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主な登場人物について

◎キャラクター設定

木下陽葵きのしたひまり / 24歳〔1990年生まれ。〕

①職業:Webデザイナー

②好きなこと:読書

③当時について:中学時代は地味で目立たず、自分の席で静かに本を読んでいるタイプだった。そのため国語の授業で藤村先生が語る文学の世界に救われており、先生に対して密かに恋愛感情を抱いていた。しかし自信がなかったために告白はせず、卒業文集にだけ「先生の授業がとても好きでした。」と忍ばせた。

④現在:デスクの上でデザインの締め切りに追われる日々を過ごしている。自分の幼馴染や同級生達はほとんど結婚しているため、

「……私、何やってるんだろう」という『地味だった中学時代から自分の根っこは変わっていない』ことへの孤独と、「自分もなんとかしないと。」という焦りを感じてマッチングアプリを始めるが、彼女のスマートフォンに届くのは、結婚した友人たちのグループLINEの結婚報告や埋め尽くされる赤ちゃんの写真、マッチングアプリの無機質な「いいね」ばかりで、なかなか良い相手が見つからない。


藤村遥希ふじむらはるき / 36歳〔1978年生まれ〕

①職業:現在は私立高校の国語教師。

②好きなこと:読書、景色を見ながらの散歩

③当時の印象:穏やかで少しミステリアス。生徒全員に平等に接していたが、実は陽葵の書く作文の感性を密かに高く評価していた。

④現在:三十路みそじ後半になっても結婚していないことを同じ私立高校勤務の体育教師、田中祐介たなかゆうすけに心配され、「藤村先生、マジでこれやってくださいって。俺の嫁の友達もこれで結婚したんすから!」と(半ば強制的に)勧められたマッチングアプリをはじめる。

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