第4話『スーパーヒロインアカデミー!①』 - The Super Heroine Academy !
※当作品は発行元である株式会社ポニーキャニオン(ぽにきゃんBOOKS)に許諾のもと、掲載を行っております。
「お~い、いくぞーリンー」
「あ、ちょっとまって~」
バスターポリスのカレッジタウン、学生寮ヒロインハウスに引っ越してきて4日目。
ゴールデンウィーク明けの今日は私の初登校日だった。
亜衣ちゃんや悠美ちゃん、ハルカさんのおかげで、この街にも慣れてきた気がする。
でも、やっぱり転校初日ってちょっと緊張するなぁ。
友達いっぱいできるかな。
普通の学校ではやらない特別な授業とかあるのかな?
なんてことを思いつつ、新しい制服に袖を通してみる。
みんなと同じ、スーパーヒロイン学園【アカデミー】の制服!
*~*~*~*~*~*~*
「いやぁ、みんなで揃って登校するの久しぶりだなぁ!」
「いつも悠美が寝坊してるだけでしょ。私とハルカさんは毎朝この時間よ」
「だって超眠いんだもん、しょうがないじゃん」
「寝るなら学校で寝なさいよ」
「うふふ、学校で寝ちゃダメですわ♪」
ブロードウェイ通りをまたいで、中央公園をぐるっと回る通学路。引っ越してきた時も思ったけど、この街はホントにキレイだし都会って感じだし、なんかちょっとクラシックっぽいっていうか、えっと、オールドファッションっていうのかな?あ、これドーナツの種類だ。
なんていうんだろう、オシャレな感じがする。ちょっと昔っぽい古い建物があったりすると思ったら、ショッピングの通りは大画面の液晶ビジョンがあったりするし、この街は新しいのと古いのが混ざってる不思議な雰囲気だった。
そんな中を、お揃いの制服で歩く私たち。なんか、私だけ似合ってない気がするんだけど、だ、大丈夫かな…?
「ん、なんだ、不安そうな顔だなリン」
「え、そ、そうかな?」
「大丈夫よ、ヒロイン学園【アカデミー】はギフト能力者しかいないから、ギフトがあるからって変に目立ったりしないわ」
「え、えっと、うん。そうだね! …あ、あの、せいふく…変じゃないかな…?」
「あら、とってもよく似合ってますわよ♪」
「あ、えっと、ありがとうございます」
「ちなみに、うちの制服はメガポリエステル製だからちょっとやそっとじゃ破れないよ。伸縮性も高いし、ピストルの弾くらいじゃ穴もあかない。あと、耐火性もあるから燃えないしね」
「へぇ~!可愛いデザインなのにすごいんだねぇ!」
「って言っても、悠美はこれで3着目だけどね」
「さすがの技術部も、あたしのスーパーアクションについて来れる制服はまだまだ作れないようだな」
「制服のまま暴れるのやめなさいよ」
「亜衣よ、事件はいつも突然なんだ」
「あんたの場合、面白そうなことに首突っ込んでるだけでしょ」
そんな話をしながら歩くカレッジタウン中央公園。大きな角を曲がると、その先に見えたのは大きな時計塔のある建物。ここが、ヒロインのための学校、スーパーヒロイン学園【アカデミー】!
「うわぁ~!おっきいねぇ~!」
「一応これでも国立だからね」
「でも学力はわりとまちまちだよな」
「入学資格が『ギフト保有者の女子であること』だけだしね。でも、勉強の成績次第では普通に補修も留年もあるから、ちゃんとした方がいいわよ」
ヒロインの学校、って言っても、国立の特別科高校っていうだけで普通に5教科の勉強はある。勉強はそれほど得意なわけじゃないけど、ちゃんと頑張ればきっと大丈夫だよね。
私の場合は、どちらかというと実技っていうか、ギフトの方がちょっと心配だけど…。
「ギフトの授業とかって、どういう感じなのかな…?」
「なんだリン、ギフトのこと心配してるのか?ハッハッハ!大丈夫、お前はA級ヒロインなんだから、どんな授業も楽勝だよ」
「でも…私、自分のギフト使いこなせてない気がするし…」
「そんなことないぞ、リンの『事件超解決【トラブルブレイカー】』は最強のギフトの一つだ」
「ええ!?そんなギフトもってないよ!私のギフトはベアクローだよね!?」
「ん?ああ、そうだっけ。なんかあっちの方が衝撃的でベアクローのこと忘れてたよ」
「っていうか、事件に巻き込まれるのは単なる偶然だし…出来れば巻き込まれたくないし…」
でも、いつもなんだかんだで助かって、A級ヒロインで成績もいいみたいになってるし、クラスのみんなに誤解される前にちゃんと説明しなきゃ。
なんてことを考えていると、少しずつ近くなってくるヒロインアカデミーの校舎。これからこの校舎で、どんな学校生活になるのかな。ちょっとドキドキするかも!
