4/4
『書き2づけなければ生き残れない』
あの怪談は、本当だった。
「小説を書く人間が聞くと消される」というあの話は、すべて現実だったのだ。
友人から話を聞いたあと、私は気づけば見知らぬ地下室に囚われていた。目の前に現れた「怪異」は、おぞましい形相で笑いながら、私にこう告げた。
「お前にはこれから、ここで小説を書き続けてもらう。書いたものは俺がお前のアカウントを使って『小説家になろう』に投稿してやる。だが、ルールがある」
それは、あまりにも残酷なルールだった。
「もし、締切に遅れたり、俺が読んでおもしろくないと思ったことが合計3回起こったら、その時点でそのお前を喰う」
それから何日経ったか分からない。
私はこの狂った部屋で、命を繋ぐために何本もの作品を必死に書き上げてきた。
だが、もう限界だ。
すでに私は、2アウトを食らっている。
怪異から「つまらない」と言われたら、次で私は確実に食べられて、跡形もなく消される。
次が怖い。
いつ終わるんだ………
さて、皆様意味がわかりましたか?わからない方はサブタイトルの数字を意識すると良いでしょう。
ページをめくって読み直してみてください。
またその順番を意識してください。
そうすれば、タイトルの本当の意味も分かるはずです。
………私はまだ、ここにいるから。




