4話 寝起き×メイド×おっぱい
翌朝、俺は脱走しなかった
時間の問題もあったがなにより
あの人に迷惑をかける可能性があるとかんがえるとできなかった
朝日が差し込む部屋で、小鳥のさえずりが聞こえる
暖かいベットの上、フカフカの感触が、にど寝を誘惑してくる
普通ならここで誘惑を断ち切って起きるのだろうが、
生憎、欲望に正直な俺はそんなことできない
その欲に身をゆだね、一度意識をおとす
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「勇者様、 勇者様」
誰だろう、声が聞こえる、きれいな声だ
多分絶対美人だ。
目覚めるためではなく、美人を見るために起きる
俺は欲望に忠実なのでな
眠い目を見開くと、そこには
めちゃ美人な人がおったんや
いや、目を開けた瞬間ね、キラキラしてたのよ
銀髪巨乳メイド 都市伝説ではなかった
「勇者様 おはようございます」
丁寧な所作と綺麗な声にやられてうっとりしていると
「えっ!!きゃ 勇者様!!」
なぜか俺はハグしていた
何言っているかわかんねぇと思うが俺もわかんねぇ
無意識、そう朝の曖昧な意識ゆえに理性ではなく本能が優先された結果だったのだよ
俺は冷静に考える
そうこういう時こそ冷静に 落ち着けおれ 落ち着くんだ
「」
「」
まずい、10秒以上が経過してしまった
数秒程度なら、すいません、寝ぼけてました、と謝ればいいのだが
もはやそれが通用する雰囲気ではない、どうする俺
とりあえず一回揉んどくか いや 違う そうじゃなくて
この状況をどう乗り切る
「」
「」
めっちゃいい匂いするーー!、やばい、やばい
あったかいし、いい匂いするし、やわらかいし
マジヤバイ、マジやばいよ
これ以上は流石にやばい、そう思い、怒らる覚悟で
もにゅ
「んっ」
胸をもんだ
だからちげーつってんだろーー!
俺は即座に離れ、土下座し
「す すいませんでしたーー」
と謝罪した
「え え ええと 勇者様 どうか お顔を」
「ほんとにすいませんでした、朝はいつもこんな感じなんです
まだ目がさめっきてないというか、いたずらする感覚
でやってしまうことがあって 本当に すいませんでした」
あーあ やってしまった、 欲望に忠実とはいえ他人に嫌な思いをさせてまで
何かをしようなんて気はないのだが、朝の弱さがこんな形で出てくるとは
本当にすいませんでした
滅茶苦茶怒っているであろう
怖くて顔が見れない
しかしうろたえてはいけない、今はまつとき
相手からの許しがえられるその瞬間までまつのだ
これぞ 日本人の謝罪 土下座 静の型
ガチャ
「なにやってんの あんたら」
傍からみればカオスなこの現場をその声の主が終わらせてくれた
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