校門をくぐって、ついにヒロイン学園【アカデミー】の敷地内に入る。道の両脇に並ぶ歴代ヒロインの銅像や石膏像。なだらかな広い坂を上っていくと、見開くように広がる校舎の全景!大きな時計塔、鐘つき堂、いくつかの学棟。そして、校舎を襲ってる大きな怪獣。
…え?怪獣?
ドシンッ…
…ドシンッ…!
……rrRoARREEEEEEEEEEoNKG!
「え? ……ええーーーーーーーー!?」
校舎の前に!お、おっきな、怪獣!?ええ!?なんで!?なにこれ!?
「み、みみみんな!あ、あれ!あれあれあれ!」
「あ、怪獣だ」
「あら?今日は月曜日なのに、珍しいわね」
「まぁ。大きいですわねぇ」
ええ!?なんでみんなそんなに冷静なの!?
「ああ、リンはアレ初めて見るのか。日曜の朝とかによく出るんだよアレ」
どういうこと!?なんで!?
「え、よ、よく出るの!?怪獣が!?」
「厳密には怪獣じゃないわ。いわゆる、悪の組織的なやつの作った怪物が最終的になんだかんだで巨大化した姿があれよ」
悪の組織的なやつ!?なんだかんだで巨大化!?なにそれ!?
「覚悟なさい巨大怪獣!学園の平和を脅かすものは、私たちが許さないわ!」
!?
校舎の屋上に誰かいる! こ、この声は…!
えっと、ポニーテイルが燃えてるカッコいい髪型の、すごい強い女の子!
そう!スリーエレメンツのリーダー、炎のスーパーヒロイン、フレイムテイル!
「…って、えええ!?フレイムテイル!?」
「みんな、危ないから離れててね!」
登校中の集まったギャラリーに向けてウインクするフレイムテイル。
助走をつけて火の玉になったフレイムテイルは、屋上から怪獣に向かって飛びかかった!
それをサポートしながら氷や雷で戦うスリーエレメンツ!それでも怪獣は止まらない!
「おお、今回の怪獣は手強いな」
「でもデザインが手抜きね。先週の怪獣に翼っぽいのをつけてるだけだわ」
デ…デザイン?先週?なんの話!?
「バービー!イヴ!みんなで一斉攻撃よ!」
フレイムテイルのところに駆け寄ったスリーエレメンツの二人!
そして、3人の心が一つになった感じのすごいオーラが出て、赤と青と黄色の光はラメラメのすっごいキラキラしたエネルギーになって三人の手から放出された!怪獣に直撃するエネルギーの光線みたいなの!すごい煙が出てあたりに衝撃波が走る!
「やったか!?」
「…いや、あれじゃダメだわ!フレイムテイル達の攻撃は効いてない!」
「なんだって!?」
ハラハラしながら見守る、私たちと大勢のギャラリー。モクモクと煙が晴れたその奥にいたのは、ほとんど無傷の怪獣だった!
「やっぱり、思った通りだわ。煙の幕があるときは大体無傷って相場が決まってるのよ!」
そうなの!?
rrRoARREEEEEEEEEEoNKG!
さらに荒っぽく暴れながら学校に近づく怪獣。このままじゃ校舎が…!
