2。やはり、織田さゆりの周りの人たちはおかしい。
2。やはり、織田さゆりの周りの人たちはおかしい。
団体活動って何か聞かれたら、他のみんなはなんて答えるかな?
生徒が一緒に頑張ってる姿は美しいとか、一緒に得られた結果は素晴らしいとか、得られてなかったらお互いを慰め合ってる姿は微笑ましいとか。普通の人はきっとこう語ってると思う。そして、彼らはそれを纏めて青春と呼ぶだろう。でも、それはただのまやかしであり、人を惑わす綺麗な言葉にすぎない。「一緒に頑張ろう」と言われる人の言葉を信じるなんて馬鹿馬鹿しい。言われた人が超人だったら尚更だ。普通の人が超人を超えること、一緒に並ぶこと、戦うことは無理だって決まっている。弱者はただ超人を見てるしかできない。そして弱者は自分を惑わす始める。自分も頑張れば、自分もあいつみたいになれる。努力すればきっとできると弱者が思ってる。だが、弱者は知らない、自分はどれだけ愚かなんだ。でも、弱者にも救いの手がある。それが自分の弱さを肯定すること。自分でできないこと、素直に認めること。そして自分でできることを探していること。たとえば、一人でできる部活とか。そうすれば他人と競争する必要はない、他人に迷惑をかけずに部活を楽しむことができる。だからあたしは新しい部活を要求する。その名前は「帰宅部」だ。帰宅部には、部室も部費も部財もいらない。だからこの部活はコスパがいいのだ。それらの理由で帰宅部を要求する。
1年C組 織田さゆり。
朝ご飯を作る音を聞きながら、あたしがクラブ新設申請書を書いていた。筆を置くと、台所にいる妹がこちらを見つめている姿が見えた。顔を膨らませている。何?あたしが何か悪いことをした?妹が手に朝ご飯を持ちながらこちらにやってきた。朝ご飯をテーブルに置いた後、彼女が口を開いた。
「お姉ちゃん、行儀悪いよ。」
「ごめ。」
あたしは自然に謝っていた。何をしたのかはわからなかったけど。
「何を書いていたの?宿題?」
「そんなことじゃないけど。でも、たいしたことではないから気になる必要はないよ。」
べつに彼女に教えてもいいけど、説明するのはめんどくさいからやめた。
「まあ、宿題わけじゃないはずだよ。お姉ちゃんがあんなきもい笑い方するような顔で宿題やるわけないよね。あの顔がけっこう怖いからやめたほうがいいよ。」
どんな顔してるのかな、あたし?怖いと言われたのはまだいいけど、きもいと言われたのは君のお姉ちゃんにちょっとショックだよ。しかし彼女に悪気が無いはずなのに、それでも簡単にこんなことを言う。天然ボケと言うか、それともただ鈍感なのか。まあ、かなりのマイペースの子だ。どうあれ、あたしの自慢の妹だ。彼女が家事ができるし、しかも作る料理が旨いし。織田家では家事全般を彼女がやっているからね。親が共働きで朝から夜まで奴隷のように働くんだから。そのおかげで家事全般があたしたちの役目なんだけど、何故か彼女が「お姉ちゃん、私が全部やるから、だからお姉ちゃんに何もする必要はないよ。」と言いだした。それはかなりいい話だけど、でももちろん妹に申し訳ないと思う。しかしあたしがやるとしても、ろくなものにはならないのは事実だし。お姉ちゃんとしてはこれは失格だな。あたしは情けないお姉ちゃんだなと思う。あたしの妹が、かわいいポニーテールをゆらしながらあたしの目の前の席に移動する。それにしても、彼女はけっこう大きくなったな。身長も、そして胸のところも。特に胸のところが。身長がもうあたしより上になったな?12歳のはずなのに成長が早すぎる。妹にも、藤宮にも、成長がおかしいな。神様がいたずらするのは好きそうだな。しかし、これ以上成長したらマジでヤバい。お姉ちゃんとしてのあたしのプライドのためじゃなく、単純に彼女を守るために成長が止まって欲しい。だって、胸がこれ以上大きくなったら、男子たちは彼女から目を離せなくなるだろう。彼女が可愛すぎるから、男子たちのあいだで人気ものになるだろう。そうなったら、きっと彼女に彼氏ができるだろう。だから、あたしの手が血で汚れることになるだろう。お姉ちゃんとして、あたしの妹を見知らぬ男子に譲るわけにはいかない。などと考えていると、ちょっと悲しそうな声で妹が呟く。
