初めましてエッセイ
エッセイというジャンルを、今日初めて読みました。
短編で、季節おりおりのこととか、今日あったことを丁寧にていねいにみんな書いていました。
いいなぁ。それ。
風流というか、(はしくれだろうがなんだろうが)文学っぽい。
他方のブログ垢ではその場のテンションで意味不明なブログを自己満足に投稿し、これ大丈夫かなとうすうす思い始めていたころだ。
それに、小説のネタだのは、書いてしまわないとすぐ頭からほっぽり出しちゃう性格だ。
単純に、文章力もついでに上がるんではとは思うしね。うしし。
だから、日常の小さなこととかをなるべく丁寧になぞって、書き書きしていきたいです。
タイトルの「手垢ぺたぱた」というのは、私のこの試みも含め、やっていることは二番煎じというか別に大したことじゃないよという意味です。
みんなしてるから、みんなぺたぺた触ってるから、手垢がつくっていうんでしょう。
同じところを、みんな同じようにぺたぺた触る。
それを、あまり好きんくないひともいるだろうけど(私も逆張り族だから時に分かる)、私の場合、そう捉えたら何だかかわいく思える。
○傘
昨日の夕方、スーパーの傘置き場に傘を忘れたこと、今朝思い出した。
「あっ……」となり、すぐさまメモ帳に「傘」と書き書き。
出掛けの用事があったのでちょうどよかったものの、こんなことですらメモを書いておかないと頭からすぐ抜け落ちてしまう。
「傘」っと……。「率」と「卒」と紛らわしいんだよね。
よくありがちなグリップが硬いボールペンをノックし、その時気づいた。
「傘」って、へんてこな形をしてるなぁ。
それに、いちばん上の"人"が傘を表しているとして、これ、その下に4人いるのか?
4人、4人……。わたしははたから見たその光景を空想してみた。
えーと、暗い夜ん中で豪雨が降ってて、傘の中にひとが4人……。二人はきっと幼い子供で、両親の丸まった背中に被さって……いや、多い。現実の家族でもしたことない。
じゃ、発想を少し変えて。
4つある"人"は、ひとの体の一部たちを隠喩してるんじゃないか?
腕か足であろうか……。いや、蜘蛛か。腕の下に腕があることを想像すること自体がちょっときもい。海鮮料理を食べたのち一人で「傘」を見つめているもんで、少しタコみたいで気持ち悪くなってきた。
人の体の一部説には一旦区切りをつけ、ふとひとつの有力な説が頭にはらはら降ってきた。
傘を中から見上げるとき、"骨"はこんなではなかったかなぁと。
傘の骨は一様に、ぴーんとまっすぐ張っているわけではない。ちょっと弧を描いてるのもあるし、その骨を支えている骨もまたある。
それと似たように、二人の人間が支え合ってできる……「人」という漢字があるではないか。
あぁ、なるほどね……。謎が解けてちょっとほくほくする。ま、本当は違ってるかもしらない。けど知的好奇心はもう満たされたので、調べる気にはならない。満足満足。
こういう時、わたしは実は本当はお気楽な人間なのだなぁと思うのだ。