「仕方ないわ、みんな!奥の手よ!」
校舎の中に駆け込んでいくスリーエレメンツの3人。どうするんだろう…?
「…おい、もしかしてこれって…」
「どうやらアレのお出ましね!」
ええ!?まだなにかあるの!?
一瞬静かになる、騒然とした現場。怪獣はちょっと不思議そうな顔をして様子を見ている。
すると、ヒロインアカデミーの校舎は大きな音を立ててトランスフォームしだした!
「ええええええええ!?」
みるみるうちに変形していく校舎!あっというまに、怪獣と同じくらいのサイズのロボに!
「でたぁー!ヒロイン学園【アカデミー】の秘密兵器、トランスコーシャ・ジャスティスロボだ!」
「変身バンクが新しくなってたわね!これは新必殺技の予感だわ!」
亜衣ちゃんがなんか変なこと言ってる!? ど、どうしよう、やっぱりついていけそうにないかも…。で、でも、ダメだよね、みんなに溶けこまなきゃ…!
「い、いけ~ジャスティスロボ~!」
周りを見てみると、他の生徒の子達も声を出して応援してる。な、なんだろうこれ…でも、これが普通なんだよね!たぶん!
そして、ジャスティスロボの胸のハッチみたいなところが開いて、なんかものすごいビームみたいなのが出た!怪獣はそれをくらって、大爆発した!
「やったぁ!」
「すごいぞジャスティスロボ!」
「うわー私もっと早く登校すればよかった~」
…周りの生徒のみんなが口々に楽しそうに話してる…。
「…え、えっと…」
「いやぁ、超いいもん見たなぁ!」
「戦闘シーンが短いわね。もう少し展開を凝って欲しかったわ」
…どうしよう、なんて聞けばいいんだろう。
「…か、かっこよかったねぇ~…」
ああ、私のいくじなし!
もう一度トランスフォームしなおして普通の校舎に戻るヒロイン学園【アカデミー】。
これ…これから私が通う学校の校舎…なんだよね…。
*~*~*~*~*~*~*
『皆さん、ゴールデンウィークの課外活動お疲れさまでした!カレッジタウンをはじめ、ウェストサイド、リバーサイド、スクエアガーデン等、それぞれの自治体から感謝状が沢山届いています。大きな犯罪や凶悪犯と戦うのもヒロインの努めですが、困っているご年配の方や、ご懐妊のお母さん、どうしても注意が行き届かないお子さんなどの身に迫る危険を防ぐことも、同じくらい大切なことだと思います。今回は、そういった事案についての感謝の声が多く寄せられており、みなさんの素晴らしい活躍を生徒会長としてではなく、一人のバスターポリス市民として嬉しく思います。これからもみんなで、安全で元気なバスターポリスにしていきましょう!』
パチパチパチパチ!
全校集会、凛々しい声でスピーチをするフレイムテイルこと生徒会長、火馬美尾さん。
っていうか、フレイムテイルってここの生徒だったんだ…。
『続きまして、校長先生のお話です』
放送部の人のアナウンスで、校長先生っぽい人が歩いてくる。きれいな白髪に、なんていうんだろう、オシャレな感じのヒゲがはえてる、ステッキを持った紳士っぽい人。
『えー、みなさん、ゴールデンウィークはとても素晴らしい活躍をしてくれてありがとう。ティーンズヒーローの活躍を見ていると、私たちの若い頃を思い出します。これからも、強く優しい、バスターポリスの天使達として街の平和を守ってください』
(優しそうな校長先生だね~)
(校長も昔はヒーローだったんだってさ。30年くらい前の話らしいけど)
(へぇ~!)
