15/20
幻想は死んだ
「あは♪無理だわ、こーゆー人。生理的に拒否る(笑)」
_| ̄|○ガクッ
「……な?」
……なんかね、胸がね、心がね、スコップか何かで抉られた気がする
「あははは、にいやんから聞いて何となく分かってたけど、うん無理無理」
「異性としては?」
「論外」
「友人としてだと?」
「まだちょっとね〜」
「知り合いくらいなら?」
「それがギリかな〜あは♪」
____○_チーン
「とりあえず中にどうぞー、玄関でその状態でいられても邪魔ですからね〜」
「いつにも増して容赦ねーな。最低限の敬語しかねーの」
「にいやんの友達ならこんな感じでいいんじゃない?イケてる先輩なら態度考えるけど」
「そんなにダメかこれ。そこそこ顔は良いはずだけど」
「滲み出る小物臭よ。どうせ、ハーレム最高〜とか叫んで女子から冷たい目線向けられるタイプでしょ」
グハッ!
「……まるで見てきたみたいに言うな」
「女の子の観察眼を舐めちゃあかんよ」
………………
「ちなみにどこら辺が主にダメなのかもっと詳しく……」
お前これ以上傷抉る!?俺十分傷ついたのにまだやるの!?
「おぅ……生きてたか」
「ほらほら、中に入った入った……中に入るってなんかエロくね?」
…………これは現実か?
「あきらめろ、これが我が妹だ」
「おいにいやん、大事な妹に向かってこれとはなんだ」
俺の……幻想は死んだ




