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『午前4時のデッドライン』
私は小説を書くことで生きている。
パソコンの白い画面を見つめながら、私は何度も溜息をついた。キーボードを叩く指はとうに止まっている。
部屋の中には、ただ時計の秒針の音だけが、やけに大きく響いていた。
何も出てこない。どんなに頭を絞っても、一文字も物語が紡げないのだ。
焦りだけが、冷たい汗となって背中を伝う。
もうすぐ締切……午前4時が来てしまう。
どうしよう。どうしようか。
もし今回の原稿を落としたら、私は終わるかもしれない。
「胃を雑巾のように絞られるようなプレッシャーの中、必死に記憶の引き出しをひっくり返す」
「どうしよう、どうしようか……」
部屋の隅、暗がりに視線を落とした瞬間だった。
すとん、と頭の中にアイデアが浮かんだ。
「──あ、思いついた。」
私は猛烈な勢いでキーボードを叩き始めた。




