やたら男っぽい…
…………え、お前、妹いるの?
「言ってなかったっけ?一人生意気なのがいるけど」
言ってねーよ聞いてねーよお兄さん紹介してくださいよ
「少しでもその下心を隠せたら考えてやる」
今日お前ん家行っていい?
「却下」
なんで!?
「下心を隠せと言ったはずだが……」
目的がお前ん家で遊ぶことだと暗に示しているかのような絶妙な言い回しだったろい
「今日、来ようとしてる時点でアウトだ。出直してこい」
くぅ…明日と言っておけばよかったか…
「それでも却下だ。少なくとも一旦話を切り替えない限り不正解だったわ」
話を切り替えることでお前の妹にはたいして興味ないんだぞ、的な印象を与えればよかったということか…なんて巧妙な罠だ…
「罠でも何でもないっての」
まあ、今会えないのは仕方がない、今度フラグを立てるとして…
「立たねーよ、てか立たせねーよ」
かわいいか?かわいいのか?かわわなのか!?
「………」
なんだ、その残念な子を見るような目は?
「ま、そうだな…身内びいきになるのかもしれんが…外見は可愛いと思う…うん」
…なんか腑に落ちてない顔だな?かわいいんだろ?……あれか、性格が悪いパターンか?
「いや、悪いわけじゃない。むしろ俺としては好ましい…んだが…」
……だが?
「やたら男っぽい」
……男っぽい?
「人格が、男っぽい。というかおっさん化してる」
……???
次回、あいつの妹登場!?新ヒロイン現る!お楽しみに~
「……この小説にヒロインはいねーだろ」
てかいい加減に名前を決めてほしいわ、呼び方が『お前』とか『貴様』とか、不自由極まりない
「だな」
《案が浮かばなくて結局考えずに書き始めたとか言えない…》
……あ?




