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アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を教育します。  作者: ぽんぬ


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かよの能力

本日から朝と夕方の2回投稿にしたいと思います。

平日は、朝8時投稿。夕方5時投稿。

土日、祝日は、朝10時。昼の15時投稿にします。


巫女服を着たかよが、静々と庭に出る。

音の解析を行なっていたヒロ達が訝しむ。

どんな魔法を使うか尋ねたが

「まぁ、見とれ!」と元気に言われただけだった。

徐にハサミを出す。


あのハサミは!?私は、腰にかかっている自分の神器はある。

かよはハサミに魔力を込めるとそのハサミは織り機に変わる。

あんな魔法は見たことない。


かよが、空気から魔素を集め始める。

これは、失われた技術だ。

「嘘でしょう。」自然と言葉が溢れる。


かよが、歌い始める。



トンカララン。

トンカララン。

紡いでいく、かくもかしこき比売神様の元で

はらえ、禊のへの時の加護を


トンカララン。

トンカララン。

紡いでいく、時も人の心も大地の理さえも


大地に生まれし、行きとしいける者

その、糸のほつれやねじれをお許しください。


トンカララン。

トンカララン。

願わくば、どうか糸のほつれをお直しください。



かよが、織り機を動かす。神辺の土地の魔素が糸になり織り機に繋がり、一つの布になっていく。



これは、伝説の神の領地に辿りつき、神に近いものだけが使える。

神聖魔法。

古くは、使えたものが社を収めたという。


かよは、帝より神に近いかも知れない。



糸を布に変えているかよをみる。

だんだんと花のいい香りがしてきた。

かよの歌声も美しい。


天女を思わせるその姿はとても畏れ多く

私の目から自然と涙がこぼれ落ちた。





儀式を終えたかよが織り機をハサミに戻す。


すると、かよが倒れた。


慌てて、駆け寄る。


「やはり、櫻子だけは、気を失わなずにすんだな。」かよの言葉に周りを見渡す。

ヒロも茜茜も皆気を失っている。


「大丈夫じゃ、気を失っているだけだ。それより、櫻子気分はどうじゃ?」

かよに言われて気がつく。

あのまとわりつく嫌な感じや焦燥感がなくなっている。


「何をしたの?大規模な祈りによって、神辺の土地全体の魔素が動いたように見えたけど。」

「それをしただけじゃ。」かよが、当たり前のようにいう。

「そんなことをしたら死ぬやろ!」語気が強くなる。


あんな、大量の魔素を体に取り込みその糸で機織り機を動かすのは、人間にとって命とりだ。


「そうじゃな。でも、みんなの為になったであろう?」かよがニコッと笑う。


そんな顔で笑うな。

この技がなんで継承されなかったか

いや、継承できなかったのだ。

そして、かよはあの伝説の巫女だったかも知れない。


そして、静かにかよが、気を失う。


歌詞の部分悩みました。

だいぶ悩んで、本能のまま書いたので、だいぶダサいです。

ぼかして、皆様の想像力にお任せしようかとも思ったのですが、自分で書いてみたかったので書きました。

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