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1章
「総司はどう思う?」
「不可能と可能の両方を思う」
「それどうゆうこと?」
友達の女二人に言う。
「不可能も可能だし可能も不可能という話だ」
「あんた勉強ばっかりしてるでしょ」
そこに女一人が話に加わってくる。
「月見さんか。叡智が上がるのはいたらなく宝玉だ。それが分からない者は人生を損している」
「ところで損の意味は分かるのかな?」
私が続けて二句つなぐと不満そうな顔をする。
「ところで私は小説を書いたんだ」
「どういうやつ?」と恭子。
「今から三十年後の東京を舞台にした小説を読んでな。その小説家の前日談的な小説を描きたいと思って書いてみたんだ。名作でな。三人にもぜひ読んで欲しい」
「ふ~ん」
で次回に次ぐ。