(こら、二人とも、喋っちゃダメよ)
『ただ…』
穏やかな感じで喋ってた校長先生が、急にすごくグッタリした感じで喋る。
『…むやみに市民の車を投げて壊したり、火事が起こってるからって近くの学校のプールをちぎって持っていったり、空なら大丈夫と思ってレーザービームを乱射したりするのは、出来ればやめてくださいね。先生、色んな人に怒られて、そろそろくじけそうです…』
(聞いたか亜衣?まったく、とんでもないことする奴がいるんだな)
(…そ、そうね、どこの誰かしら。信じられないわね)
(そんな人いるんだね~)
『…ええそれでは、中間考査に体育祭、期末テストなどそれぞれ、学業にも十分はげみつつ、これからも健やかに頑張ってください』
*~*~*~*~*~*~*
「く…くがせま…熊瀬川リンです。よ、よろしくお願いします!」
教室の前のとこに立って、自己紹介をする私。
40人くらいのクラスメイトの視線が私に向けられてる。こういうの苦手だなぁ…。
「熊瀬川さんはなんと、100件以上の事件を解決してるA級ヒロインです!みんな、熊瀬川さんを見習って立派なヒロインになってね♪」
ええええええ!? 先生、その紹介の仕方はなんていうか、えっと、嘘っていうか、大げさっていうか、まぎらわしいっていうか、ど、どうしよう……。
「あ、あの…先生、私A級だけどあんまり強くなくて…」
「あら、謙虚なのね。うん!慎ましく、強く美しく!それこそヒロインってものだわ!」
こぶしを握ってうっとりしてる担任の先生。え、えっと…どうしよう。
「あの、じゃなくて先生、私…」
「はい!じゃあ熊瀬川さんは生田目さんの隣ね。生田目さんはクラス委員だから、わからないことがあったらなんでも聞いてね」
「…あ、はい」
「リン、ここよ」
亜衣ちゃんが手招きをして、私の席、亜衣ちゃんの隣の席に座る。
「よかったぁ~~亜衣ちゃん隣なんだねぇ~…」
「どうしたのよリン、なんか疲れた顔してるわね」
「なんていうか、思ってたよりだいぶビックリすることが多いっていうか…えへへ。でも亜衣ちゃんと一緒にいたら安心だよ~」
「でも、先生も大げさな紹介するわね。リンの実際の能力を見てからにすればいいのに」
「ほんとだよぉ」
「…そういえば、悠美ちゃんは別のクラスなの?」
「ううん、さっきからずっとそこで寝てるわよ。窓際の一番後ろの席で豪快に寝てる子」
見てみると、そこには髪の毛のかたまりみたいな人影が。ああ、ほんとだ、これ悠美ちゃんだ。ほんとに学校きてずっと寝てる…。
ショートホームルームが終わって、1時間目の授業の準備をする時間。
「熊瀬川さん!A級ってホント!?」
「え?えっと…うん」
「A級かぁ~憧れるなぁ~!」
「え、え?」
「うちのクラスじゃ超野さんいれて二人目だね!」
「え、えっと、でも私…」
「ねぇねぇ、どんなギフトなの!?」
ええ、でも…なんか誤解されそうな気がするんだけどなぁ…。どうしよう亜衣ちゃん、って話しかけようと思ったら、亜衣ちゃんはクラス委員の用事で先生のとこに行っちゃってる。悠美ちゃんは寝てるし…。ま、まぁ、別に大丈夫かな?
「う、うん…。えっと、私のギフトはベアクローっていうやつで、こういうのなんだけど…」
私は、手を胸の前に出して、グーを握って軽く曲げて、爪を出す感じにする。
すると、普段あんまりそれっぽい活躍はしてない私のギフト、ベアクローが飛び出す。
シャキーン!
「うわぁー!これってあれでしょ?なんか教科書でみたことある!」
「そうそう、なんとかチウム合金のすごいやつでしょ?」
「そ、そうなのかな…?」
「すごーい!なんかヒーローって感じだよね!」
「私もそういう能力だったらなぁ~」
「ねぇねぇ、そのギフトってどんな感じで使うの?」
どんな感じ…っていわれたら、そうだなぁ。
「えっと、普通に肉(鶏肉とか)を切るのにも使うし、(野菜の)皮を剥く時も使うし…」
「あ~あと、(お魚の)頭を落とすときとかにも使ったりするかな。(三枚におろす時は)骨にそって刃を入れたらキレイに切れるんだぁ♪」
「………」
あ、あれ?なんかみんな急に静かになったような、青い顔してる…ような…?