「お姉ちゃん、顔また怖いよ」
そうなんども言われてると、あたしはそろそろ信じなければならないから。なんか、ちょっと痛いぞこれ。あたしがわざと咳払いして話を変えた。
「まゆ、また大きくなったな。」
これに頷いて、悲しい声で彼女が言った。
「そうだよ。私がまた2センチ(せんち)伸びていたんだよ。」
あたしは身長じゃなくて、胸に着いて言ったんだけど。もちろん、嫌らしい意味で言ったわけじゃないよ。女の子同士、姉妹同士、このての会話が日常てきで普通だ。普通だよね?多分普通だよ。普通だけど今は慎重に身長について話しおう、慎重だけに。
「それ、そんなに悪いことなのか?」
「そうだよ。私は学校で男子と初対面で合ったら”大きいな”と顔赤くして言ってるし。そのあと目を合わせてくれないし。」
あいつらおまいの胸のことに言ってるんだよと言ったかったけど、やめた。多分、あたしの妹が知らないほうがいいかも。とりあいず今は、この胸を食べお。そっちの胸じゃなくて、この鶏の胸肉だよ。焼いて胸肉が昨日買ったスライスベーコンで包まれた。朝ご飯としてめずらしかな?美味しいから別に興味がない。さて、そろそろ学校に行かなくて。あたしは書いたクラブ新設申請書を鞄につめた。玄関で靴を履いて、外にでた。妹は家の庭から自分の自転車を持ってきた。新しい学校に通う始めたから、妹は自転車で、あたしは電車で通学ことになって。あたしは家の前で妹と別れたあと、妹は自転車で去って行った。自転車を運転しているあたしの妹のポニーテールともうひとつ大きな物がゆれていた。完全に消えるまで見ていた。やっぱり大きいなと思った。
4月はそろそろ終わりだが北海度はそれでもまだ寒い。目の前に居る女子高生たちがまるでおしくらまんじゅうをするようにお互いにしがみついている。それ暖かそうです。あたしは藤宮とこんなかんじで居たら、あたしのこころはきっとぽかぽかになってるだろう。変な意味でわない。ほら、ねこや犬を抱きしめてるともそんなかんじだし。藤宮は小動物みたいにかわいい。藤宮を猫耳で想像すると、背後からあたしを呼ぶ声が聞こえてる。だれだ、あたしの想像を邪魔するやつは?と言うか、あたしを呼んでること時点でおかしい。だってほら、あたしとほとんどの生徒が話したことがないし。藤宮はさゆちと呼んでるし、さっきから大きな声で呼ぶ声が織田と呼んでるし。まあ、藤宮で無いなら無視すればいいし。と言うか、体全体が「無視して」と言うし。なぜなら、後ろにいるダークなものについてあたしにこころあたりがある。「後ろにむくな!逃げて!はしれ!」と体が言う。だが遅かった。あたしは足に力を入れる前に、あのダ(だ)ーク(く)なものがやってくた。
「ようやくわれの足取りは追いついたぞ。織田よ、われの声が届かなかったようだ。どうやら勇者の力が、対話に混乱をもたらしている。」
あたしはため息ながら、ゆっくり振り返る。そこには黒髪ツインテールの美少女がいた。美少女はずなのに、その痛々しい格好のせいで全部台無し。髪の毛はドクロのデザイのヘアゴムで止めてた。それわまだかわいいかもしれない。でも、頭の上に悪魔の角見たいなお飾りがある。制服の上には、ファンタジー作品でよくある、魔王が着てるマントがついてる。どう見ても、彼女は痛々(いたいた)しい中二病だ。ちなみに、そのマントはかなりの高級素材で出来ているには見える。あと彼女に胸がそこそこある。べつにあたしが、胸の大きさに興味があってわけじゃないよ。マントの襟を見ていたら、目についただけだからね。ほんとだからね!それにしても、彼女はなんかほしいの?
