はまだまだあるはずだ」
「うん、名残惜しいけど…ちょっと待ってこれだけ食べる」シュワアァァァァァ…
こう、溶かして食べる所がスライムっぽいよね。包丁(杖モード)も持ったし、なんなら勝手に動くし。
絶対自我あるだろコイツ。
「どう言う原理で動いてんだろうな。ゴットパワーか?」
「─?(さぁ?みたいな動き)」
うわ自我あるわコイツ。何かもう全然驚かなくなっちゃったよ。
じゃあ導き給え〜。
「スッ」
「こっちか?」
「─!(そうだぜ!みたいな動き)」
「おーけーよし行くぞ!!」
「なんか疑問とか持とうよ………」
しょうがないでしょ慣れちゃったんだから。
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はい、無事何もないまま進んでおります。正直暇。
だって敵の一体も出て来ないんだぜ?エンカ率どうなってんのよ……雑魚狩ってレベリングすら出来ないじゃん。
と言うか此処何処なんだよ。20分ぐらい歩いてもずっと森。それは良い、森だし。でも獣道とかも全然無いんだぜ?おかしくね??
「なぁ包丁君や、本当にこっちで良いん?」
「─(俺の判断疑うのか?あ゛ぁ゛?みたいな威圧感)」
「ごめんて、ちょ怖い怖い!包丁モードやめて!!!」
黙って言う通りにしろと、そう言う事ですか。
でも何も無いよ?いや何かしらあるんだろうけどさぁ…やっぱ暇だy『────ッドォオオォォォオン!!』
「っなぁ!?何が起こってr『──────────!!』っあぁ!!????」
「うわぁ!?」
「プルプル(多分笑ってる)」
何なんだぁ!?ん?わぁ海だぁ?こっから急に海???
『ギュオオォォォオォオッッッ!!!!』
『クオォォォォォォオオォォン!!!!』
『二つ名激突!!周囲に威圧の嵐が渦巻く………』
『''船喰らいのアクル''と''大海のレヴィアタン''は何者をも寄せ付けない』
『【禁忌:決戦妨害】を二体が制定。茶々を入れる事は許されない』
『権能により特殊状態観戦者になりました』
『──ガギッ…………ステータスポイントが〈導▪︎の杖?〉により一時的に限界を越えて割り振られました。〈導き♦︎▲〉により戦いへの介入が可能となりました』
は?何なんだよ………え?(再確認)えぇ……(絶望)
あの包丁…町とかに着いたらちゃんと綺麗にしてやろう、とか思ってたのに………後で岩とかにギャリギャリやって切れ味悪くしてやろう、そうしよう(錯乱)。
『戦いに介入しますk『征け』…………戦いへの介入を開始します。……………その…御武運を』
『威圧の嵐にひびが入る』
『小さき命は決戦へ挑む』
『禁忌を犯した』
『二体は禁忌を破りしモノへと粛清を開始する』
『熟練度が一定に達しました。スキル〈暴虎馮河〉を獲得』
「ちょっ、うええぇええぇぇ!?」
「うわあ!?」
おいおいおい、何時も辛辣なシステムが俺の事気遣ってるぞ。どんだけヤバい所に放り込まれrっとぉ!?イヤァ!吸い込まれるゥ!一体どんな原理で吸い込まれてんだ俺!!
バリイィィィィイイィイィン!!
「─ぇええぇぇぁああっうぐふ!?」べちゃっ
あの包丁クッソ、やりやがったな……とにかくここをどうにかして切り抜けねば。………あれ?俺ってこのゲーム始めてまだ2、3時間だよね。ってことはまだ身体の動かし方も完璧とは言えない。実際初戦闘も振り返ったらめちゃくちゃ見苦しい戦いだったし、もうちょい工夫の余地があっただろ。それに、戦闘についてのシステムとかも全然分かってない。〈忘却〉ももっと良い使い方があるはず……じゃなくて、俺自身のLvも低い。
やばくね?
良ければ★★★★★お願いします。