「えっと…どうしたの?」
「いや、お、思ってたよりグロいっていうか…ちょっとビックリして」
「あ~たしかに、本格的になってくると(とれたての魚は鮮度を保つために)血抜きとかもするし、ちょっと生臭いけど、でもすぐ慣れるよ♪」
「…………」
あれ?なんかもっと変な感じになってる?
「えっと、よかったら今度みんなで一緒にやろうよ!私でも出来るし、簡単だよ♪」
「い、いや、私らにはちょっとハードル高いっていうか、ちょっと凄すぎて…」
「初心者でも大丈夫!基本的な部分を覚えたら後は大体同じだから♪」
あれ…?なんか、さっきから、喋れば喋るほど変な空気になってるような…。
…もしかして、みんなお料理あんまり好きじゃないのかな…。
「じゃ、じゃあ、えっと…難しいところは全部私がやるから、みんなで食べようよ!」
「た、食べるの!?」
「え?うん…?」
あれ?なんかみんながすごいざわざわしてる…?でも、お料理つくって食べないのって変だよね…?
「…い、いやぁ、やっぱりA級ってすごいね」
「超野さんと比べたら普通なように見えたけど、熊瀬川さんも十分凄かったね」
「え、そ、そう?これくらい、ちょっとやってる人ならみんな出来そうだけど…」
「いや、なんていうか、A級のこと舐めてたよ。やっぱり全然違うね」
「そ、そうかなぁ。全然A級っぽくなくてたまに悩むんだけど…」
「大丈夫、熊瀬川さんは自分で思ってる以上に完璧なA級だよ」
「え、えっと…ありがとう♪じゃあもっと頑張るね(お料理を)!」
「う、うん、頑張ってね…」
*~*~*~*~*~*~*
授業の内容は、予想してたよりかなり普通だった。校舎がトランスフォームするような学校だしどんな授業かちょっと身構えてたけど、意外なくらい普通で逆にちょっとビックリ。
あと、亜衣ちゃんって実はかなり頭が良いらしくて、どの問題もスラスラ解いてた。私は、勉強は普通かそれよりちょっと下くらいだから、わりと苦労しながら解く感じだけど…。
それから、お昼休み。亜衣ちゃんと悠美ちゃんと三人で一緒に食べるお弁当。
「どうだ?クラスには慣れたか?」
「半日で慣れるもんじゃないでしょ」
「クラスの皆とお話しして、ちょっと仲良くなったよ♪」
「へぇ~。まぁリンって人懐っこいしな」
「そう?私は人見知りするタイプだと思ってたけど、意外とすぐなじめたのね」
「うん♪」
「午後の授業は体育だけど、じゃあ心配いらないみたいね」
「え?なにかあるの?」
「5教科は別に普通なんだけど、体育の授業は少し変わってるっていうか、工夫されてるの。それぞれに持ってるギフトの種類が違うから、大体似てるギフトで集まってその中で体育をするのよね。だから体育に限っては、学年の全クラスが同じ時間にやってるの」
「へぇ~!ちょっと面白そうだね!」
「ちなみに、ギフトの種類は大まかに何種類かで分けられてて、怪力系とか、接触系、ビーム系、自然系、変身系、超人系とか、ホントはもっと細かい分類だけど、体育の時は大体こんな感じで分けてるわ」
「私はどれなのかな…?」
「リンは超人系ね。ちなみに悠美は怪力系で、私はビーム系よ」
「なんか、どのグループも凄そうだね…」
「いや、そうでもないわ。例えば怪力系の場合、別に怪力系だからってみんなでパワーを競うわけじゃなくて、むしろその逆で、繊細なコントロールをしないといけない卓球とか、そういう感じの授業だったりするのよね」
「へぇ~。亜衣ちゃんのビーム系はどんな内容なの?」
「ビーム系は弓道ね。これは結構素直にそのままって感じだけど」
「へぇ~!なんかちょっと楽しそうかも!」
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熊瀬川リン:三森すずこ
生田目亜依:内田真礼
超野悠美:諏訪彩花
剛力ハルカ:早見沙織
和迩黒子:竹達彩奈