あたしはすごく嫌そうな顔で聞いてみた。
「なんか用があるの、病?」
「病?」
その呼び方に彼女がちょっとだけ目を白くして、でもすぐにわざと咳払いをしてつずけた。
「われは感じたぞ、お前もわれのようにまだ部活を決めていないことを。これほどの偶然に恵まれたとは。そこで、お前もわれと共鳴せんか、過去の世界のように。」
説明すると。彼女は山下まい、別名は病。彼女は中二病だ。とてもやばい感じの中二病だ。彼女はわたしと同じ中学校でかよっていた。残念ながら彼女がそこからの知り合いだ。だが、その時の印象は違っていた。その時は確かまだ吸血鬼のキャラ(きゃら)を演じていた。彼女はほかのクラスメートに「血を吸うわよ!」ーとなんども決めセリフみたいに言った。だからみんなはかなり引いたぞ。と言うかお前アイカツ見すぎだぞ。まあ、名作だからその気持ちがわかるけどさ。毎年全巻見てますから。暇すぎるのであたしは。
「何だよお過去の世界って?そんなもの、あたしは知らないし。」
嫌そうな顔で、あたしはそう言ったら、彼女の大きな赤い瞳が大きく見開かれ、驚いたふりをした。そして大きな声でこう言った。
「まさか、勇者の力がお前の記憶を消し去る力を持つとは!」
まじでうざいな、この子。ちなみに、彼女の目の色はほんとうのところ赤いのではないのでご安心を。多分、ただの赤いコンタクトです。目のケア(けあ)は大変そうだな。
「誰なんだよ、その勇者ってやつ?と言うか、興味がない。それより、お前に心配する必要はない。既に手を打ってある。」
ドヤ(どや)顔でそう言ってあたしは振り返った、そして彼女を残して、学校のビル(びる)に入った。
騒がしい教室に入り、自分の席につく。普段のあたしここで寝る体制に入るだが、今日気になることがあるぞ。あたしは周りの教室と、その中にいるクラスメイトたちを見渡す。やっぱり彼女はいない。昨日出会ったあの子は、あたしのクラスメイトでわない。良かった!山下ほどではないが、彼女もかなりめんどくさかった。これなら、また出会う可能性が少なくなった。ちなみに、教室は騒がしいのはある女子グループのせいだ。できればこのグループと共々出会うたくないけど、クラスメートだから仕方がないし。教室の真ん中で5人の女子。このクラスのギャルグループだ。
あたしの目には彼女たちは全部同じように見える。同じ髪型やアクセが付けてるし。しゃべり方もほとんど一緒だし。なにこれ?どこかでギャル複製工場居るのかな?それとも、五等分の花嫁 か?それにしてもこのクラスに変な人たち一杯いるな。「お前もその一人だよ」と言わないでほしい。けどこのクラスにはまだ他の変な人はいるよ。たとえば、王子様と呼ばれてる1年C組の超人気生徒。その本当の名前は水。。。水。。。水風邪さん。絶対名前間違ってるし。それを置いといて。彼女は王子様と呼ばれてる一番の理由は、その見た目である。女子なのに見た目は超美少年。白馬に乗った王子様の感じで。見た目はとにかく、その性格も王子様ぽい。例えば、彼女は転びそうになった女子たちをキャッチしたり、足首をくじいたら、お姫様抱っこで医務室に運ばれたり。憎む程に優しい。もちろん、そのために人気が高く、クラスの女子たちはメロメロだ。ちなみに、スポーツ万能、成績はこのクラスで一番優秀にも見える。彼女が2年生になったら、きっとA組いきだろう。この学校は成績ごとに生徒たちをA組、B組、C組、D組、E組に分けてる。C組はちょうどまあまあの成績でいる人たち。だから、彼女はこのクラスにいるのがとても不思議。不思議と言えばもう一人、今教室に慌てた入ってくる、可愛らし存在がいる。そうだ、彼女こそがこのクラスの一番かわいい、一番愛されてる存在、藤宮かおりだ。授業に遅刻しそうになったそうだから、慌てるんだろう。でも時間確認してあと、彼女が安心のため息をする。あたしは挨拶すると思ったけど、急に彼女の周りにクラスメイトが集まり、彼女に質問攻めになってる。消えろ、名前が知らない女子たち。ちなみに、その質問一部はこんな感じ。
「昨日、部活のあと、織田さんと一緒に帰りましたよね?大丈夫だったの?」
「怪我してしなかったの?」
「怖くなかったの?」
などなど。クラスの人たちにいったい、あたしのどんなイメージがついてるの?
藤宮はどうやら質問の一部は理解しなかった、だから彼女はただ優しく微笑んだだけだ。やっぱり、かわいい。あたしは挨拶を諦めて、そしてちょっとこころ痛むながらでも、今日の授業に集中すると決めた。
放課後、あたしと山下は教員室行かなければならなかった。今、吉田先生は足を組みながら、あたしが今日書いたクラブ新設申請書を読ませている。先生は組んでる足を何度も何度も組み替えるながら、考える顔してる。さっき、レースをもった黒い布を見えたきがする。やがて先生は紙から顔上げ、そしてごみを見るよな目で、あたしたちを見た。そのご先生は口を開けた、そしてこう尋ねた。
「で、これはなに?」
「クラブ新設申請書なんだけど。。。」
「そうか。」
そう言った先生は優しい笑顔でその申請書を文書シュレッダーに入れた。なんで笑顔でこんな酷いことするの?
「こんなものは君たちにもう必要あない。私は君たちにはすでに部活は用意できた。私について来い」
そう言った先生はあたしたちを第2校舎に連れてかれた。先生によると、第2校舎は昔本校舎だったんだけど、あたらしい校舎は作られた時それわ本校舎になった。それで、長い間使用されてなかったけれど、今は部活の数が増えたから、部室もたくさん必要になってた。古い廊下で歩いていると、まるでホラー映画の感覚が襲われる。放課後の学校やっぱりこわいし。まあ、あたしはこういうのが好きなんだけどね。などと考えていると、急に山下があたしの制服の袖を引っ張ってきた。彼女は泣きそうな顔でこう訪ねた。
「私たちどうすればいいの、織田?」
お前、キャラ間違えてるぞ。あと、泣き顔はかわいい。あたしはなにも言えずに、先生のあとをおった。しばらくしてあと、先生はある教室の前で泊まった、そして山下のほうを向いた。
「ここは山下の部室だ。去年廃部になったオカルト部の部室だ。好きで使っていい。」
山下は怖がりながら部室のドア開けた。部室の中はまるでどっかのダンジョンの監獄みたいで。超埃っぽい。
「去年?100年ほど前ではないですか?」
先生はあたしのツッコミを無視した、山下の背中をおした。
山下おいてあと、先生とあたしは廊下歩いてた。沈黙がながれた。その沈黙は嫌になったのかは分からないけど、あたしは口を開けた。
「これで良かったのか?」
「彼女に心配か?」
「いいえ。」
さっと答えた。先生は少し笑って続けた。
「あれでいい。彼女を無理やり他の人がいる部に入れるのはよくない。この方が彼女にとっていいのだ。」
やがて先生はまた、ある教室の前で止めた。
「ここだ。ここは君の部室だ。」
先生はドアをあけかけた時、あたしはまだその扉の向こう側になにがあるのか想像出来なかった。。。
こんにちは。レックスです。
見ての通り外国人です。おそらく外国人がなぜ日本語でライトノベルを書くのか疑問に思うでしょう。まあ、自分でもよくわからないです。ただやりたいだけです。でも、小説を書いてること自体は日本語勉強できるいい方法です。残念ながらこのせいで書くのわ遅いです。
この第二章もやく5ヶ月以内にでくたものです。やっぱり遅すぎます。ぼくももっとはやいペースで書くたいですが、時間と経験と体力はなさすぎるです。だからそれを改善するために頑張りたいです。次はもっと早いペースで書きたい。できれば年末までに第3章終わらせたい。
さて、この小説について語るべきことはきっとたくさんあると思えけんど。でも、それはまた次のかいでしましょう。
あと、ここまで読んでくれた人たちに、ありがとうございます。まった第3章で出会いましょう。